2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

基盤の話。

さて,ちょっと柏戦で思うところなどを。 どうも,方向性が明確ではないな,と思います。 ボール奪取に対するイメージがずれてしまっているから,仕掛けのイメージも同時にずれていってしまっているように見えるのです。リトリートからポゼッションを基盤と…

対柏戦(08−14A)。

的確なスカウティングをもとに,戦術的な鍵を見い出す。 その鍵を,自分たちの表現すべきフットボール・スタイルに差し込んでいく。アウトサイドでの主導権を最優先項目として位置付け,さらに“スペース”を明確に狙った攻撃を徹底して意識付ける。 恐らくは…

やっぱりリッピ。

となると,再び葉巻姿が見られるわけですな。 ダッグアウトに構え,戦況を見つめる姿に必ず,葉巻が付いてきているひと。デッレ・アルピでも,ジュゼッペ・メアッツァでもそんな姿が見られましたが,ベルリンのオリンピックシュタディオンでの姿を最後に,彼…

経験を武器にするために(IRB・JWC)。

どう,この年代の強化を進めるか。 ひとつの方向性が見えたとは言えるはずです。となれば,どのようにして継続的な強化ができるのか,JRFUのひとたちの(当然,好意的な意味での,ですが。)“ポリティクス”,その手腕が問われるものと思います。 再び,…

「ホーム」と広域開催と。

今季は,ホームを大事にしながらも広域開催を,という印象です。 広域開催,というと,どうしてもネガティブな意識を持ってしまいます。アソシエーション・フットボールの世界で,「特別活動地域」なんて言葉を見かけたからかも知れません。“ホームタウン”と…

対バーレーン戦(アジア3次予選)。

ちょっと「個」にバランスが傾きすぎているかな,と思ったゲームです。 「個」を最大限に引き出すというアプローチを全面的に否定するものではないけれど,攻撃,守備両面における組織戦術をどのように設計しているのか,その設計した要素をどのようにしてチ…

スティーブ、トゥヴェンテへ。

欧州選手権を逃した,その原因とされるひと。 ではありますが。 ピッチで勝負を繰り広げるタイプと言うよりは,何かを構築していくタイプ。最大限好意的に解釈するならば,そんな印象を受けるひとです。 で,新たな活躍の舞台は,エールディビジ。 というこ…

Trophy goes to Celtics (2008 NBA Finals).

それほどしっかり見てはいなかったのですが。 トロフィーを引き寄せた最終戦,コメンタリーを担当していたひとも指摘していましたが,相手が「自滅的に」ミスを犯していた時点で,戴冠は時間の問題になるだろうと感じました。 セルティクス!?セルティック…

Dutch, or Brazillian?

候補に統一感を感じられないのは,気のせいでしょうか。 また,“ユニット”として監督候補を見るべきではないかな,と思うところもあります。いずれにせよ,アウトサイダーからすれば興味深い人選であります。 さらに言えば,契約期間が短期(つまりは201…

やっぱり狙いは。

岡田さん好みにして,大木さん風味も濃厚なのかな,なんて思いますね。 縦方向の2トップ。で,中盤がアウトサイドに大きく開いてもいる。 つまり,時間帯によってはウィンガーを配した3トップとも見えるわけで。ディビジョン2時代から,大木さんが主戦パ…

対タイ戦(アジア3次予選・アウェイ)。

戦い方では方向性を感じさせつつ,現実主義的に得点を奪取する。 本戦を現実的な射程に収めながら,同時に現実主義的な対応が求められるアジア予選に対応する,という意味で,この試合は一定程度においてシナリオ通りではないかな,と思います。 いつものよ…

対カメルーン戦(U23・IFM)。

本戦を想定すれば,「勝ち点3」を奪取すべき試合でしょうね。 もちろん,グループリーグは短期とは言えリーグ戦ですし,勝ち点3を奪取できなかったことと,予選突破との関係性は直線的に結ばれるとは限りません。 「他力」の要素も絡み合う可能性を持って…

スコラーリ、スタンフォード・ブリッジへ。

ナショナル・チームではなくて,クラブでしたか。 確か,ファビオ・カペッロが就任する直前だったか,イングランド代表監督か,という観測が流れたと記憶しています。そのときは,イングランド・メディアからのプレッシャーを(表面的な)理由にこの観測を否…

Checkmate (2008 Stanley Cup Finals).

古豪になりかけた強豪。 2001〜02シーズンにスタンレー・カップを奪取すると,その後6シーズンにわたってカップから遠ざかる。ともすれば忘れ去られてしまうかも知れない,「かつての強豪」ではなく,現在進行形としての「強豪」であることを示すため…

対名古屋戦(グループリーグ最終節)。

“チーム”としての不明確さが,ピッチに出てしまったな,と。 攻撃を有機的に機能させようと思うならば,攻撃の端緒となるはずの守備面でしっかりとした戦術的な整理があるべきです。 ですが,戦術的に整理されている印象はないに等しいような感じでした。 最…

Victoria Concordia Crescit.

2002年まで,ガンナーズのエンブレムにあったフレーズです。 “Victory grows out of harmony.(調和によって勝利は導かれる)”,あるいは“Teamwork boosts victory.(勝利の原動力はチームワークにある)”という意味になります。 確かに,浦和にとっての…

Cause of Over-Working.

端的に,“over-working”。 その通りだろうな,と思います。 彼が怖さを持っているエリアから離れて,しかもフィニッシュに直結しないプレーをしなければならない時間帯が多いのですから,トップ・フォームを取り戻せずにいるのも理解できるように思います。 …

鈴鹿とWSBKと。

追撃態勢,と言うにはポイント差が大きいように感じられます。 WSBKのシリーズ・ポイント(suzuki-racing.com・英語)を見ると,シリーズ・ランキング1位に立っているトロイ・ベイリス(ドゥカティ)とマックス・ノイキルヒナー(チーム・アルスター・…

対オマーン戦(アジア3次予選)。

熟成途上という印象も受けますが。 守備面で指向するフットボール・スタイルが明確に表現できた,というのは評価すべき部分でしょう。 まいど1日遅れ,のオマーン戦であります。4連戦,と表現すべきアジア3次予選,その初戦であります。 最も「現実主義」…

対神戸戦(グループリーグ第5節)。

「浦和」として表現しなければならないフットボール。 その姿が,明確に描けていない。 あるいは,個人のパフォーマンスに依存する形でしか描けない。 個人のパフォーマンスが不要,などと言うつもりはない。 しかし,「戦力」だけで戦えるほどに,フットボ…