2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ショートハンドと意地と。

やるべきことが,絞られる。 攻撃を仕掛けようにも,フィールドプレイヤーが物理的に少ないわけですから,必然的にできることを守備応対面へと絞り込まざるを得ない,とも言えるわけです。 いつもならば,1日遅れが標準装備ですが,今回はちょっとだけ。 守…

駒場命名権について基本合意。

とあるスポーツ・メディアさん「だけ」が報じていた話であります。 そのときは,「獲得へ」という話でした。 駒場にネーミング・ライツを導入する,という話は改修前後の段階で出ていたように記憶していますが,ではどのような会社が駒場の命名権を,と考え…

欧州カップ戦化する大学選手権。

1回戦総当たりのリーグ戦と,カップ戦だけの実戦環境でいいのか。 やはり,JRFU方面も危機感を持っていたのだな,と思います。 なるほど,この手があったか,と思いましたが,今回はJRFUのリリースをもとに,トーナメント形式が大きく変更されるこ…

対札幌戦(12−03A)。

基礎教程だけでなく,応用段階までを平行させる。 確かに,そんな側面はあるな,と思います。 浦和では,確かにチーム・ビルディングの初期段階なのですが,ミシャさんがどのようなフットボールをピッチに表現しようとするのか,すでにスカウティングができ…

浦和が駒場命名権獲得へ。

正確には,「獲得する方向である」ようですが。 であるとしても,やはり期待してしまいますね。 見出しをそのままタイトルへと転用してしまいましたが,今回はこちらの記事をもとに,駒場の話を書いていこう,と思っています。 いまでこそ,ファースト・チー…

対仙台戦(12−GL#1)。

ちょっとずつ,昨季以前から継続してきた課題をクリアしてきている。 そんな感触と,前半段階で払わされてしまった犠牲と。 グループリーグ初戦を制した,ということよりも苦々しさが強く残る,そんな試合です。 ひとつひとつのプレーに対する基準を提供する…

対柏戦(12−02)。

狙うフットボールに対して,確信を深めていく。 そのためにも,「足掛かり」というのは重要な要素であるはずです。 開幕節,相似形を描くフットボールと対峙することで,距離を体感できたのも確かでしょうが,反面で自分たちのフットボールに対する自信,そ…

激しく、鋭く(第49回日本選手権・決勝戦)。

「好敵手」の存在が,プレー・スタイルに透けて見える。 そんなことを感じさせる,国立霞ヶ丘での決勝戦でありました。 サンゴリアスの個性は攻撃面にある。その通りだ,と思います。鋭く,斜めに相手守備ブロックを断ち割っていく攻撃面のシークエンスであ…

対バーレーン戦(U−23・ロンドン五輪最終予選)。

最も重要なのは,切符を確保すること。 そのためには,結果を出すこと。 この前提をもとに試合を振り返るならば,しっかりと最重要課題をクリアしています。2−0というファイナル・スコアでロンドンへの指定席切符を確保したのですから。 ではあるのですが…

日産デルタウイングとガレージ56。

クラレンス・ジョンソンさんへのオマージュかな,と。 このレーシング・マシンをはじめて見たときの,偽らざる感想です。 リア・セクションだけを切り取って考えるのであれば,確かに既存のレーシング・マシン,特にスポーツ・プロトタイプとの共通項を見出…

(部分的に)交流戦の概略など。

個人的には,相変わらず「まだまだ足りない」と思っておりますが。 今季までの状態を考えれば,「確かな一歩」だな,と思います。 日本選手権の話を見事に積み残しておりますが(まいどの遅筆堂,であります。申し訳ない。),今回は楕円球の話,大学ラグビ…

対広島戦(12−01A)。

5季連続で,開幕節での「勝ち点0」。 不名誉な記録であることは当然として,それだけ浦和は,「戻るべき場所」を変えてきた,チーム・ビルディングの初期段階を複数回経験してきた,という見方もできるように思うのです。であるならば,「同じ轍を踏まない…

Ready, Set.

鋭くスタート・ダッシュを決められれば,それはそれで理想的だけど。 リーグ戦は,短期で勝負を決めるものではない,というのも確かです。 現任指揮官は,相手の強みを徹底的に消し去る中から主導権を,というフットボールを組み立ててくるようには感じられ…

アルガルベ・カップのことなど。

ひとつでも多くの実戦を経験すること。 同時に,実戦を通じて課題をあぶり出すこと。 結果を引き寄せることができないと,カップ戦でひとつでも多くの実戦を経験することは不可能ですが,さりとて結果だけが最優先項目ではないようにも感じられます。であれ…

500にワゴン。

誰だったか,イタリア車を理解したければ大衆車だ,と。 さもなくばフェラーリだ,とも付け加えられる話のようなのですが,確かにその通りかも知れない,と思わせる話です。それだけ,イタリアのコンパクトは魅力的なモデルが多かったな,と思います。たとえ…

ラグビー高校選抜に女子セブンズ。

2016に向けた鍵のひとつ,という感じでしょうか。 今回は,JRFUからのリリースをもとに,女子セブンズの話をちょっと短めに。 もともと,全国高校選抜は地区予選を勝ち抜いたチームにチャレンジ枠と実行委員会推薦枠,そして開催県枠を合わせ,32…

距離(第49回日本選手権・2回戦)。

アップセットを演じられれば,もちろんそれが理想ではあるけれど。 簡単には描き出せないからこそ「理想」である,というのも事実です。相手が持っている強みを徹底的に抑え込めたとしても,それだけでは恐らく不足,でしょう。自分たちの強みも表現できなけ…

東芝ブレイブルーパス対ヤマハ発動機ジュビロ戦(第49回日本選手権・1回戦)。

22mラインより深いエリアの戦い方かな,と思います。 やはり清宮さんだな,と思わせる緻密なゲーム・プランでした。ブレイブルーパスが持っている強み,その強みに真正面から対峙するのではなくて,その強みを出させないようにしながら主導権を握ろうとす…

帝京大学対六甲ファイティングブル戦(第49回日本選手権・1回戦)。

接点から,ボールを引き出して攻撃を再び動かし始めるまでの時間。 全体から考えるならば,小さな要素ではあります。ありますが,この試合では「流れ」が変わるきっかけが,この小さな要素から見えていたようにも思います。 ラグビー日本選手権,その1回戦…