2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

短いなり、の前提は。

“On the Pitch”な話と,“Off the Pitch”な話が絡み合ってしまった。 そのために,問題がより難しくなってしまった。準備段階での問題が,シーズンへと反映してしまったような印象を持ちます。 今季は,時間的な問題はありません。しっかりと基礎を整備して,…

対バーレーン戦(アジアカップ予選・アウェイ)のことなど。

どうやら,「アウェイ」と言うより「鬼門」ですね。 と言いますか,どうしてバーレーンに降り立つとリズムを崩すんでしょうか。崩さなくてもいいパッケージを崩すからではないかな,と思ったりもします。 バーレーン戦の話であります。 ありますが。ゲームの…

Arrivederci, S2000.

日常速度域で,楽しさを感じられるか。 「追い込まないと,楽しくない」。 UKでは,追い込むタイプのエディターさんが多いはずなのに,そんな評価をされていたな,と思い出します。UKを含めて,欧州市場ではボクスターなどと真正面から勝負を挑まなけれ…

6月の「未来予想図」。

ハッピーなものか,それともアンハッピーなものか。 それも大事だとは思うけれど。 存在感を存分に見せつける,そんな絵が描けるといいかな,と。 指揮官が指揮官ですから,やっぱり期待しますね。今回は,“Number”誌(721号)に掲載されている大友…

東芝ブレイブルーパス対三洋電機ワイルドナイツ戦(TL最終節・#2)。

ちょっと,懐かしい表現をしたくなりました。 「東芝府中」と。 薫田監督が構築したチームは,守備面と攻撃面がかなりの高みでバランスした,何とも凄みを感じるチームでした。 どの時間帯でも,ブロックがなかなか崩れない。「壁」が押し寄せるように攻撃が…

NECグリーンロケッツ対福岡サニックスブルース戦(TL最終節)。

そこはかとなく,リズムをつかめていない。 グリーンロケッツからしてみれば,そんな感じだったのではないでしょうか。 仕掛けがはまれば,ブルースが敷いているディフェンスを破ることはできる。できるのだけれど,そのリズムが続かない。突き放せるはずな…

対イエメン戦(アジアカップ予選)。

テストを兼ねた真剣勝負。 そんな印象を持ちました。であれば,ちょっと屋号的な表現を使ってみます。 実験車両的な性格を持ったレーシング・バイクをレース・トラックに持ち込むとしましょうか。そのときに,「動かさないところ」と,「積極的に動かすとこ…

「禁止令」から推理する基盤。

楽しみな「禁止令」ですよね。 と言いますか,実にトレーニングらしいトレーニングだな!と思います。 昨季は,トレーニングでメディアさんに取り上げられたことはほとんどなく,あったとしてエル・ゴラッソさんの辛辣なコラムでしたから。 それはともかくも…

最終節であって、そうでなくて。

“Champions”という称号の懸かったゲームならば。 「やってはならないゲーム」以外の評価はあり得ません。 接点でボール・コントロールを失う局面が何回あったか。セットピース,特にラインアウトでマイボールのコントロールができない。 このような状態では…

ディシプリンと交通整理。

「ぶら下がり」,あるいは「夜討ち朝駆け」。 さすがに,スポーツ・メディアさんが夜討ちだったり朝駆けを仕掛けるとは思いにくいのですが,あり得ない話ではありません。 独自の情報をつかみたい,となれば,他社に先んじたい。そう思うのは,当然のことだ…

848のことなど。

個人的に楽しみにしていたモデルである,“848”の正式導入スケジュールが決まったぜ,というリリースがサイドリバーさんに掲載されておりました。ちょっとそんな話を短く。 かつては,スーパースポーツ規定に合わせた排気量設定だったのですが,1098を…

鹿児島城西対広島皆実戦(08〜09全国選手権・決勝戦)。

中野田でのゲームは,大いなるヒントだったように思います。 ひとつには,仕掛け方のヒントであり。ひとつには,“super”な前線への対応であり。 そして,大きな教訓をももたらしたように思います。どこで,ゲームを落ち着かせるべきなのか。 広島皆実にとっ…

鹿島学園対広島皆実戦(08〜09高校選手権)。

ある意味で,カップ戦準決勝「らしい」試合。 第1試合が,いささか「例外的」に過ぎたように思っていただけに,「らしさ」が際立ったように思います。 さすがに,第2試合の時刻ともなると,「日だまり」が少なくなります。ピッチに落ちる影も伸びて,フラ…

前橋育英対鹿児島城西戦(08〜09全国選手権)。

準決勝というタイミングでは,恐らく例外的なオープン・ゲーム。 ファイナル・スコアを冷静に見れば,双方ともにここまでを望んではいなかったのではないか,と思います。ちょっと厳しい見方になるかも知れませんが,それだけゲーム・コントロールに不安定性…

常翔啓光学園対御所工・実戦(08〜09全国高校ラグビー・決勝戦)。

「僅差」が勝負を分ける。 ファイナル・スコアで言うならば,両者の差は9点です。ちょっと禅問答的な表現になってしまいますが,この9点差は本当に僅差だと思いますし,しかし「9点差」を作り出してしまった要素を思うと,「大きな僅差」という表現もまた…

去りし「旗頭」。

「個」を絶対的な基盤とするフットボール。 少なくとも,間違ったアプローチではないでしょう。ただ,「戦術的な基盤」が整備できているならば。 その戦術的な基盤,どれだけ意識されていたのでしょうか。アウトサイドからの推理でしかないけれど,2007…

イビツァさん離日によせて。

「代表チーム」というチャプターをもって,最終章にするつもりだったのでしょうか。 であるならば,書きかけの状態で離日する,とも言えます。ですが,最終章の形が違った姿で提示されることも,またどこかで期待していたりします。 現在時点でのトップレベ…

市立浦和対滝川第二戦(08〜09全国選手権)。

赤城颪と言うべきか,それとも筑波颪が適当か。 それはともかく,中野田には季節風が吹き抜けていました。大まかに言うならば,北ゴール裏方向から南ゴール裏方向へ。 キックオフ直前のチェンジ・サイドには,「季節風対策」もあったのではないかな,と思い…

116分後の先制点(08〜09天皇杯決勝)。

恐らくは,双方にとって「意図せざるシナリオ」だったでしょう。 ただ,その意図しなかったシナリオ,どちらにより有利だったでしょうか。ゲーム・クロックが45:00から再び動き出す,その直前の時間帯に引き戻してみれば,柏のゲーム・プランは「90分…

狙い澄ました仕掛け(全日本実業団駅伝)。

まずは,ちょっと口上など。 あけましておめでとうございます。店主のErnestでございます。 いささか文面の長いエントリが多いところで,大したものはお出しできないのですが,ごひいきいただきまして,感謝の限りであります。 新たにお越しいただけるひとも…