2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ハイブリーからアシュバートン・グローブへ。

ホント,ご近所さんへの「お引っ越し」という感じでしょうか。 スタジアムへのアクセス・マップ(アーセナル・オフィシャル,PDF版)を見ますと,アーセナル,あるいはフィンズブリー・パークが間違いなくお奨めできる最寄り駅でしたが,“エミレーツ・ス…

定期点検。

とは言っても,24ヶ月点検(いわゆる車検)とか,12ヶ月点検のように「屋号そのもの」の話をしようというのではありません。 いつものように木村浩嗣さんのコラム(スポーツナビ)を読んでいて,木村さんが「スロバキア守備陣の欠陥」として列挙されたポ…

いるべき場所。

どのポジションにあっても,決定的な破綻をきたすことがない。 それでも,どのポジションが「最も光を放つ」のか,と問われれば,アウトサイド,あるいはウィングバックだろう,と思う。 ボールを受けてから数歩の段階でトップ・スピードに入るわけではない…

対磐田戦(05−33)。

自分たちのストロング・ポイントを最大限に引き出すことなく,相手のストロング・ポイントを徹底的に消しにかかる。 少なくとも磐田は,自分たちのスタイルをどう追い込まれようとも押し切りにかかるチームだと思っていただけに,キックオフ直後からどこか違…

オンリーワン。

鈴鹿8耐を見はじめてから,ずっと特定のチームを追い掛けているように思う。 ボディを“トルネード・カラー”と呼ばれる,ガングレー・メタリックとレッドのコンビネーションで塗り分け,ナイトランのために装着が義務付けられているヘッドライトを保護するプ…

対千葉戦(05−32A)。

1日遅れでもありますし。 内容を追いかけるのではなく,感じたことを雑感として書いていくことにします。 正直なところを言えば,自分の中で評価の分かれているゲームです。ひとつの見方を言えば。 いろいろなことがあり,リーグ戦立ち上がりで大きなハンデ…

いい緊張を。

ライターさんが忙しいからか。 それとも一目で分かるように配慮してくれたのか,小野寺さんが書かれているリポートと江藤さんのプレビュー記事(ともにJ's GOAL)がアップされています。 高みを捉えるためには,小野寺さんが指摘していることが必須要件では…

周到な準備と他力本願と。

ある意味,二律背反の典型例とも言えますが。 恐らく,フットボールに限ったことではないはずです。 バレーボールにせよ,バスケットボールにせよ。そして,スプリント,耐久を含めたモータースポーツの世界であろうと,「順位」を決めることが最も大きな要…

ひさびさのスターターが示すスタイル。

確かに,今節の流れを決定付けたのはロブソン・ポンテ選手でありますが。 それ以上に,前半目を奪われたのは別の選手でした。今回はそのことについてちょっとだけ。 ひさびさにスターティング・ラインアップに名を連ねた岡野雅行選手。 いつもならば,チーム…

対東京ヴェルディ1969戦(05−31)。

今節は,「リズム」がある意味キーワードになるゲームだったのではないか,と感じている。 前半,立ち上がりからゲームの主導権を握ったのは浦和。 右サイドからの攻撃が機能し,相手守備ブロックを横方向へ引き出す。そこから中央へ折り返し,FW,あるい…

Business as usual.

気負うことなく,侮ることなく。 相手がスタンディング上位に位置するのか,それとも降格ラインを彷徨っているのか,などというのはひとつの指標を提供しているに過ぎない。眼前のゲームに集中するために,己が内を見つめたい。 「普段通りに」。 ともすれば…

高校ラグビー埼玉県予選(決勝戦・短信)。

とある事情で短信扱いせざるを得ないのが,本当に残念なゲームでした。 というわけで,しっかりとゲームを把握できたのは後半ロスタイムだけだったのですが,それだけでも充分にワタシとしては高校ラグビー県予選を楽しめました。 後半アディショナル・タイ…

RWC招致失敗について。

恐らく,このような結末を予想されていた方も多いのではないでしょうか。 ということで,日本は落選、NZに決定−11年ラグビーW杯開催国(SANSPO.COM)という記事をもとに書いていくことにします。 日本がオリンピック,あるいは大規模なスポーツイベント…

ルートマスターのことなど。

当時,私が住んでいたフラットから2〜3分の距離に停留所はありました。 ウェストボーン・パーク駅(ラドブローク・グローブ)からリヴァプール・ストリート駅まで。 考えてみるとかなり長い路線ですが,結構観光スポットをおさえている「実用的な観光路線…

対アンゴラ戦(短信)。

・・・何と言いますかねェ。 本来ならば3〜4Rあたりでダウンを奪っていても良さそうなものを,いつの間にか12Rが目前に迫ってきた時間帯にやっとダウンが奪えた。そんな感じでもあるような。 フツーに書けば,もっと早い段階でゲームを決めることが充分に…

True Britishness.

