2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

TERMINATION(Paraguay v. Japan - R16).

もうちょっと,このチームが進化する過程を見たかった。 自分たちができる,結果を引き寄せられるフットボールを選び,そのフットボールを熟成させてきた。その熟成過程は興味深くもありました。それだけに,ノックアウト・スタイルのトーナメントで,どんな…

Germany v. England (R16).

ウェンブリー競技場ではなくて,フリーステイト競技場ですけど。 ともすれば,ゲームの流れを大きく変えるゴールだったかも知れません。相手に傾いていた流れを引き寄せる,そして自分たちの流れで試合を進めるための大きな分岐点になる可能性は,あったかも…

土壇場のリアリズム。

好意的に解釈すれば,違った言い方もできようけれど。 そもそも得意な形が違うのに,敢えて逆方向に進もうとしているかのような,そんな違和感が付きまとっていました。思えば,同じような道筋をクラブ・レベルで見た記憶があるように思うのです。 2004…

ADVANCE(Denmark v. Japan - Group E・#3).

「勝ち点6」,と。 「勝負事」というのは,これだから面白い,と思うのであります。 個々の能力はもちろん大事。でも,それだけではない。戦術的な部分での徹底度も大事だけれど,戦術だけが試合を決定付けてくれるわけでもない。個々の能力を引き出すため…

勝って進もう。

もうちょっと正確に言った方がいいのかも知れませんが。 でも,端的に書くべきでしょう。勝負事,でありますから。 初戦で「勝ち点3」を奪取できたこと,第2戦でジャブラニの洗礼を受けはしたけれど,得点を奪いに行く姿勢を崩さなかったこと,そしてさら…

トヨタ、WRC復帰か。

原点回帰だと考えれば,不思議でも何でもなく。 むしろ,ずいぶんと遠回りをされたではないですか,と言いたい感じです。個人的な趣味の問題もありますが,無理にフォーミュラ1へと参戦していく必要性は薄かったのではないかな,と思うのです。グループCや…

不思議な法則性(France - Group A)。

やはり,ドメネクが原因なのか!? なんてことが言われもしますが,誰か,特定の人物をして責任を取らせるとか,そういうレベルを超えているような。 グループリーグ,その前段階から抱えていた問題が,グループリーグの段階で単に浮上してしまっただけ,と…

重い僅差(Netherlands v. Japan - Group E・#2)。

ファン・マルバイクとは違って,選手たちが警戒感を表現していたこと。 決して,社交辞令などではなかった,ということになるでしょうか。個人的には,ファン・マルバイクのコメントは国内向け,ということなのでしょう。「格下」と目される相手に対して,必…

都築選手のローンによせて。

あくまでも,個人的な印象でしかないのですけど。 印象的な歩き姿だな,と思います。スッと背筋が伸びていて。それほどに腕振りが強いような感じはしないのだけれど,不思議なことに腕の動きにも視線が止まったりする。ピッチへと足を踏み入れる,あるいはピ…

不意打ちな宣伝活動、法的措置に。

いままでなかったか,となれば,あったような記憶がありますね。 各競技場に設置されているLEDディスプレイ(2006年以前は,ADボードですが。),そのディスプレイに描き出されているロゴとはどう見ても違う,ほかのブランドを示すロゴがカメラに抜…

原点回帰(Japan v. Cameroon - Group E・#1)。

チームが持つ原点,と言うよりは。 指揮官が得意としてきたフットボール・スタイル,という意味での原点を感じさせる試合でありました。確かに,ここまでのフットボールも局面に応じて表現されてはいたけれど,軸足をどちらに置いたのか,と考えると,もとも…

24 heures du Mans 2010.

今季もプジョーかな,と思っておりました。 少なくとも,途中までは。それほどまでに「速かった」わけですが,その早さは,残念ながら「強さ」という部分に結び付くわけではなかった,と。 耐久レースの難しさ,と言うべきかも知れません。 速さも,重要な要…

滑り落ちた勝ち点2(England v. United States - Group C・#1)。

正確に言うならば,滑り落ちたのではなくて。 「後逸した」と言うべきでありましょう。低い弾道のショットであったとか,今大会で使用される“ジャブラニ”の特性が,キーパーに対しては不利に働く可能性が高い(不規則な弾道を描きやすい)など,好意的に解釈…

プラン通り(S.Korea v. Greece - Group B・#1)。

先制に,中押しに。 ちょっと,野球的な表現になっておりますが,少なくとも早い時間帯での先制点奪取は,韓国が描いてきていたはずのゲーム・プラン通り,と言って差し支えないものと思います。 グループBの第1戦,韓国とギリシアの試合であります。「祝…

ファースト・ラウンド(グループA・#1)。

結果として残る勝ち点は,すべて1でありますが。 この1の読み取り方,結構違うような感じでありますな。やれるかも,という手応えをつかんだ1であったり,3を獲りに行っているはずが,1に抑え込まれてしまった,という形かも知れないし。逆に,相手から…

遅れてきたリアリズム(対横浜FM戦・グループリーグ最終節)。

状況が導いたリアリズム,かも知れないけれど。 どこか,今季のファースト・チームに不足しているかも,と思っていた要素を見せてくれたように思います。意図して表現していなかったのだとすれば,今度は「自然と」リアリズムを表現できるようになること,が…

東都大学野球入替戦。

野球という競技には,ギャンブル性がある。 確かにそうかも,と思うところです。どんな競技であっても,「細部」を大事にしないといけないのは当然ですが,野球だとその細部(一瞬,と言い換えてもいいかも知れません。)が流れを決定付ける要素になったりす…

テスト、のような(コートジボワール戦)。

フットボールという競技に,アクシデントはついて回る。 確かにその通りだとは思うのですが,国際Aマッチ,最も重要な国際Aマッチを目前に控えた状態でアクシデント,というのはあまりに割り切れない状態であります。誰が,とか,どちらが,ではありません…

スーパー耐久にGT−R。

Gr.Aでは「計算通り」だったBNR32。 でありますが,市販車状態がモノを言うGr.Nでは「計算外」だった要素が出てきます。ブレーキであります。市販車状態でも,追い込むとドリル部分から亀裂が走る,などという話のあったブレーキですが,レース…

トヨタのポストF1戦略は。

個人的には,スポーツ・プロトタイプを期待していたのですが。 サルテにハイブリッドなLMP1,という形はなさそうであります。とは言いながらも。かなりさまざまなカテゴリに参戦のウワサがある,というのは確かのようです。フットボールからは離れて,オ…