2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

対北朝鮮戦(東アジア選手権)。

いつもよりも短め(と言うか,長く書くこともないような・・・。)ではありますが,書いていくことにしますと。 ゲームを通じて,主導権を北朝鮮に握られてしまっていたように感じる。 中継のコメンタリーが「やりたいことを北朝鮮チームにやられている」といっ…

Vodafone Cup 2005。

PSMとして十分に機能するゲームであった,と個人的には感じています。 言うまでもないことですが,「テスト」的な色彩の強いPSMにあってはファイナル・スコアには興味はありません。むしろカップ戦,リーグ戦に向けてどのような課題を引き出せたのか。…

当然のこと。

またまた短信方向で書いていくことにします(それでも長め?)。 マイスターシャーレに最も近い位置にいるクラブにして,2003〜04シーズンには逃してしまったマイスターシャーレを04〜05シーズンに奪回し,19回目の栄冠に輝いたクラブ。 バイエ…

ラグビー日本代表の新体制。

ひさびさに,“OFF THE FIELD”を短信方向で。 ちょっと情報としては古いのですが,ヘッドコーチにエリサルド氏=初の外国人指揮官−ラグビー日本代表(時事通信 - スポーツナビ)という記事をもとに書いていくことにします。 フィジカル・コンタクトなどの部分…

接近戦を支える信頼感。

今回はひさびさに,屋号に忠実な話からはじめてみることにします。 私が個人的に思うイメージとしては,“アドバン・カラー”でしょうか。 グループAやJGTCなどの“ハコ”レースにおいて活躍されたレーシング・ドライヴァにして,現役引退後もヒジョーにエ…

「国際親善試合」とは。

いろいろとインパクトのあるゲームでしたな。 ルシェンブルゴとか,ベッカムの発言がスポーツ・メディアを賑わせているようでもあり。 ちょっとだけ書くならば。はっきり言って,ただでさえコンディションが良くないのに,冷静さを欠いたことでさらにリズム…

upsetとpotentiality。

基本的には,「よそさま」の話ですからね。 90分間プラスしっかりとTVを見ていたわけではないので,短信の方向で進めますと。 東京ヴェルディ1969−レアル・マドリー戦(国際親善試合),であります。 フレンドリー・マッチですから,ファイナル・ス…

1/2に影響する1/34。

リーグ戦は基本的に,どのゲームにも同じ重要性がある,と思っています。 現在クラブが置かれたポジションを中心として,上位との対決を制することが勝ち点差を縮める絶好の機会である(=それだけに重要視される)ことは言うまでもないけれど,中位以下との…

対清水戦(05−18A)。

コンディションや,プライマリー・バランス。 チームにかかわる,すべての条件が厳しくなってきているだろうことを感じさせる6連戦の最終戦。 質的な面で言っても,6連戦序盤とは明らかにピッチ上に展開するフットボールが違ってきているように感じた。有…

俊輔とスコティッシュ・プレミア。

ともすれば,“キック・アンド・ラッシュ”だけがクローズアップされるように思うのですが。 彼の加入によって“攻撃オプションの一環“としてキック・アンド・ラッシュが捉えられるようになれば,ある意味スコティッシュ・プレミアのイメージが変わるかも知れな…

事件、再び。

あまり長く書きたくないことなので,短めに。 前回の事件のときは,正直言って書けなかった。「リアル過ぎた」,のかも知れません。 自分がウィークデイに利用していた駅である,リヴァプール・ストリート駅が狙われた。 もう随分昔のこと,と思っていたのに…

リプレイ。

選手移籍,しかも欧州でのこととなれば,情報として心には留めるけれどあまり書こうとは思わないわけです。 でも,マンチェスター・シティ,アンディ・コールが加入(Athleteline - スポーツナビ)という記事にはちょっと引っ掛かったのです。 1997年,…

“Matchday”が示すもの。

今回は,ちょっと難しめのことを書いていくことにします。 では,いつものようにイングランド絡みのマクラからはじめますと。 イングランドでは“フットボール”が日常にしっかりと織り込まれていますが,彼らは「人気があるから」とか言ってゲームを見に行く…

カズ移籍に思うこと。

“プロフェッショナル”という言葉が,“エンターテインメント”と直結するかのような「華」のあるフットボーラーだな,という印象で貫かれているように思う。 もともとはウィンガーだったと記憶しているが,J初年度からのヴェルディ黄金時代を典型的な“ストラ…

重要なリリース。

今回は,東アジア選手権代表チームメンバーに関するリリース(JFA)を紹介することから書いていくことにします。 まず,JFAのニュースリリースを見て,そのあとスポーツ・メディアの速報を読んで思ったこととしては,やっと我らが指揮官がメディアを通…

