2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Congratulations!

大会結果など詳細については後日掲載してくれるとクラブのオフィシャル・サイトでは言ってくれてますので,待ちたいなとは思うのですが。 フィリップス・ライティング国際7人制サッカー大会(Philips Lighting International …

ナビスコカップにも権威を。

まずは,清尾淳さんのコラム(Weps打ち明け話)を紹介するところから書き始めたいな,と。 今季のヤマザキ・ナビスコカップに対する違和感を,清尾さんははっきりと指摘してくれたように思うのです。ACLを考えれば,確かに参加クラブをシードするとい…

東芝スーパー杯 - 対カナダ戦(決勝)。

大上段に構えてはみましたが,いろいろな事情が重なって前半だけしか見ていないわけでして・・・。 ですので,ゲーム・スタッツ(JRFUオフィシャル)も参考にしながら書いていこう,と思っています。ただ,前半だけの印象から言えば,間違いなく今後につな…

対神戸戦(05−GL#4)。

あのように劇的な結末になるとは予想できませんでした。 と言うよりも,どんな能力のあるシナリオ・ライターでもあのように劇的な結末は「書きたくても書けない」のではないか,と思ってしまいます。ただ,その「劇的な結末」に至る過程は(圧倒的に高い個人…

対UAE戦(短信)。

確か,“Number”誌上でだったか「冷たい怒り」との表現を見たことがありますが。 まさしく,そんな心境です。 あまり,積極的に書きとめたいゲームではないですけれど,そんなことを言っている間にバーレーン戦は近付いてくるわけで,ある意味「腹を括るため…

"Unbelievable, Incredible, Brilliant."

要は,「素晴らしい」ということでありますが。 タイトルに掲げた言葉は,トニー・ブレアが指揮官であるラファエル・ベニテスと選手たちに向けて贈ったメッセージからお借りしたものですが(出典は,デイリー・テレグラフの記事(英語)による),まさしくこ…

アプローチは違えど。

「名選手,必ずしも名将ならず」とか言いますね。 特に,野球の世界では言われることであります。個人的な解釈を書けば,指揮官自身が選手時代から培ってきたプレー・イメージを的確に(あるいは簡単に)言葉に置き換える「変換能力」に問題がある,場合によ…

調整か、勝負か。

ひさびさにゲーム以外で「日本代表」に関することを書いていこうかな,と。 2003年(あるいは,2004年)時点であれば,「勝負にこだわらずして,何にこだわるのか!」と思っていたところでしょう。 ともすれば忘れがちになりますが,“キリンチャレン…

ルート・フリット辞任に思うこと。

シンジの移籍以来,ちょっと気になるクラブになっていたフェイエノールト・ロッテルダムですが,こういうことでスポーツ・メディアに露出するとは・・・。 指揮官の辞任(あるいは解任)はプロフェッショナル・フットボールの世界では日常的にあり得べきことで…

蹴球協会杯−決勝戦。

PK戦にまでもつれ込んだのは,今回が初めてだそうであります(日刊スポーツの記事より)。 「カップ奪取」。 しかも,歴史と権威あるタイトルを奪うという明確な目標に向かって戦うゲームであれば,ゲーム内容に関して書くのもどうかと思っています。それよ…

対ペルー戦を斜め読み。

守備ブロックの安定性に関しては,あまり問題点を感じるものではなかったように思うのです。 中澤選手の負傷に伴って坪井選手が先発した形ですが,宮本選手,田中(誠)選手とのコンビネーションは概ね良好だったように思います。後半ロスタイムの失点は,チー…

対新潟戦(05−GL#3)。

1日遅れであります。 またまた,吹け上がりがヒジョーに重い状態ではありますが,はじめたいと思います。 リーグ戦開幕直後には明らかに焦点が合っていない印象を受けたが,リーグ戦も1/3を消化する中で徐々に攻撃面,守備面でのフォーカスが合ってきて…

進化が導く原点回帰。

イングランドびいきとしては,言うまでもなく表紙に引き込まれて買ったわけです。 リヴァプールに関する記事が目当てだったわけですな。 しかし,読み進むうちに,違う記事に興味を惹かれたのです。“Number”628号に寄稿されている西部謙司さんの『…

訪れなかった“インディアンサマー”。

「天才」,と言っていいはずのフットボーラーが現役引退を表明しました(MSN - Mainichiの記事)。 毎日の田内さんも書いているように,鋭いドリブルを武器としていたために“ドリブラー”として認識していましたが,今にして思えば現代的な10番だったな,と…

欧州連盟杯−決勝戦。

UEFAカップ決勝としては非常に渋いカード(ともすれば,「華がない」と評価されかねないカードかも知れませんが・・・.),スポルティング・リスボン−CSKAモスクワ戦であります。 いつもだったら,ESPNサッカーネットでもないと詳細に関する情報は…

