2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

対鹿島戦(07−08A)。

そもそも,戦術的な約束事は選手たちのコンビネーションをスムーズに引き出すべきもの。 また,対戦相手がどういうスタイルで攻撃を仕掛けてくるか,あるいは守備網を敷いているか,という部分も関わってくる。当然,3か4か,という部分には指揮官の意図す…

スズキ・ファクトリーのことなど。

ハッキリ言って,地味なパッケージであります。 たとえば,ヤマハだったらヴァレンティーノ・ロッシであります。ホンダのことを考えると,ニッキー・ヘイデンですし,ドゥカティならばロリス・カピロッシ。いわゆる“エース”というのがファクトリー(ワークス…

iPodの活用法(ラグビー版)。

なかなか,鋭いiPodの活用法ではないか,と思っております。 その気になれば,どこででもブリーフィングが可能になるし,キメの細かい選手へのチェックが可能にもなる。ラグビー・フットボール,代表チームでのアプローチではありますが,コレはトップ・リー…

対上海申花戦(ACL Matchday 4)。

最低限のタスクをこなすと同時に,グループリーグでのポジションを維持する。 その意味においては,“nil-nil”でも収穫だとは思います。ということで,上海申花戦をごく短めに。 「勝ち点3」を奪取するチャンスもあったし,その後の戦いを有利に進めるために…

「速さ」の方向性。

「速さ」という言葉から通常イメージするものは,攻撃的なものではないでしょうか。 しかし,ラグビー・フットボールでは「守備的」な部分でも速さは重要な要素であるような感じがします。ということで,ジャパンが見せたJ・Kイズム 〜リポビタンDチャレ…

対川崎戦(07−07)。

なかば意図的,ではありますが。 ・・・/90,という局面,ゲームの流れからすれば,ちょっとした隙が生じた時間帯だけをあえて取り出す形で,「課題。」などというエントリを書いておりますが,個人的にはチームが4を消化しはじめているな,という感じがあ…

課題。

エア・ポケットのような時間帯でした。 しかし,その時間帯には4ではなくて3の動き方をしていたような感じです。まだ,4を完全に使いこなしてはいない。その間隙を(結果的に,であるにせよ)川崎に突かれたのは間違いないこと。 恐らく,アウトサイド,…

ちょっとスプリント。

シングル・シーズン制ではありますが。 時期によっては「トーナメント」(と言いますか,カップ戦と言いますか)であるかのようにゲームが集中します。 確かに,2007シーズンが開幕して以降,1週間のインターバルを置いてゲームを闘う回数は決して多く…

対シリア戦(U−22アジア2次予選・アウェイ)。

前半と後半で,明らかに印象の異なるゲームでありました。 端的に言ってしまえば,後半は「受けて」しまった時間帯がいささか多い。 チームが持っているポテンシャルを思えば,相手の攻勢を受け止め続けることも十分に可能だろうとは感じますが,相手の仕掛…

頑張ってるXJR。

ひさびさに,まったくフットボールとは関係ない話など。 環境負荷,なんて言葉がバイクの世界でも強く意識されるような時期であります。 となると,精密な制御がなかなか難しいキャブレターよりも,各種センサーによって最適な燃料噴射率に調整してくれる,…

対柏戦(07−06A)。

時間帯限定ではありますが,やりたいフットボールが表現できたような感じです。 ということで,柏戦であります。 さて,今節に関しては布陣の話からはじめるべきかな,と思います。 アウトサイドを強く意識するのであれば,サイド・ハーフが大きく左右に張り…

基盤。

プレッシングの方向性を,ボール奪取方向へと振り向ける。 “スペース”をより強く意識しながら,シンプルなパス・ワークを仕掛けていく。そのために,前線から最終ラインまでの距離をコンパクトに維持する。 2007シーズンを戦う基盤として,指揮官が意図…

使いたい音は。

たとえば,アドリブ・プレイをイメージしてみます。 アドリブ,というと「自由奔放」という言葉が思い浮かぶかとは思いますが,実際にはそれほど自由なわけでもないのだそうです。考えてみれば当然で,演奏している楽曲には“キー・ノート”というものがありま…

対上海申花戦(ACL Matchday 3)。

「勝ち点3」を奪取したことは間違いなく収穫,ではあります。 ですが,まだ4を使いこなせていないことも,また確かであるようです。ということで,ごくカンタンに。 最終ラインのポジショニングが,もうちょっと高くなると連動性が高まっていくような印象…

現実思考とカップ戦。

“プライオリティ”という言葉を念頭に置くならば。 リーグ戦は,冷酷なまでにクラブ,そしてチームが持っている総合力を反映するところがあるように感じます。また,「降格」という,どうしても意識しなければならない現実もあります。降格という事態が現実と…

センバツ(ラグビー版・あとがき)。

ちょっと,スケジュールから考えてみますに。 基本的に,各高校が狙うのはラグビー高校選手権,その都道府県予選だと思います。 近鉄花園への指定席切符を奪取すべく,戦いを挑む。すでに全国レベルを現実的な視野に収めているチーム,あるいは全国制覇まで…

アンカーと4の姿。

(現段階での)今季の特徴,とふと考えてみるに。 スターターの表記は当てにならない,ということでしょうか。 今節を考えてみますと,2006シーズンのパッケージである3−5−2であります。で,実際にはダイヤモンド型の4−4−2という話もあるのですが…

対磐田戦(07−05)。

ダイヤモンド”のようにも理解できるが,“ウィング”という時間帯も相当長い。 むしろ,今節はウィング・タイプの陣形を使っている時間帯が長かったのではないか,と感じる。 スターターを表面的に受け取れば,2トップの布陣を採用している。ただ,実質的な部…

4をモノにするために。

指揮官にしてみれば,SBを“スペシャリスト”のためのポジションではなく,ちょっと深めのサイド・ハーフとして意識しているのだろうと思います。 4と言っても,守備的な選手を単純に4人並べるというわけではない,と思うわけです。 となれば,優先順位は…

最強規定と「奇策」。

いわゆる,「最強規定」。 Jリーグ規約第42条,および該当条項の補足基準であります。 ディビジョン1,ディビジョン2やリーグカップ戦でのスターター,その少なくとも6人は,直前の「リーグ戦」5ゲームのうち,1ゲーム以上で先発出場していることを…

3から4へ。

タイトルだけで,ほぼ何のことか理解いただけると思いますが。 大分戦(アウェイ)で本格的に実戦投入した,4バックを熟成していくようであります。 ということで,浦和は4−4−2で固定、阿部が左SBで(nikkansports.com)という記事をもとに,ちょっと…

センバツ(ラグビー版・その2)。

野球の方のセンバツは,惜しかったですな。 守備力を評価されて,地域大会での補欠1位校から選出された大垣日大であります。 このゲームでは先取点を奪取するなど,攻撃面が際立ったような感じですが,最後になって評価された守備面で力尽きてしまった。む…

対大分戦(07−04A)。

ギアチェンジの方向性が違ったような感じがします。 と言いますか,ギアチェンジそのものはいいとしても“チーム全体のギアチェンジ”をする必要性を落としてしまったな,と思うのです。 ということで,大分戦であります。いつものように遅めのエントリであり…