対FC東京戦(14−11)。

守備応対面を基盤に,試合を組み立てる。 浦和が表現してきた戦い方からすれば,「らしくない」かも知れません。 相手を自分たちが狙う戦い方へとなかなか引き込めない,逆に浦和が持っている強みを相手に抑え込まれてしまって,「らしさ」が表現できない形…

対横浜FM戦(14−10)。

リバウンド・メンタリティを表現することができるか。 前節からの課題を考えるならば,このようなものではないかな,と思います。と同時に,ここ数節に共通する課題を考えるならば,後半立ち上がりからの時間帯をしっかりとコントロールできるか,という部分…

対柏戦(14−09A)。

45:00から,60:00を経過するあたりまでの時間帯。 この時間帯が,今季の課題になっているように感じます。たとえば,前半段階では対戦相手を狙う戦い方に嵌め込めていたとしても,後半立ち上がりからは正反対の構図に嵌り込んでしまいがちになる。…

「骨格」を先行公開(次期ロードスター)。

ちょっと見ると,初代を踏襲しています。 それだけに,どれだけの技術的なジャンプアップを仕掛けてきているのか(FRシャシーに,スカイアクティブ・テクノロジーをどのように落とし込んできているのか),個人的には興味深いものがあります。 今回はフッ…

対川崎戦(14−08)。

相手の強みを抑え込むために,守備応対面での約束事が明確に落とし込まれていたのではないか。 これまでとは違う準備をしてきたのではないか,と思うわけです。攻撃面に意識を傾け,攻撃面を出発点として戦い方を組み立ててきたファースト・チームが,今節に…

Q50 Eau Rouge.

プレミアム・ディビジョンとして,どのような立ち位置を狙うのか。 市場参入にあたって,当然に検討されるべき課題であるように思うのですが,意外に明確なイメージを描き出すことが難しい課題でもあるようです。高級車であっても高い運動性能を持たせたい,…

対徳島戦(14−GL#3)。

課題が見えたのは,ある意味当然でしょう。 浦和が狙う戦い方は,“コンビネーション”が重要な要素となっています。トップが持っている強みやアタッキング・ミッドフィールド(インサイド・ハーフにアウトサイド・ハーフ)が持っている強み,セントラルや最終…

対名古屋戦(14−07A)。

勝ち点3は,「理」だけで導けるものではない。 その通り,だと思います。野村さんが言う,「勝ちに不思議の勝ちあり」ではありませんが,勝負事では幸運を味方に付けることも求められるものと思っています。 けれど,幸運を引き寄せるためには,「理詰め」…

対仙台戦(14−06)。

カップ戦では,戦力的な底上げを狙う。 長いシーズンを考えれば,このようなアプローチを採用するケースも決して少なくはありませんが,水曜日の中野田,そのパッケージを考える限り,「戦力的な底上げ」だけがテーマであったとは思えません。2014型の浦…

対大宮戦(14−GL#2)。

最適解のひとつかな,と思います。 リーグ戦で,どのような微調整が加わるか,という留保はあるとしても,浦和が「14型」として狙うべきフットボールを描き出すためのパッケージとして,今節のパッケージはひとつのフォーマットではないかな,と思っていま…

2014〜15シーズンからコアチーム(香港セブンズ)。

2020を考えるならば,まずは2016。 そして,2016を考えると,準備期間は決して余裕がある状態ではありません。ならば,長期にわたって強豪と真剣勝負ができる舞台に立つことが,最も重要な要素になってくるはずです。この最も重要な要素を,香港…

対神戸戦(14−05A)。

前半と後半に,かなりの落差がある。 落差を生じた要因は,高いエリアから相手が仕掛ける積極的なプレッシング,でありましょう。このプレッシングに対して,どのような対抗策を描き出すべきか。後半だけを基準にチームの課題を考えるならば,このようなもの…

「浦和レッズの現状と今後について」とのリリースについて。

「行動基準」はすでに用意されています。 観戦のルールとマナーというページに記載されている,重点禁止項目として浦和が位置付ける6項目をはじめとする各項目は,規制事項であると同時に「競技場へと足を運ぶひとたちへの行動基準」と位置付けることができ…

対清水戦(14−04)。

昨季の課題が,また出てきてしまった。 先制点を奪われた局面を振り返ってみるに,そんな印象が残ります。けれど,指揮官はハーフタイムを挟んで,チームに的確な「刺激」を加えてきた。今季の浦和にとって,大きな意味を持つ刺激であるように感じます。 相…

対広島戦(14−03A)。

攻撃面よりも,守備応対面に意識を強く傾ける。 今季は,攻撃面にアクセントを強く置く,というよりも守備的な安定性をまずは意識する,という戦い方を指向しているように受け取れますが,今節については組織的な守備応対,戦術的な約束事を基盤とする守備応…

