OFF THE PITCH
サプライズ,と言えば確かにサプライズ。 ではあるけれど,全体的には手堅いスコッド・リストになっているのではないかな,と思います。 “2014FIFAワールドカップブラジル キリンチャレンジカップ2014 vsキプロス代表(5/27@埼玉) SAMU…
接点に対して,分厚くアプローチを仕掛けたい。 そんな意識を,相手は待っている。接点に対して複数が働き掛けてきてくれれば,ライン・バランスは変化する。このタイミングを狙い澄まして,斜めに鋭く仕掛けていく。 接点に飛び込み過ぎれば,相手の術中に…
はっきりと書けば,フェアネスよりもおカネだったと。 恐らく,相当数のパートナーから来季契約について減額提示を受けていたり,今季をもって契約満了,という意向を示されたりしたのでしょう。2012シーズンから2013シーズンにかけても,パートナー…
リーグ戦に,カップ戦的な要素を持ち込みたいのだな,と。 であるならば,カップ戦をもっと大事にしてほしい,と思います。指揮官の戦略,たとえば主力とリザーブ,その実力差を埋めるためにカップ戦を活用する,という戦略的な意図に基づいてスターターを組…
メディア訴求度の話だとか,放映権料だとか。 ならばなぜ,CSへと軸足を移す前にメディア訴求度という側面から放映権料を設定しなかったのか,と。自分たちで誤った判断をしておいて,誤った判断を修正するため(誤った判断によって危機的な状況に陥ってい…
何としても,地上波での露出を取り戻したい。 リーグ事務局であったり,各クラブ担当者には,確かに危機感があるのだろうとは思います。競技場へと,「新たに」足を運んでもらうためにも,より多くのひとの「目」に触れることが重要であって,そのためには「…
端的に言って,時代錯誤な発想ですね。 そもそも,です。 “CHAMPIONS”という称号が,リーグ戦にだけ使われる理由が何なのか,と。この大原則を,合同実行委員会に参加されるひとたちは,何だと思っているのか。 個人的な思いとして,“ステージ”と呼…
「三菱自動車サッカー部」ではなくて,「浦和」。 浦和というクラブを追い掛けはじめた,そのきっかけは「浦和」という言葉そのものにあったような,そんな思いがあります。 プロフェッショナルが立ち上がる前段階,JSLでは“ホームタウン”という意識もな…
推理,というよりも希望的観測ではあるのですけど。 2つの個性を持ったパッケージを用意するつもりかな,と思います。より自身の理想に近いパッケージを組むと同時に,現実主義的な部分に軸足を置いたパッケージも組める状態にする,と。リーグ戦型パッケー…
プレミア・イーストからプリンス関東へ。 主戦場が来季から変わってしまうことに対して,思うところがあるのは確かです。けれど,主戦場がどこなのか,ということよりも大事なことが2種チームにはあるかな,と思うのも,また確かです。 チームが強さを維持…
意欲的なフットボールを狙っているな,と思いました。 けれど,フットボールという競技は得点数で争われる競技です。狙うフットボールがどんなに魅力的なものであっても,ゴールが遠ければ勝ち点3を積み上げていくことは難しい,そんな競技です。その意味で…
もったいない,と思いますね。 JFLでも存在感を放ってきた「チーム」が形を失う,というのがもったいない,と思うのです。経営判断として,活動を止めるという判断は仕方ないこと,だと思うところはありますが,同時に,ノン・プロフェッショナルにとって…
戦術的な約束事をつかみ,チームの個性をつかむ。 と同時に,自分の個性をチームにつかませる。 チームが機能するための要素ではないかな,と思うのですが,浦和駒場でのゲームではこの要素,ちょっと不足しているかも知れないな,と感じるところがありまし…
ピッチだけが知っている,と言えば。 オールド・ウェンブリーのピッチは,かなり重要なことを知っていたはずだ,と思います。 ジェフ・ハーストが放ったシュート,そのシュートは最終的にどの位置に落ちたのか。ゴールラインの真上に落ちたのか,それともボ…
設計図を部分的に書き換えてきたのかな,と思います。 といっても,戦術的な枠組みまでが書き換えられる,という感じでもありません。トゥーロンで否応なく実感させられることになったフィジカル面での差,その差をどのようにして縮めるか。速さ,という要素…
