2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トゥルシエと言うか、オシムと言うか。

・・・誰あろう,オジェックさんの話ではあるのですが。 難しいところではありますが,少なくともモダン・フットボールを構成する重要な要素であることは間違いないでしょうね。 恐らく,そのきっかけになったのは“トータル・フットボール”であり,トータル…

「ハコ」とそのまわり。

よく,劇場のことを「ハコ」なんて言い方をします。 新国立劇場だったり,オーチャード・ホールのように歌劇から商業演劇,コンサートまでを幅広く守備範囲とする「全方位型」のハコもあれば,青山円形劇場だったりシアター・コクーンのように「とがった個性…

そして横縞。

縦縞の話があれば,自動的に横もある,と。 ユルユルと,シーズン・インまではフットボールの周辺を書いていこうかな,と思っております。 さて,横縞であります。 となると真っ先に思い出すのが,セルティック(スコティッシュ・プレミア)でしょうか。 ち…

少数派、な縦縞。

縦縞のユニフォームというと,バルサだったりミラン,あるいはユーヴェを連想されるひとも多いのではないでしょうか。 比較的,定番と言っていいデザインであります。 ではあるのですが,この縦縞,細くなったり太くなったりが大問題になったりします。 20…

MotDを期待してみる。

学生身分でもあり,なかなかマッチデイに足を運べなかった私としては。 フラットでの楽しみはやっぱり,BBC1の“マッチ・オブ・ザ・デイ”(Match of the Day)でありました。 “ダイヤモンド・サッカー”の元ネタを提供していた番組,と言えば,ピンとくる…

ユニフォーム・サプライヤーのことなど。

ひとそれぞれにこだわりあるメーカ,と言いますか,サプライヤーがあるのではないでしょうか。 実際にフットボール,あるいはほかのスポーツをしていたひとならば,なおさらに。 たとえば,自分自身が使うものであればスパイクであったり,グラブやバット,…

国立霞ヶ丘とアウェイ感。

「聖地」という言葉で思い浮かぶ競技場としては,やはり国立霞ヶ丘であり,イングランドびいきとしてはウェンブリーも外せないな,と。 さて,このウェンブリー,どこにあるかと言えばロンドン近郊であります。 となると,ロンドンに本拠を構えるフットボー…

ラグビー日本選手権のことなど(組み合わせ・暫定版)。

現在,日本選手権への出場権を確定させ,なおかつカップタイ・ドローが決定しているのは,九州電力(トップチャレンジ・シリーズ首位)−早稲田大学(大学選手権準優勝)であります。 基本的には,全国クラブ大会(決勝戦)と,マイクロソフト・カップの結果…

「ワールドカップ仕様」と言うならば。

レフェリングを“ワールドカップ”仕様にしていただきたい,と思うひとは多いでありましょう。 JリーグレフェリーウエアもW杯仕様に(nikkansports.com)という記事であります。 JFAとアディダス・ジャパンとの関係は非常に密接でありますから,Jリーグ…

ロジスティクス。

最近では,「物流」という意味合いになっておりますが。 もともとの意味は相当に物騒であります。 「兵站(=補給活動)」。 戦争において,実は最も重要な要素ではないかな,と考えています。表面的に見れば,最前線に立っている部隊が最も重要な感じがしま…

2007ダカールのことなど。

こういう勝ち方ができる,というのが「経験」なのだろうと思います。 確かに,爆発的な速さを持っていたわけではない。 ステージ優勝を持っていくのはレース・トゥアレグだったり,バギー・クラスになるシュレッサー・フォードだったりして,パジェロ・エボ…

鍛えるべきは誰か。

直球で理解すべき部分と,変化球的に理解すべき部分があるような。 少なくとも,アルセーヌ・ヴェンゲルさんとサー・アレックス・ファーガソンさん,そしてジョゼ・モウリーニョさんの間で時に展開される「口撃」を盛り上げの参考にしていただきたくはないも…

やるべきこととは。

「速いセッティング」というのと,「好みのセッティング」というのは必ずしも一致しないのだとか。 もちろん,どんなに速いセッティングであろうとも,実際に乗る人間が操りにくければ,結果として持っているはずの速さは引き出せない。一定程度,「好み」が…

使い分け。

確か,記憶が正確ならばコヴェントリー・シティがやっていたような。 と言っても,欧州カップ戦とプレミアシップでユニフォーム・スポンサーを使い分けていたのではありません。と言いますか,コヴェントリーというクラブ自体,それほどの強豪ではありません…

見習うべきは。

純然たるアウトサイダーから見れば,「ガキのケンカ」のようなものであります。 今回は,ちょっとお気楽なエントリを書いていこうかな,と。 1990年代後半からのプレミアシップが主戦場でありました,と言えば,これが何のことかおわかりの方も多いので…

