2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

U−23のこと。

ラグビー・フットボールにも,「年代別代表」というのはありますが。 FIFAが定めるような細かいカテゴリ分けは,ラグビーではされていません。IRB(International Rugby Board・「国際ラグビー評議会」と通常訳されます。)がコミットする世界選手権…

RWCに向けて。

ラグビー・ワールドカップ(RWC)では,2勝を狙うとか。 そこで,グループリーグの対戦相手を確認すべくRWC2007のプール(RWC2007オフィシャル)を見てみますと,かなり難しいタスクだと感じるところがあります。 2勝というものを「現実…

シリア戦と加速態勢。

まだ,潜在能力を最大限に引き出せているわけではないでしょう。 恐らく,すべてがシッカリとかみ合えば,もっと高いパフォーマンスを発揮できるチームだろうとも感じます。であれば,この1ゲームだけを取り出して“Good game.”というのはちょっと早いかな,…

センバツ(ラグビー版)。

・・・開催県枠ってのは,「百害あって一利なし」(!!!)だと思いますね。 ラグビー・フットボールにも“センバツ”というものがありまして。 年末年始に近鉄花園で開催される全国大会は,各都道府県に少なくとも1校,参加校が多い地域では複数の代表校が存在…

シックス・ネイションズ(2007年版・あとがき)。

イングランドの最終戦,やっぱり波乱要因でありました。 かなり時期を外しておりますが,シックス・ネイションズ(6ヶ国対抗戦)であります。 北半球のラグビー・ネイションズが真正面からぶつかり合うリーグ戦でありますし,RWCイヤーでもありますから…

ギアチェンジとセオリー外し。

技術的進化,という部分が最も影響した領域かと。 フォーミュラ1を意識すれば,トランスミッションは限りなくATに近づいています。鋭いスタート・ダッシュを決めるために必要な技術は,過去のモノになっています。また,レーシング・バイクでもスーパー・…

対ペルー戦(KCC2007)。

2007シーズン初戦という部分を考えれば,結果が出せているというのは大きなことであります。 キリン・チャレンジカップ2007であります。 中村俊輔選手と高原選手がチームにどのような刺激を与えてくれるのか,という部分がやはりクローズアップされ…

中野田がお好きな?ManUtd。

クリスティアーノ・ロナウドのプレー・スタイルが強烈に残ってますね。 また,サブスティテュートの選手たちがゲーム終了後,比較的負荷を強くかけたサーキット・トレーニングを開始し,ある意味ではマーケティング的な側面が強く意識されかねないクラブ間の…

昇格と刺激と。

なにやら,強いメッセージ性を感じさせるものがあるような,そんな気がします。 ということで,「U22の両翼」水野、家長昇格 (nikkansports.com)という記事をもとに,ちょっと短めに書いていこうかな,と思います。 今回の追加招集選手でありますが,ニュ…

対Sydney FC戦(ACL Matchday 2)。

グループリーグを考えれば,十分以上に価値のある「勝ち点1」ではないか,と感じます。 グループリーグ第2節,シドニーFC戦であります。ちょっと時期を外してしまっていますから,ごく短めに。 少なくとも,チームのコンディションは上昇曲線を描きつつ…

競争原理。

チームからダイナミズムを奪うものが何か。 恐らく,イビツァさんはハッキリと意識しているということなのでしょう。 確かに,一次発表ではFWはひとりしかリストに登載されませんでした。Jリーグを戦うFWで,しかも代表招集経験を持つ選手たちのコンデ…

ペルー戦メンバー発表から思うこと。

海外組初招集,であります。 今回は,中村俊、高原を初招集 ペルー戦=サッカー日本代表(スポーツナビ)という記事をもとに書いていくことにします。 えっと。今回発表されたプレイヤーに関してはこの記事なり,各スポーツ・メディアさん,あるいはJFAさ…

対甲府戦(07−03)。

ちょっと時期を外してしまいましたので,なるべくシンプルに。 序盤に,甲府のようなコレクティブなチームと対戦できたというのは,案外意味が深いように感じます。 浦和というチームは,どういうわけか4バックを採用するチームに苦戦する傾向が強い。しか…

Geometrically Flexible.