強いて言うなら,枝葉の話です。 リスタートからの守備応対は課題ではあるけれど,枝葉な話,ディテールな話です。現任指揮官が狙うフットボール,その根幹に関わる要素ではありません。けれど,ディテールだから軽視していいなんてことはあり得ません。枝葉…
自分たちが主導権を握っていれば,表面化しない話です。 主導権を握られている,後手に回っているからこそ,問題になる話であります。 リズムを引き戻す,自分たちが主導権を握り返すために仕掛けていく,という方向から戦術交代を見ると,今節は残念ながら…
45:00からの話も,当然に重要です。 相手は守備ブロックを低め,かつ中央に強く意識を傾ける形で構えていました。この守備ブロックを,真っ向勝負で割ろうとしてしまったように見えます。中央に意識を傾けている相手を,どう引っ張り出すべきか。ミドル…
とあるスポーツ・メディアさん「だけ」が報じていた話であります。 そのときは,「獲得へ」という話でした。 駒場にネーミング・ライツを導入する,という話は改修前後の段階で出ていたように記憶していますが,ではどのような会社が駒場の命名権を,と考え…
正確には,「獲得する方向である」ようですが。 であるとしても,やはり期待してしまいますね。 見出しをそのままタイトルへと転用してしまいましたが,今回はこちらの記事をもとに,駒場の話を書いていこう,と思っています。 いまでこそ,ファースト・チー…
ひとつでも多くの実戦を経験すること。 同時に,実戦を通じて課題をあぶり出すこと。 結果を引き寄せることができないと,カップ戦でひとつでも多くの実戦を経験することは不可能ですが,さりとて結果だけが最優先項目ではないようにも感じられます。であれ…
「倶楽部」に緊張感を持ち込んでみせた。 “CLUB”を漢字表記すると,確かに「倶楽部」となります。しかしながら,フットボール・クラブという存在と,倶楽部という漢字表記は決して親和性があるとは言えません。プロフェッショナルな,戦う集団であるべきクラ…
ひさびさに,屋号な話から入ろうかな,と思います。 さて。組み上がったばかりのレーシング・エンジンがあるとしましょうか。本格的な実戦投入を控えた,2012シーズン仕様のエンジンであります。このエンジンを,実戦投入する前に,しておかなくてはなら…
クラブがあってのファースト・チームではあるのですが。 やはり,あのファースト・チームはもったいない。そんな印象を持ちます。決して戦力的に,そして恐らく環境的にも恵まれていないチームで,守備面だけに意識を振り向けるフットボールを狙わなかった。…
かつては,メインストリームでしたけどね。 2010シーズンまでは,第2種でのリーグ戦は単純なラウンドロビンで,2回戦総当たり制の長期にわたるリーグ戦ではありませんでした。そのためか,リーグ戦に軸足を置いたチーム・ビルディングというよりは,カ…
ユースを預かっていたときの堀さんを,ちょっと思い出してみるに。 意外なほどに「動かなかった」という印象を持っています。 最も印象に残っているのは,保土ヶ谷公園でのゲームです。 そのときの保土ヶ谷公園は強風に見舞われていて,当然ながらエンドの取…
堀さんのフットボールにおいても大事な要素かな,と感じます。 まずは,攻撃ユニットでの距離感で考えてみますと。 現任指揮官がファースト・チョイスとして位置付けているのはセルヒオ選手でありましょうが,1トップトップのポジションに入っているフットボ…
チームが,フェアな競争環境にあること。 クラブ・チームでも,そして代表チームでも重要な要素だろう,と思います。 チームとして表現すべきフットボール,戦術的な約束事を浸透させるためには,ある程度チームを固定して戦っていくことが求められるとは思…
不思議な感じがしますね。嘉納治五郎さんという名前を見ると。 最初,FAからカップを贈られたのはJFAではなくて,大日本体育協会(現在は,日本体育協会)だったのだとか。当時,会長職にあったのが,講道館を設立した柔道家,嘉納治五郎さんだったとい…
A4でもなく,A3でもない。 提供規模が大きいからA1を選択したのではないか,ボトムレンジだから選んだのではないか,と見られてしまいがちかな,と思いますが,個人的にはアウディさんの選択,なかなかの「いい仕事」だと個人的には思っています。 今…