2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

対バーレーン戦。

Ernestです。こんばんは。 さっそくですが,今日の本題。今日は短めの方向で進めますと。 最少得点差での勝利に不満を持つ向きもあるかも知れない。あるいは,その得点がオウンゴールによってもたらされたことに納得できないひともいるかと思う。 しかしなが…

バーレーン戦を前に。

本当は,最終予選の最中に「理想」を追うかのように“システム論”が出てくる,というのが最大の問題点なのだけれど,そんなことを言っている時間的な余裕は,どう見てもないわけです。 それならば,実績を残しているスタイルに戻すことは,ある意味では前提条…

継承されていくもの。

・・・どうして,大先生はフォーメーションが大好きなんだろうなぁ。 同じ“Number”でもウェブでのコラムと本誌の記事では印象がまるで違う。 過剰なまでの欧州礼賛論も目につくし。ウェブでは「肩の力が抜け過ぎ」なのではないかな,と邪推しております。それ以…

「数字」の持つ本当の意味。

まあ,いつものことさ,と言ってしまえばその通りなのですがね。 “Number”ではアリーゴ・サッキさん(レアル・マドリー・フットボール・ディレクター)にインタビューして,彼が追求してきたプレッシング・フットボールがリヌス・ミケルスさんによって示され…

心の隙。

思えば,この言葉はラグビー日本選手権を形容する言葉でもあったかな,と。 ヴェルブリッツは,早稲田大学を相手に思わぬ苦戦を強いられる。圧倒的に有利と評価されていた,ブレイブルーパスがそのヴェルブリッツに屈する。 同じ図式を見たように思う。 前任…

対大宮戦(05−GL#2)。

前半のリズムを後半にも引き継ぐことができれば,もっと楽にゲームを展開できたはず。 リズムが悪くなってきたときに,どう自律的に修正していくのか。昨季,あと一歩のところで獲り逃したものをつかみ取るためには,今の段階で解決しておく必要があるように…

対イラン戦(アウェイ)。

ワールドカップ最終予選は,戦術的な理想を追い掛ける余裕を与えない。 勝ち点(3,あるいは1)を奪えるか,それとも奪えないか。 結果だけが全てを支配する場である,ということを各メディアが再認識できただけでも良かったかな,と。 ただ,タブロイド各…

「戦闘集団」に必要な要素。

前の“4バックを考える”というエントリを受けて,今回のお話を組み立てておりますれば,時に話の流れが飛躍するかも知れません。 そのときには前のエントリを適宜参照していただく,という方向でご理解を。 まいど,の連続エントリなれば,あいさつ省略。 で…

ダービー。

フットボール・フリークにとっては,ちょっと特別な響きを持った単語だな,と感じます。 アーカイブと文体がかなり似ているので,恐らくいまも担当されているのでしょうけれど,朝日新聞に寄せられている佐藤仁司さんのコラムでは,レッズにとっての「ダービ…

4バックを考える(日本代表の場合)。

まずは,サンスポのこちらの記事をご参照くださいませ。 ひさびさに日本代表に関連する話をしてみようかな,と思っています。 さて,さっそくですが本題です。 リンクした記事,その記事を書いた記者さんの描写だけでは,どのような形でシュートに持ち込んで…

FAIR PLAY PLEASE.

またまた,立ち位置を明確にせねばならぬことが出来したな,と。 他のクラブ・サポータのことではあるけれど,フットボール・フリークとしては決して見過ごせる話ではありません。どの話なのか,を明確にするためにリンク,引用をすべきところかも知れないけ…

削がれる緊張感。

ホーム・アンド・アウェイスタイルをとるカップ戦の醍醐味とは,何でしょうか。 どんなに圧倒的な攻撃力を誇るクラブでも1点差に泣くかも知れない,独特の緊張感にこそあるのではないでしょうか。通常であれば,「退屈さ」の代名詞とされかねないようなスコ…

欧州連盟杯−2回戦(最終版)。

さて,欧州連盟杯であります。UEFAカップであります。 2回戦最後のゲームが終わり,QFのドローが決まりました。欧州連盟のオフィシャルサイトに準々決勝の組み合わせ,及び各クラブ関係者,選手のコメントが掲載されています。 まず,アウェイでの第…

ゲーム回顧とグループAの思い出。

実はこの記事,最初は別館にアップしたものであります。 ありますが,よく読んでみるとクルマの話を書いているはずが,いつの間にやらフットボールの話に移動していて,何ともカテゴリ分けが難しくなってしまいまして。ならば,こちらにも同じようにアップし…

草津対札幌戦(05−J2#03)。

ふとディビジョン2を見に行こうと思い立ち,敷島公園に向かってみました。 いつもならば反対方向のホームから乗る電車を逆方向に,ということ自体に新鮮さを感じ,どんな雰囲気なのか,などいろいろと思いをめぐらせていました。 Ernestです。 今回は,“フ…