小野、移籍へ(その2)。

前にも同じエントリを立てたような気がするのだけど・・・。 やはり書いてましたね。 ある意味,この話は燻り続けているわけです。フェイエノールト・ロッテルダムは結局シンジを出したい(=移籍市場に参入するための軍資金が欲しい)んでしょうかね。何とも真…

ディフェンスの見方。

何気なくリーガ・エスパニョーラ関連で読みはじめた木村さんのコラム(スポナビ)。 いつの間にか,リーガのことを読んでいるつもりが,考えていることが浦和のディフェンスのことへとシフトしていっていました。 特に,2ページ目でバルサのディフェンス・…

バルサ、奪冠。

スタンフォード・ブリッジでの欧州カップ戦,であります。 ジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーに屈した時には「攻撃的フットボールの限界」や「カウンター・フットボールがトレンドになる」などと散々な言われよう(=私の記憶が確かならば,Number…

対横浜戦(05−12A)。

昨季,嫌と言うほど思い知らされた“This is Football.”というフレーズ。 このフレーズの持つ,本当の意味やその重みを思い出したゲームだったように感じる。 時に,ゲーム内容よりも「結果」を求めなければならないゲームがある。ゲームを支配されようとも,…

反転攻勢。

前半の状況が後半にも続いたならば,前半早い段階から気になっていた「細かい話」を徹底して展開してやろうか,と思ったけれど。 その細かい話は,後でまとめてみます。それより,書いておかなければならないことを優先させて短信を。 ゲーム終了を視野に入…

マンチェスターのことなど。

フットボールの世界にさほど理解があるとも思えないビリオネアの手に落ちるのも時間の問題,と言えるマンチェスター・ユナイテッド。 プレミアシップへの入り口になったクラブでもあり,私としても気になるクラブです。 しかし,長年パートナーシップを続け…

ACLに思うこと。

地上波での露出が少ないために,あまりしっかり追い掛けていなかったですが。 横浜,磐田ともに予選リーグ敗退,という厳しい現実を突き付けられると,自分たちのリーグが必要以上に低く見られたような気がする。また,横浜にはちょっと屈折した感情を持って…

Size (System) does not matter.

屋号にちなんで,ちょっとオイルの焦げた匂いのする話からはじめてみることにします。 最終的にはフットボールの話につなげたいと思っておりますが,果たしてきっちりつながるか。いつものように長くなりそうですが,お付き合い下さいませ。 さて,「最適解…

リヴァプール騒動。

こういうタイトルをシリアスに書かなければならない状況,というのも考えものですよね。 しかも,現段階では単なる「皮算用」に過ぎない。イスタンブールでの成功が前提条件なわけです。にもかかわらず,レナート・ヨハンソンまでがこの「騒動」に参入してき…

万事休す。

さて。いきなりに,でありますが,今回の本題であります。 欧州カップ戦に関しては取り上げてきましたが,各国リーグについては基本的には取り上げないできました。 それだけに,プレミアシップのゲームをこの時期に取り上げることになるとは,正直思いませ…

ロッシに見る、いま必要なこと。

当方の屋号に忠実に,ひさびさ「オイルの焦げた匂い」がしそうな話からはじめますと。 motoGPのディフェンディング・チャンピオンであるヴァレンティーノ・ロッシは,“ドクター”と呼ばれています。 レプソル・ホンダでもタイトルを獲得し,ゴロワース・ヤマ…

対千葉戦(05−11)。

スタジアムでのゲームの印象と,“スコアレス・ドロー”という結果を考えると。 勝ち点1を拾ったのか,それとも勝ち点2を失ったのか。 ただ,少なくともこの1週間に(また,中断期間に)何を重点的に修正し,チームのバランスを整えるべきか.そのヒントを…

欧州連盟杯−準決勝第2戦。

エールディビジ勢にとっては,“アウェイ・ゴール”という言葉が当分脳裏から消えることはないのではないか,と感じます。 それほどまでに,欧州CLにおけるPSVアイントホーフェンと,UEFAカップにおけるAZアルクマールは似たような形で決勝進出への…

勝利こそが活路。

サブタイトルを付けるなら,「決勝戦前の熱き戦い」ということになりそうです。 ESPNサッカーネットのトップページ(英語)を見てちょっとビックリしたです(いまは,“FA and UEFA snub Reds”(FA,UEFAともにリヴァプールを冷遇)と,表示が違って…

欧州CL決勝トーナメント - 準決勝第2戦。

恐らくは,“ビッグネームによるファイナル”,チェルシー−ACミランというカードを見たかったひとの方が多かろうと思うです。 そういう意味で,「半分満足」という人が多いのだろうな,と勝手に想像しているのですが,私はカウンター・パートに期待していま…