持っている(かも知れない)潜在能力。

不思議なことに,もともとジャンルを切り拓いたと言っていいはずのGMさんは,現在タマを持っておりませんが,フォードやクライスラーを見ると,シッカリとラインアップに収まっております。 “ミニバン”ですね。 そんなミニバンでありますが,アメリカでは…

通風性か、防風性か。

赤城おろしバリバリ,とまではいかないまでも季節風が身に染みる季節でございます。 そんな時期だからこそ,ちょっと考えてみたいことが。 競技場の快適性であります。タイトルにも掲げましたが,「風」をどうコントロールするか,という問題ですね。 基本的…

順位確定(ラグビー・トップリーグ)。

・・・とは言っても,実際にはマイクロソフト・カップが控えていますから,より正確を期するならば「ただし,4位以下に限定する」という留保文言が必要なのですが。 ということで,ラグビー・トップリーグの話であります。 タイトルにありますように,最終順位…

目立たぬ補強。

・・・かどうか,は2007シーズンが本格的に始動しないと難しいところがありますけどね。 ホント,ひさびさに浦和関連の話を書いていこうかと。 2006シーズン,浦和が直面した課題は「サテライトをどう機能させるか」だったような感じです。 もちろん,…

「銀河系軍団」の結語。

やはりモダン・フットボールにあっては,ちょっと異質な感じがしますね。 ごく大ざっぱに言えば,ひとりひとりのフットボーラーが持っているポテンシャルやパフォーマンスを,フットボールが持っている攻撃面での魅力に徹底して振り向けていくようなクラブ戦…

最終節を前に。

・・・とは書いてみたものの,「最終節」という言葉よりも「予選最終日」のような感じが強いような。 ラグビー・トップリーグであります。 2005〜06シーズンまでならば,最終節によって最終順位が確定するわけですから,秩父宮で行われるブレイブルーパス…

盛岡商対岡山作陽戦(高校サッカー決勝)など。

今季はちょっと国立霞ヶ丘はサボってしまったのですが。 オマケに,TV中継もリアルタイムで見られたのは前半だけ,後半に関してはラジオで聞いていたために妙な想像力が働いたり,ひさびさに“Gol!”を連呼するアナウンサーさんにビックリしてみたり,な決勝…

東海大仰星対東福岡戦(高校ラグビー決勝)。

ファイナル・スコアから受ける印象と,実際のゲームの印象はちょっと違うような感じです。 ロー・スコアのゲームですから,単純にディフェンシブな戦いのように感じもしますが,「専守防衛」からワンチャンスを狙うと言うよりも,積極的に互いが仕掛けていく…

「らしく」なってきた府中ダービー。

・・・結局,霞ヶ丘にも飛田給にも行かなかったわけですが。 飛田給でのゲームは,持っているパフォーマンス,ポテンシャルが拮抗しているクラブが真正面からぶつかっていたことが理解できる,そんなスコアだったような感じがします。 一時期,サンゴリアスは中…

「短期決戦」における総合力(全国高校ラグビー)。

「短期決戦」において,最も重要な要素とは何でしょうか。 ちょっと考えさせられるところが多くあったのが,SFの2ゲームだったような感じです。 というわけで,高校ラグビーの話であります。ひとつひとつのゲームをしっかりとチェックできているわけでは…

完成度よりも可能性。

「本命不在」という言葉が当てはまってしまいそうな高校サッカーでありますが。 そんなネガティブな言葉よりも,「可能性」という言葉を使って読み解いた方が建設的なのではないか,と思ったりします。 いままでの高校サッカーを見ていると,ひとつのフット…

桐蔭学園対正智深谷戦(高校ラグビーQF)など。

やはり,埼玉県代表のことは気になるものであります。 また,関東勢がSF以上に進出してほしいとも同時に思っていますから,こういう「つぶし合い」はトーナメントのアヤですからどうしようもないのですが,できれば避けたかったですね。 ということで,積…

対G大阪戦(天皇杯決勝戦)。

「典型的なカップ戦」と言うべきゲームはむしろ,決勝戦かも知れません。 欧州カップ戦にせよ,UEFAカップにせよ,決勝戦というのはどこかディフェンシブな姿勢が強く,勝ち上がってきたクラブが本来持っているはずの攻撃的な姿勢というのは,なかなか表…

Triumph, Twice.

カップ・ウィナーとして国立霞ヶ丘に足を踏み入れ,その立場を譲ることなくバルコニーに再び立つ。 物理的には2007年初戦と言うべきかも知れないが,2006シーズン最終戦として,「勝負強さ」に徹底してこだわってきたに違いない浦和らしさが存分に表…