制裁決定について思うこと。

千田さんが指摘したように,今回の問題はFIFAマターです。 Jリーグからのリリースにも,FIFAマターであることが示されていますし,であれば,このリリースに記載されている制裁内容は当然の内容です。具体的な制裁内容が正式に発表されたことを受け…

対鳥栖戦(14−02)。

ひとつの連携ミスが,決定的なミスへと連鎖する。 単純にスタッツから今節を振り返るならば,“NOT OUR DAY”という表現もできるかな,とは思います。思いますが,“NOT OUR DAY”な状態に自分たちから嵌り込んでいってしまった,という印象も強く残っています。…

跳。

最も完成度が高い「魂動」かな,と。 そんなことを思わせる,魅力的な“コンセプト”であります。 こちらの記事をもとに,マツダがジュネーブ・ショーに出展したコンセプト,「跳(HAZUMI)」について書いていこう,と思います。 さて。いつも通りにデザ…

嵌め込み方。

接点に対して,分厚くアプローチを仕掛けたい。 そんな意識を,相手は待っている。接点に対して複数が働き掛けてきてくれれば,ライン・バランスは変化する。このタイミングを狙い澄まして,斜めに鋭く仕掛けていく。 接点に飛び込み過ぎれば,相手の術中に…

対G大阪戦(14−01A)。

昨季,提示された課題をどのように克服するか。 チームとしてどのような守備応対を表現していくか,その方向性は明確なものになっているな,と感じます。まだまだ煮詰めていくべき要素,バランスを突き詰めていくべき部分があるとしても,「勝ち点3」を奪取…

フォード・フィエスタ。

ゲイドンが新たにコンパクトを仕立ててきました。 と言ってもそれほどの不思議のないフロント・セクションであります。と言いますか,シグネット(トヨタIQをベースに,アストンが仕立てたコンパクト)に代わる新たなコンパクトとしてリリースされる可能性…

C−01。

古典的な雰囲気と,現代的な雰囲気と。 また,UK的な雰囲気,たとえばカフェが持っていた雰囲気を感じる部分もある反面で,US的な雰囲気,たとえばプロストック・マシンが持っている雰囲気を感じさせる要素もある。でも,開発拠点はドイツに置かれている…

パナソニック・ワイルドナイツ対サントリー・サンゴリアス戦(13〜14TL・POT決勝戦)。

守備応対が印象的な試合でありました。 ありましたが,守備応対の方向性はそれぞれ違っていたように思います。前半だけで見れば,サンゴリアスの守備応対が効いていた,という印象ですが,試合全体を通してみるとワイルドナイツの守備応対がサンゴリアスのリ…

組み合わせ決定(第51回日本選手権)。

今季は1回戦から真剣勝負,であります。 昨季までは,決勝戦へと駒を進められなければ,日本選手権への出場権を獲得することはできませんでした。今季は,準決勝に進出した段階で指定席切符が用意されます。今季からは,4チームが日本選手権で戦うことがで…

レガシイ、アンベール。

セグメントDよりも,ちょっとだけ小さいセグメントD。 あるいは,セグメントEよりもちょっと小さなセグメントD。 北米市場を主戦場とするクルマは概して,セグメントの中間領域を狙っているように思います。たとえば,レクサスGSはセグメントEとして…

4シリーズ・グランクーペ。

たとえば,4ドア・ハードトップ。 確か,日産はBピラーを持たないピラーレス・ハードトップにこだわっていたように思いますし,トヨタは逆に早い時期からピラード・ハードトップへと軸足を移していたように記憶しています。いまは,受動安全性などの要請か…

DIG−T R。

直列3気筒・1500ccターボ。 排気量だけを取り出せば,今季からのフォーミュラ1,その技術規則に規定されている排気量と近いものがありますし,直列3気筒というレイアウトを考えると,市販車(特に,コンパクト・クラス)との共通性を感じさせるもの…

山田暢久選手現役引退によせて。

“インディアン・サマー”という言葉が似合わないフットボーラー。 インディアン・サマーは一般に,小春日和を意味する言葉です。この意味を取って,フットボーラーのキャリア後期,最後の輝きを放つ時期を指して,インディアン・サマーという表現をする,とい…

POTプレビュー(ラグビー・トップリーグ)。

今季から,トーナメント形式が大幅に変更されています。 昨季までは,1回戦総当たり制を採用していました。1回戦った相手と,もういちどリーグ戦を戦う,ということはありませんでした。対して今季は,もういちど同じ相手と戦う,その可能性があるわけです…

帝京大学対早稲田大学戦(第50回全国大学選手権・決勝戦)。

緻密なスカウティングによって戦い方を組み立てていたのは,早稲田ではないか。 早稲田が仕掛けた攻撃を見ていて,そんな印象を持ちました。接点からボールを引き出して,ボールを動かしはじめる。この展開から縦を,という局面である「タイミング」を狙って…