亡霊を振り払え。

欧州CLのドローが決まったようです。 そこで,やっぱり因縁というのはあるわけで,こんな記事になってしまうわけです。 しかしながら,であります。 ここで同じことを繰り返してはならないだろう,と。誰もが,言わなくとも分かっているはずです。 欧州連…

ナビスコ・カッププレビュー。

いよいよ明日から,ヤマザキナビスコ・カップ予選ラウンドがスタートします。 そこで,ちょっと全体的なプレビューからはじめてみよう,という次第です。Ernestです。こんばんは。 さて,日頃速報記事などでお世話になっている時事通信社によるプレビュー記…

欧州連盟杯−2回戦(第2戦)。

・・・しかし。 「第2戦」が終わらないと「準々決勝」にはならないのに,「準々決勝」と書くってのはどういうことか。FAカップのことがちらついたかな・・・!?ともに,マグパイズはいいところにいるし。 ・・・そういうことじゃあないですよね。気になってチェッ…

欧州CL決勝トーナメント1回戦(最終版)。

考えてみれば,気になる一戦が残っていたのでした。 イングランド勢にばかりかまけているから,こういうことになるのだ!とかご指摘を受けそうですが。 ・・・「おっしゃる通りです」。 揚げ句の果てにエントリをアップし忘れるとは。時期外れもいいところだ,…

重圧を力に。

“FIELD”方面な話を,ひさびさに展開したいな,と。 とは言え,偶然に拾ったネタなので,あまりデカいことは言えません。というわけで今回は短信という方向でお願いします。 今回ご紹介したいのは,こちらの記事(asahi.com)です。「ジャパン初の外資系企業…

FAIR JUDGE PLEASE.

開幕戦の話であれば,相当旧聞なわけですけれど。 大住さんのコラム(NIKKEI NET - SOCCER@Express)を見て,確かに普遍的問題ではあるな,と思い直し取り上げてみようと思った次第であります。 大住さんが言うように,ゲーム後の岡田監督の態度は立派だった…

「社会の鏡」にしないために。

民草さんから大きな宿題をいただいたような気がします。 同時に,ワタシなりに消化しておかなければならないことだなとも思いまして,今回エントリを立てることにしました。 本当はコメント欄にてその宿題への解答を出すべきところでしょうが,そう簡潔に収…

ファミリーでもある戦闘集団。

JFAによるプレスリリースのあと,ちょっとタイムラグを置いて,各スポーツ・メディアでも代表候補のリスト(日刊スポーツ)がアップされております。 これについて,ちょっとだけ。 選出メンバーについては,当然のように一見して「変わり映えしない」とは…

レアル・マドリーの憂鬱。

欧州カップ戦でファビオ・カペッロ率いるユーヴェに屈したこと以上に,リーガ・エスパニョーラでの不甲斐ない敗戦(日刊スポーツ)の方がはるかに問題ではあるだろうけど,恐らく問題の核になっているものは同じ,なのだろうと思うです。 というわけで,レアル…

蹴球協会杯−準々決勝。

漢字にすると,何か別の競技のような感じがしますが。 “FAカップ”であります。 いよいよ中立地開催のラウンドに入ったので,扱っていくことにします。Ernestです。 現地時間13日,延期となっていた2ゲームが開催され,準決勝進出のチームが出揃いました…

対川崎戦(05−02A)。

Ernestです。こんばんは。 勝ち点2を奪い取った,と表現するべきか。それとも,勝ち点2を失ったと表現するべきなのか。 判断に困るゲームだったように感じます。 ともかく,ドローに持ち込めたことを最大限に評価したいゲーム,ということは確かでしょう。…

欧州連盟杯−2回戦。

ケヴィン・キーガンがシティを離れるとか(ESPNサッカーネット・英語)。 愛すべきマネジャーではあるのですが,成績が伴わないですよね。となれば,クラブ・サイドとしても動かざるを得ないでしょう。強い個性を持ったマネジャーが去る,というのは寂しいもの…

Full Stop.

いまいちど以下の点を確認することで,この問題を締め括ることにします。 まず,最初に明確にしておきたいのは,個人の思想信条に関して介入する意図はないし,私の本意とするところではない,ということです。あらゆる意見が自由に表明されることこそ,私た…

アジアCLグループリーグ第1戦。

地上波ではチェックのしようがないので。 アジア・サッカー連盟のオフィシャル・サイトにある,CLについての情報を頼りに日本勢を追ってみました。ちょっとエントリが重なってるので,あいさつは省略させていただきまして。 では,早速本題行きます。 まず…

For the Good of the Game.

マリーシアもフットボールの一部である。確かにそういう部分もある。 むしろ,冷徹な現実である,と言う方が正確かも知れない。 ただ,フットボールに関わる者すべてが同じ思考である必要はないだろう,と思う。むしろ,冷徹な現実に実際のフットボールが支…