また,フットボールとは関係ないクルマの話など。 最大限好意的な解釈をすれば,PAG(フォード・グループ)に参加するまでは「手工芸品」のような製造を続け,命脈が絶えるのも時間の問題か,と思われていたメイクスです。 しかし,イアン・カラムのドロ…

エリサルド・ジャパンの戦略。

“Adaptabilite”(適応力)というキーワードを大きく打ち出されているけれど。 “インサイド”(サンデースポーツの特集コーナ)を見た印象で言えば,局面ごとに“スペース”を徹底的に意識しながら動きなさい,ということかな,と。何か,フットボールの基本戦術…

高校ラグビー埼玉県予選(準決勝)。

ちょっと気分転換に,またローカルな全国高校ラグビー埼玉県予選のことを短めに書いていこうと思います。 準決勝,という局面で「抽選」が持ち出されるようなゲーム展開になるとは,正直予想が付きませんでした。 ここ8シーズン,「埼玉県代表」の座にあり…

対G大阪戦(05−30A)。

リーグ戦でありながら,カップ戦のように「ファイナル・スコア」が非常に大きな意味を持つゲーム。 そんな意味合いを持つゲームであれば,主導権を握る時間帯があろうと,それほどに大きな意味を持つものではない。 ゲーム序盤にリズムを掌握していたのだか…

トーナメント初戦のように。

今季のリーグ戦は全34節で戦われている。 そして,土曜日に迫ったゲームは第30節,残り5節となる。 リーグ戦最終盤の状況はまさしく,「接近戦」,あるいは「激戦」と形容するに相応しい。 相手のミスがリーグ・テーブルを左右する大きな要素となること…

国内タイトルと「その先」のトーナメント。

ナビスコカップ・ウィナーがUEFAカップへの切符を得られるとすれば,確かに魅力的な話です。 ただ,物理的な問題点もまた多いような。 まず,各国リーグ戦のスケジュールがほぼ同じタイム・スケジュールならばさほどの問題はないものの,現実的には開幕…

COTY、ロードスターが受賞。

「原点回帰」を思わせるクルマが,COTYに輝く。 webCGの記事を読んで知ったのですが,なかなか良い話ではないか,と思います。 というわけで,クルマの話をちょっとだけ。 ワインではないけれど,1989年は日本のクルマにとっての“ヴィンティッジ・イ…

ウェンブリー、FAカップに間に合うか。

“ウェンブリー・スタジアム”というと,ツイン・タワーをイメージされる方も多いのではないでしょうか。 トラック(の名残,というのが妥当でしょうか。)がピッチ外周を取り巻くようになっていて,スタンドはコロッセオのような配置になっています。ハイブリ…

歴史を感じさせる、というトレンド(野球場の話)。

甲子園改修:伝統の重みと郷愁 アイデンティティー大切に(MSN-Mainichi)という記事を読んで,最初に頭に浮かんだフレーズを,そのまま今回のエントリのタイトルにしてみました。 というわけで,今回は野球場の話などを。 MLBではすでに,「クラシックな…

天皇杯と「飢餓感」。

はっきり言って不愉快ですね。 イングランドで言えば,“カーリング・カップ”に相当するクローズド・トーナメント(リーグカップ)を取り上げて,FAカップ同様にオープン・トーナメントである天皇杯よりも価値あるトーナメントに映る,というご意見は。 いき…

変化の予感(高校ラグビー埼玉県予選)。

ちょっとカゼ気味で,いつも以上に頭の回転が落ちております。 ですので,いつもよりちょっと短めにローカルな楕円球の話など。 全国高校ラグビー大会埼玉県予選でありますが,ベスト4が決定しました。 埼玉県の事情に詳しいラグビー・フリークの方ならば,…

初戴冠に思うこと(ヤマザキナビスコ・カップ)。

まず,スポーツ・メディアがどう評価しようと“Good Game!”でした。 確かに,120分経過時点でのスコアは0−0。 「互いに決め手を欠いた」という書き方は,客観的な数字を見れば決して不当ではないのかも知れません。けれど,120分間,必死になって相…

カップ戦初戦の難しさ。

今回は,ちょっと短めに。 フットボールには「心理戦」の側面も間違いなくあります。 ゲームを優位に進めるためには,相手に対して心理的に優位に立っている必要があることは言うまでもないことです。 しかしながら,心理的に優位に立つという状況が「余裕」…

対山形戦(天皇杯4回戦)。

天皇杯ではありますが。 「浦和目線」で書いていますよ,ということを示すために,敢えてリーグ戦やヤマザキ・ナビスコカップのように相手クラブ名だけをタイトルに掲げています。ご了承のほどを。 また,基本的にカップ戦は“ファイナル・スコア”だけが意味…

まず、眼前のゲームへ。

リーグ戦では有効射程に首位を収めた。 次節,「勝ち点6」に相当する直接対決で,さらにその間合いを詰めていきたい。 しかしながら,眼前に迫るゲームは「もうひとつのタイトル」に向けた初戦である。 フットボーラーならば,奪取できる可能性のあるタイト…