2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

対モロッコ戦(グループD第2戦)。

望み得る,最大の勝ち点で第2戦を終了,と。 しかしながら,初戦とは違った難しさが,第2戦にはあったかな,と思います。ごくごく短めに,モロッコ戦であります。 単純に書いてしまえば,ボールを奪うエリアをなかなか自分たちの攻撃に合わせる形に持って…

対磐田戦(12−19)。

チームの強みを削らずに,バランスを再調整する。 と言っても,守備応対から逆算するような戦い方へとギアチェンジする,という意味では当然ありません。トランジション前後の局面だけを取り出せば,確かにカウンター・アタックの要素が強く感じられるフット…

対スペイン戦(グループD第1戦)。

ブックメーカも,読み切れなかった「勝ち点3」奪取。 「マイアミの奇跡」に続く,「グラスゴーの奇跡」との表現もスポーツ・メディアさんを中心に見られますが,必ずしも奇跡という表現は適当ではないかも,と思う部分があります。もちろん,グループリーグ…

YARTはYRT!?(WEC第3戦・鈴鹿8耐)

エントリー・リストにクレジットされているのは,確かに“YART”です。 2001シーズンからFIM世界耐久選手権を戦う,グラーツの程近くにファクトリーを構えているレース屋であります。この段階で,チェックが止まってしまったのですね。R1を鈴鹿へ…

WEC第3戦。

6月の土曜日,のお話ではありません。 6月の土曜日は,スポーツ・プロトタイプで戦われるレースで,その時間は24時間です。こちらの第3戦は7月最終週の週末,鈴鹿で戦われるレースであります。となれば持ち込まれるレーシング・マシンはスポーツ・プロ…

ユニオンジャックのライアン。

国際舞台に,縁が薄い。 ラグビー・フットボールでは,RWCに代表される国際舞台でも勝負権を持つ,そんなチームを擁しているのに,アソシエーション・フットボールではなかなか国際舞台で存在感を示すことができない。外野,特にイングリッシュな外野は“…

浦和駒場のこと。

歩き慣れた,というのはかつての話だけど。 街並みだって変化しているのだけれど。 それでもやはり落ち着くものだな,などと思いながら,R463バイパスへと抜ける道を歩いていました。バイパスに出て,ディーラ裏の側道に入って,産業道路を跨ぐ歩道橋を…

峻希選手とセルヒオ選手のローンに思うこと。

普段は意識して,チーム目線だったりクラブ目線にしているところがあるのですが。 でも実際には,プレイヤーズ・ファーストな要素も忘れたくはないな,と思っているところがあるのです。 まだ,新潟戦の話も書いていませんし,浦和駒場での話も積み残してい…

ミッドシーズンの人事往来によせて。

めぐりあわせとは,どんなフットボーラーにも当てはまる言葉かな,と思います。 もちろん,ポジティブな意味でのめぐり合わせもあるでしょう。 それまで不遇を託っていたフットボーラー,あるいは戦術的なミスマッチによって精彩を欠いたまま,あるいは錆び…

対鳥栖戦(12−17)。

狙い通りの要素と,想定外な事態と。 およそ,正反対の要素が不思議と同居してしまった試合ではなかったかな,と思います。「勝ち点3」を引き寄せるに十分な得点差,と思われた得点差が,いつしか最小得点差にまで縮められたのですから,チームが大きな混乱…

ピッチだけが知っている、は過去に!?

ピッチだけが知っている,と言えば。 オールド・ウェンブリーのピッチは,かなり重要なことを知っていたはずだ,と思います。 ジェフ・ハーストが放ったシュート,そのシュートは最終的にどの位置に落ちたのか。ゴールラインの真上に落ちたのか,それともボ…

エヴォーラ414Eハイブリッド。

1000Nm(102.0kgm)とは,驚きですね。 最高出力,ではなくて,最大トルクであります。たとえば,0km/hからどれだけ鋭く加速できるか,であったり,曲率のきついコーナに飛び込み,速度が大きく下がった状態から再加速する,その加速に大…

18枚の切符。

設計図を部分的に書き換えてきたのかな,と思います。 といっても,戦術的な枠組みまでが書き換えられる,という感じでもありません。トゥーロンで否応なく実感させられることになったフィジカル面での差,その差をどのようにして縮めるか。速さ,という要素…

対C大阪戦(12−16A)。

確保しかけた,と言うにはちょっとばかり不安定だった「勝ち点3」。 結果として残る「勝ち点1」には変わりはないものの,飛田給でのアウェイ・マッチとは明確に違う,ゲーム・マネージメントのまずさを感じさせる,そんなゲームだったように思います。相変…