4−4−2であったり,あるいは4−2−3−1など。 静的な,戦術配置であります。 ただし,この戦術的な配置が90分間プラス,忠実に維持されるかとなれば,これはまったくの別問題となります。たとえば,ディフェンシブ・ハーフやディフェンダーが積極的に攻…

闘うべき相手は。

ちょっと屋号な表現をしますと。 “クオリファイ・スペシャル”なんて言い方をされるレーシング・マシンが,実際にあります。ダミー・グリッドのポジションを決める,公式予選では確かに速さを見せ付けるのだけれど,決勝になると精彩を欠いてしまう。つまり,…

時計の針と。

確かに,サー・アレックスは重大な例外かも知れないな,と。 ひとりの指揮官がフットボール・クラブを率いる時期というのは,決して長いものではありません。クラブと締結する契約にしても,基本的に複数年契約を締結するなどというケースはごく稀であり,単…

シックス・ネイションズ(2007年版・その2)。

これほど注目を集める最終節もないでしょうね。 ということで,6ヶ国対抗戦であります。 今季は,3勝1敗(第4節終了時)という戦績でアイルランド,イングランドとフランスが並んでいます。 この激戦を演出してしまっているのが,「奇妙な均衡関係」とで…

対新潟戦(07−02A)。

やっぱり,もうちょっと熟成を進めるには時間がかかるかな,とは思いますが。 それでも,意図するフットボールの姿は見えてきているようにも思えます。 ごく大ざっぱに言えば,攻撃面での戦術的なイメージがひとつの方向性へと束ねられつつあるな,と思うわ…

原点回帰。

「共に闘い、共に頂点へ」。 2006シーズン最終盤,浦和が打ち出したキャンペーン・スローガンです。 本拠地,という言葉が相応しくなってきた埼玉スタジアム2002のキャパシティを最大限に生かして,高みへと一気に駆け上がろうというキャンペーンで…

UK型ネーミング・ライツ。

そもそも,“ネーミング・ライツ”という考え方がUS的ですから,UK型というのはおかしいのですが。 ネーミング・ライツを「特定の会社」が取得することで得られるメリットを考えると,UK型という言い方をしても良いような,そんな感じがするのです。 最…

対Persik Kediri戦(ACL Matchday 1)。

まず最初に結論的なことを言えば,「勝ち点3」を奪取することでACL初戦を終えた,ということは大きな収穫だと思います。 グループリーグを考えれば,全6節の短期決戦であります。また,心理的にも体力的にも大きな負担を強いるであろう長距離移動を伴う…

微調整。

“プレデター”で言えばラバー・コートだし,“トータル90”ならばオフセット・シューレース。 ボール・コントロールを徹底するために考えられた,ある種の機能です。 となれば,ボールのフィーリングも明確に伝わってくると言っていいはずだし,そのフィーリ…

変わりゆくものと、変わらぬものと。

日本リーグ時代からの伝統を引き継ぐクラブにとって,プリンシパル・パートナーが親会社,というケースは不思議でも何でもなく,ごく当然のことのように見えます。 三菱重工,および三菱自工の系譜を受け継ぐ浦和ならば,三菱自動車のロゴ・マークであったり…

対横浜FC戦(07−01)。

依然として,調整過程であり,熟成作業を進めなければならない状態であることには間違いない。 だが,マイスター・シャーレを意識するのであれば,どんな状態にあろうとも「勝ち点」を意識した戦い方をしていかなくてはならない。敢えて厳しく見れば,チーム…

スパイクのことなど。

スパイク。UK的な表現をすれば,ブーツですな。 このスパイク,フットボールという競技をやっていたひと,実際にやっているひとならば,こだわりを持っているものと思います。ケースによっては,部活の先輩の評判が高かったとかいう入り口もあるでしょう。…

対香港戦(U−22アジア2次予選)。

水野選手とか家長選手,あるいは増田選手であったり。 ひとりひとりの選手のパフォーマンスが印象には残るのでありますが。 もっと,ユニットとしてのパフォーマンスが印象に残ってくれてもいいのに,と思うゲームでありました。国立霞ヶ丘での香港戦であり…