2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

対札幌戦(08−09)。

立ち上がり,相手に主導権を掌握されてしまう。 積極的に仕掛けると言うよりは,相手の仕掛けを受け止めるところからゲームがはじまる。“スロー・スタート”というよりは,始動性があまりに悪いエンジンのような立ち上がりをしばしば見せる。 今季序盤の課題…

Speed Triple.

トム・クルーズがライディングしていたバイク,であります。 と言っても,GPZ900R(Ninja)ではありません。・・・“TOPGUN”ではいささか古いですね。失礼しました。と言いますか,Ninjaの話ではなくてですね(忘れたころに,しようかと…

対京都戦(08−08A)。

「時間」が必要,ということでしょうね。 戦術的な要素を熟成させる,という意味での時間も必要ならば,オン・ザ・ピッチでの連動性がまだ確保されていなくて,判断や確認に要する時間が必要であるように見えます。 まいど1日遅れ,の京都戦であります。限…

敵将・関塚さんに思うこと。

ふと,ジェラール・ウリエと重ねて見てしまうところがあります。 もともと,イングランドには不思議な縁があったウリエ。 彼が指揮を執るまでのリヴァプールは,欧州でプレゼンスを誇示していた,その姿を失っていました。 “ブーツルーム”という言葉で示され…

5ヶ月遅れの基礎工事。

やっと,個性を押し出す気になったか,という印象ですね。 と言いますか,敬意を払い過ぎであっただろう,と思いますよ。 そもそも就任当初の会見において,踏襲が不可能であるというニュアンスのコメントを残しているのですから,緩やかに個性を押し出すア…

3dr typeR.

もともと,ホンダはこのカテゴリが得意分野だったはずです。 ワンメイク・レースのベース車両だったり,グループA車両にも使われていましたし。公道上でも,レース・トラックを走るかのようなライド・ハイトへと低められ,甲高いエグゾーストを響かせるクル…

対大宮戦(08−07)。

「妥当な結果」というよりも「幸運な結果」としてのスコアレス・ドロー。 お互いに,チームの持ち味を真正面からぶつけることができていたならば,妥当という言葉も使いようがあります。ありますが,一方的に持ち味を表現され,その持ち味を受け止めざるを得…

ロレンツォ、初優勝!

ある意味,最高の教科書がいるわけですよ。 彼の表現は,少なくとも分析口調ではないようです。 マシン・セッティングに関して“sweet”かどうか,なんて判断基準を持っているくらいですから。 でも,繊細なセンシング・ディバイスを持っているだろうこともう…

浦和ユース対FC東京U−18戦(プリンスリーグ第2節)。

得意分野と,苦手分野が比較的わかりやすい。 そんなチームかも知れない,という印象を受けた試合でした。 ということで,すごく時期外れなエントリです。でありますれば,雑感程度に書いておくことにします。 中野田での鹿島戦を前に,足を向けたのは大宮公…

対京都戦(グループリーグ第3節)。

静的なパッケージを維持していては,相手は崩せない。 また,昨季までの主戦パッケージを機能させるには,解決すべき課題がいささか多いことを証明してしまった試合,ということになるでしょうか。 まいど1日遅れ,の京都戦です。 昨季までの主戦パッケージ…

FIT.

ちょうど,2005シーズン中盤のようなものかも知れません。 あのときも,攻撃ユニットが変更を受けています。プレッシング・フットボールからのスタイル変更と同時でしたから,チームがバランスを見いだすまでに時間がかかったような記憶があります。 た…

対鹿島戦(08−06)。

一定程度,「化学反応」があっただろう,と思います。 高い組織性を持ったチームを相手にしていたからこそ,組織性という部分で引き上げられる部分もあったのではないか,と。 それだけに,割り引くべきは割り引く必要もあるでしょう。また,このゲームで見…

“Non-Flying Dutchman”、コーチへ。

ちょっと気が早いのですが,どんなコーチになるでしょう。 もちろん,自らがイメージする戦術もあると思います。ただ同時に,自分が経験してきた戦術のエッセンスも感じられると思うのです。とするならば差し詰め,“ダッチ・フレンチ”ということになるのでし…

パッケージのリンケージ。

どの時間帯を意識したパッケージなのでしょうか。 磐田戦を思えば,あり得ない話でもないですね。 とは言え,キックオフ直後の時間帯だとすれば,確かにサプライズの要素は強いです。ただ,単純にサプライズだと言い切っていいものか,と思うところもありま…

厨房の秘密。

ヘンな例えですが,「余所の店の厨房」という感じですね。 と言っても,門外不出のレシピを盗むわけではありません。そうではなくて,「ひとの使い方」だったり,「ひとの育て方」を盗む好機と見えます。たとえば,その店の個性を決定付ける料理長が,どのよ…

KITTなシェルビー。

かつてのベース車両は,GMが担当していました。 ポンティアック・トランザム,であります。そのノーズ部分をモディファイして,特徴的なフラッシュライトを装着しています。当時は,北米市場を強く意識していたフェアレディZを含めて,ですが,Tバー・ル…

81年ぶりの決勝戦。

フットボール,と言うよりもラグビー・フットボールなところですね。 たとえば,中央駅から歩いて数分の距離にある,ミレニアム・スタジアム。 この競技場,ウェンブリー競技場が新装中にはFAカップ決勝の舞台として使われていましたが,実際にはラグビー…

対磐田戦(08−05A)。

反発力の大きさは,この連戦を特徴付けるものでしょう。 ですが,反発の必要があるということは問題です。 大ざっぱに言ってしまえば,立ち上がり,主導権を掌握するために守備面にウェイトを置いて戦うのか,それとも攻撃面に意識を強く振り向けるのか,と…

アジア5ヶ国対抗のことなど。

さすがに,“Six Nations”のようなプレステージはないけれど。 と言いますか,トーナメントとしての位置付けは間違いなくIRBが主催する“パシフィック・ネーションズカップ”の方が上位に位置するはずだし,強化にも直結するはずだけれど。 だからと言って,…

対清水戦(08−04A)。

一時は相手に掌握されかけたリズム。 そのリズムを再び手繰り寄せ,ゲームを振り出しに戻す。そして“ギア・チェンジ”に成功したことで,主導権を掌握することに成功する。 「勝ち点3」を続けて奪取できたことも大きいのですが,今節において示した「復元力…

微妙な変化。

「トゥルシエ階段」を駆け上がってくるスターター。 ディスプレイ脇にある時計は,キックオフ35分前くらいの時刻を示しているでしょうか。 ピッチでのウォーミングアップ・セッションであります。 ボールを扱うまでのルーティンはほぼ同じ。ちょっとした変…