2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

厳然たる僅差(U23・対アルゼンチン戦)。

ひとつひとつは僅差なのですけれど。 積み重なってしまうと,僅差は僅差ではなくなります。端的に言ってしまえば,“ミステイク”の質にその僅差は厳然として存在しているように感じられます。 プレッシャーにさらされている状況にあっても,ミスを誘発される…

対鹿島戦(08−19A)。

朧気ながらにイメージしていたものが(まだすべてを,とは言わないまでも)姿を見せた,と言いますか。 方向性がやっと,ピッチに表現できるようになった。そして,その方向性を押し出すために求められるだろうことも見えてきたように思えます。 いろいろな…

トップ10の鍔競り合い(鈴鹿8耐)。

確かに,「耐久レース」です。 ル・マン,アルバセテと転戦してきている「世界耐久選手権」,その第3ラウンドでもあります。ありますが,「耐久レース」と言うには,いささか特殊かも知れません。端的に言ってしまえば,1時間のスプリント・レースを8回連…

OSMに期待して。

ひさびさに,ワクワクできるクルマです。 とは言え,まだスタディ・モデルだとのこと。慎重な姿勢を崩してはいません。でも,モダン・デザインなボディですけど,かつてのユーノスのように愛される可能性は高いのでは?と思うのです。 ということで,今回は…

中野田での愚挙に思うこと。

個人的に思うことですが。 フットボールには,喜怒哀楽が凝縮されているように思います。その喜怒哀楽を真正面から受け止めていくのが,スタジアムのスタンドなのではないかな,と。 確かに,フットボールという競技を受け止めるスタジアムは,非日常空間か…

対川崎戦(08−18)。

ひさびさに屋号なたとえ話をマクラにします。 たとえば,鈴鹿のようなテクニカルなレース・トラックでは当然。でも,意外にデイトナだったりシャーロットのようなオーヴァルでも大事な要素です。 アクセル・ワークです。 むしろ,単調に見えるオーヴァルでは…

「完成品」もいいけれど。

ウェンブリーだったり,アシュバートン・グローブだったり。 イングランドを代表する競技場ではありますが,意外なことにシューボックス・スタイルの競技場ではありません。なるべく,どの位置からも「死角」をなくすという方向性でスタンドのデザインがされ…

対東京ヴェルディ戦(08−17)。

いきなり,で申し訳ないのですが。 なんとも不思議な感じのするゲームだな,と思います。 プロフェッショナルならば,最も重要な要素である「結果」。この,結果という部分から言えば,間違いなく評価されるべきゲームとなるでしょう。そして,自力と他力が…

またまた早めの業務連絡、など。

まいどお運びいただきまして,感謝です。 Ernestでございます。 さて。まずは業務連絡であります。 メンテナンスやります,とは言うものの,メンテナンスを終了した直後あたりが最大の鬼門だったりするこの大家,再びメンテナンスを実施するのだそうです。メ…

再びの苦み。

時は確かに流れています。 ですが,記憶というのはそう簡単に薄れるものでもありません。また,その記憶を上書きするような時期になりました。 そして,本当に上書きすることになってしまった。 予選段階では,チームの基盤となるユニットが23人で構成され…

対大分戦(08−16A)。

戦術パッケージで「物理的に」抑えられたわけではありません。 それだけに,問題なのです。 同じ戦術パッケージを採用しているのならば,ある程度は拮抗していなければなりません。その拮抗状態がつくれず,チームを加速させるきっかけもつくれていない。 こ…

協働効果を期待して(JFA新体制に思うこと)。

いきなりはじめますが。JFAの体制がほぼ決定でありますな。 小倉さんが副会長,というのはいい落ち着きどころです。 どなたかが指摘されていましたが,FIFA理事などを兼務していながらJFAのトップ,というのではいささか負荷が高すぎるかも知れま…

反対側から見えるもの。

比較的,長めのコラムを書かれるひとだ,という認識を持っています。 定点観測の対象を持っているライターさんですし,恐らくは個人的な好悪もあるはず。ですが,意外なことに文章からそんな感情が「ムダに」見えている感じが薄い。あえて感情面を押し出す文…

Brand-new V-MAX.

ストレートなハンドル・バーに,低く構えたフォルム。 ツアラーなFLHやスポーツスター,あるいはチョッパー・スタイルにカスタムされたものなど,いわゆるハーレー的な“アメリカン”ではないけれど,もうひとつのアメリカンな香りを強く漂わせるものです。…

オルタナティブと基盤と。

オズワルド・オリヴェイラが,どのようにJリーグを見ているか。 その見方を理解するきっかけには,なりそうですね。ただこのリスト,もうちょっと応用もできそうな気がするのですが。 [ J's GOAL ]【JOMO CUP 2008】出場選手決定!であります。 エントリ…

対FC東京戦(08−15)。

プレッシングの微妙なギアチェンジ。 立ち上がりの時間帯,ピッチに表現できたフットボールと,後半に表現せざるを得なかったフットボールとの落差を発生させたのは,戦術交代による影響も無視できませんが,プレッシングの強度が大きく変わってしまったこと…

ドゥカティ的ゼファー。

正確な形容ではないかも知れませんが。 ドゥカティがゼファーのようなバイクを開発すれば,こういう形になるかな,と思います。999だったり1098,あるいはデスモセディチのような「尖った」印象はありません。むしろ,限定でリリースされたMH900…

ポリティクスは国際舞台で。

フットボール・ポリティクス。重要な要素です。 といっても,組織内部でのポリティクスではありません。そんなものには,まったく興味はない。 FIFAハウス周辺で展開されたり,AFCあたりで展開される“ポリティクス”です。ときに“パワーゲーム”とも呼…

揺れている08スペック。

ハンス・オフトの時代には,安定性を重視していました。 セントラル・ミッドフィールドという言い方をするよりも,ツイン・アンカーなどという表現の方が相応しかったような印象です。 その印象が変化してきたのが,2004シーズンです。 ツイン・アンカー…