対広島戦(05−17)。

今節を象徴する場面は,ある意味では相手GKからのリスタートであり,また最終ラインからのビルド・アップを封じたポジショニング・バランスではないか,と個人的に感じている。 ゴーリーがボールをセットし,助走のためにボールから一時的に離れる。フィー…

攻撃的であるための守備意識。

マッチデイ前後には,必ずと言って良いほど読ませてもらっている“J's GOAL”。 ここでマッチ・プレビューを担当されているライターさんはさぞ大変だろうな,と感じます。 どちらか一方に大きく肩入れすれば,恐らくは他方のサポータ,ファンから盛大なブーイ…

揺れるエールディビジ勢。

正直言えば,“カルチョ・メルカート”に関して書こうとは思っていなかったのですが。 木崎さんのコラム(gooスポーツ - NumberWeb)を見ると,そうとも言っていられないような深刻さを感じます。 そこで,今回は「欧州蹴球事情」的に書いていこう,と思ってい…

悪童、監督業へ。

恐らく,イングランドのひとにとっては(良い悪いは別にして)間違いなく印象に残るフットボーラーだと思っています。 それまでのイングランド選手のイメージはフィジカル面の強さだけが強調される,“キック・アンド・ラッシュ”に直結する才能だけに注目され…

リヴァプール、一足早いCL初戦。

さて。 ディフェンディング・チャンピオン(ビッグイヤー・ホルダー)として,欧州カップ戦に参加できることになったはいいけれど,一次予選から戦っていかなければならないリヴァプールの話であります。 オフ・シーズンには主将であるスティーヴン・ジェラ…

対柏戦(05−16A)。

いつものように,1日遅れで書きはじめております。 とは言え,いつも以上に思考がまとまっていないような気がします。加えて,今節に関してはゲームの流れを正確につかめる立場にはないために,前節気になったことを含めて「雑感」という形をとらせていただ…

プロフェッショナルとしての判断。

不意を突かれるようなニュースリリースから1日が経過し,メディアの記事が出揃ってきたように感じます。 中にはスポニチの記事のようにセンセーショナルな見出しを打つものもありますが,J1:浦和のエメルソン,カタールのアルサドに移籍(MSN−Mai…

エメルソン移籍に思うこと。

何とも表現のしようのない感情がある。 ニュースリリース(オフィシャル)に記載されている出場記録にもあるように,チームとして目指すべき方向性に関して迷走の最中にあった時期に浦和に加入する。前任指揮官の時代,ゼロ・ベースからのチーム再構築という…

悪しき欧州基準。

まだ,日本ではスカーフ(マフラー)を手首に巻かなければならないような事態には立ち至ってはいません。 当然,ファッションとして,という意味ではありません。「必要に迫られて」,というフレーズを頭に付ける必要がある話です。 本来,首に巻くべきもの…

対大宮戦(05−15)。

いわゆる,4−4−2フラット。 攻撃面よりも守備面に意識を傾け,フラットなラインを維持しようとする最終ラインと,ダイヤモンドでもなくスクエアでもなく,フラットに構成されている中盤とがしっかりと距離を維持しながら,守備応対を繰り返していくパッケ…

追撃態勢。

前回のエントリで,ヨット・レーシングに見立てた話をしたか,と思います。 前節・対東京ヴェルディ戦においてチームが本来持っているはずの攻撃面でのリズム,あるいは6連戦を良い形で終えるための方法論をつかんだと感じ,それをセーリングにおける最大の…

実現するか、GB代表。

祝賀ムードに冷水を浴びせかけるかのような大きな事件が,ロンドンで起こったようです。 まだ正確な情報が得られる段階ではないとは思うのですが,ガーディアンのニュースブログを見ても時間を追うごとにいろいろな情報が出てきているようです。 さて,飛び…

対東京ヴェルディ1969戦(05−14A)。

まいどの通り,1日遅れで書きはじめております。 昨季同様にファイナル・スコアに相当のインパクトのあるゲームでしたし,(相手守備ブロックが組織的に機能していないために)ゲームを俯瞰的に眺める必要性を感じないゲームであります。 そこで一点だけ。 …

必要なのは、“TIPS”。

本日付の読売新聞朝刊(サッカー面)はなかなか読ませる特集を組んでおりました。 込山記者によるアヤックス・アムステルダムの育成システムについての記事であります。 その記事中,シモン・カイゼル氏(アヤックス広報担当)が込山さんとのインタビューで…

優先すべきは代表チーム強化。

まずは,スポナビの記事をご一読下さいませ。 何を感じられるでしょうか。 JOMOオールスターも,代表チームが戦う国際親善試合も,ある意味では“フレンドリー・マッチ”であり,共通する要素がある,とは言えます。でありますが,その性質は“2005年”…