2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

対抗戦(2007シーズン)。

タイトルでお察しのひともおられましょうが。 今回は,楕円球方面の話であります。 関東協会から,2007年度各リーグ別試合日程(JERFUオフィシャル)がリリースされた,というわけで,この日程をもとにちょっと書いていこうかということなのです。・…

フットボール版“Bad Ball”。

2つ前のエントリで,“Bad Ball”という用語を取り上げましたが。 フットボールにおける“Bad Ball”は,もうちょっと意味が広いかな?と思うところがあるし,この言葉が指し示す状況,そしてこの状況を抜け出すためにできることは,すでに今季の浦和が示してい…

The Championships.

フットボール・フリーク的には,“スタンフォード・ブリッジ”のための路線ですが。 テニス・ファンにとっては,“オールド・イングランド・クラブ”のための路線でもありますね。 ということで今回は、ちょっと観光案内風にフットボールとは関係ない,「選手権…

Bad Ball.

守備,というとボール奪取を意識しがちですが。 ボール奪取を伴ってはいないけれど,相手の攻撃を抑え込むような守備も,目立たないけれど相当に効果的であります。“ディレイ”を意識する守備とでも言いますか。 たとえば,CKからカウンター・アタックを受…

IRB・PNC(まとめ)。

前半の流れを,どれだけ後半にも引き継いでいけるか。 つまりは,守備的な部分での収穫は結構ある,ということになるのでしょう。ですが,守備をどのようにして攻撃へと結び付けていくか,という部分でまだ熟成をしていかなければならない,あるいは強化して…

対清水戦(07−17A)。

チーム・バランスが良くなっているな,と感じますね。 どこかバランスに不安定さを感じるときには,ボール・ポゼッションが安定していても,ポゼッションが相手守備ブロックに対する圧力へと直結していなかったような感じがします。遅攻か,速攻かという違い…

Pace Setting.

ひさびさに屋号な話からはじめようか,と。 意外な感じがしますが,“ポール・トゥ・ウィン”という形は難しいのだとか。「明確な敵」がいないから,というのが主たる理由のようです。 確かに,そういう部分はあるかも知れません。 抜き去るべき相手が目の前に…

対神戸戦(07−16)。

今季は,「時間帯限定」という留保文言を使わざるを得ないゲームが多いわけですが。 その時間が間違いなく長くなっているな,と感じますね。 とは言え,2007スペックの慣らしが済んだ,という段階でもあるでしょう。ポテンシャルを思えば,まだまだこん…

24 Heures du Mans 2007.

“パッケージ”として強い,というのはこういうことか,と。 当然,ファクトリー・チームとして機能しているわけですから,開発中枢として機能するはずのアウディ・スポールも強力でしょう。レーシングの世界では,少なくとも2006シーズンは未知数であった…

Hybrid.

・・・真保裕一さんの小説。 “ホワイトアウト”。 この題名のもとになったのは,確か猛烈な吹雪によって視界を奪われ,位置関係が把握できなくなってしまうことを指すと記憶しておりますが。エラーで,ページが見つからない,なんてのも付け加えていただきた…

対FC東京戦(07−15A)。

やっと,2007スペックのファースト・プロトタイプを組める段階なのかも知れません。 本来,1トップを採用していたことにしても,トップとの「適切な距離感」であったり,トップがボールを保持しているタイミングで生じるスペースを狙った動きを意図して…

振り出しに戻る名門。

「名門」という形容をするに,躊躇する必要のない実績を持ったクラブです。 1969〜70シーズンには欧州カップ戦を制し,ビッグイヤーを掌中に収めているし,UEFAカップを奪取した回数も2回を数える。国内のみならず,ヨーロッパ域内を意識してもプ…

古豪復活、のカルチョ。

ひさびさに,純然たる欧州ネタなどを。 2007〜08シーズンのセリエAであります。降格あれば昇格あり,ということで,ちょっと昇格組の話など。 まずは,ユーヴェであります。 カルチョ・スキャンダルの中心にあったクラブでありますが,この強烈な逆風…

主導権(A3・上海申花戦)。

「主導権」という部分で,今季は不安定性を感じる部分が多い。 ブルズ・カップにせよ,プレシーズン・マッチにせよ。 また,リーグ戦においても立ち上がりから明確に「浦和のフットボール」を押し出せたゲームはそれほど多くないようにも感じる。 「流れ」と…

遅れてきた新素材。

ちょっと,時間差があるような感じですよね。 確か,1999年当時ではまだ,コットン素材が主流だったように思います。 フットボールとは異なり,間違いなくつかまれるモノですから,軽量性や通気性など機能性素材が持っている要素よりも,「耐久性」が必…

コンビネーションの基盤。

間違いなく,「経験不足」という部分もあるでしょう。 ですが,もっと気になるのは,「流れ」を意識していた選手がどれだけいたのか,という部分です。 ごく大ざっぱに言えばゲームの1/4強の時間帯を,オーストラリアAを相手に互角に戦うことができては…

重量配分(A3・城南一和戦)。

テストを重視した体制から,テストの要素を含んだ実戦体制へ。 という感じがするA3チャンピオンシップ第2戦であります。 であるならば,後半の戦い方はいささか問題アリ,ではないかと。 フィニッシュに持ち込む,その前段階でボール・コントロールを失う…

対オーストラリアA戦(IRB・PNC)。

本戦を前に,いささか厳しい現実ではあります。 もちろん,オーストラリアAに対して,ベスト・メンバーを組んできているわけではないから,「敗戦」ということはともすれば織り込んであったかも知れない。しかし,立ち上がりでリズムをつかみながら,相手に…

Test Week.

ちょっと謎かけめいたタイトルにしておりますが。 A3の実質的な位置付けは,「チームの基盤を広げること」にあるように思っています。 思うに,最も難しいチーム・ハンドリングを強いられているのが今季でしょう。 昨季のパッケージは,2冠を達成している…

Stanley Cup goes to "Mighty" Ducks.

かつては,“マイティダックス”と呼ばれたチーム。 彼らは,一気に“スタンレーカップ・ファイナル”を駆け抜けることに成功した。 しかも,セネターズにゲームを譲ったのはロードにおける1ゲームのみ。ゲーム4でロード・ゲームのブレイクに成功すると,本拠…

対マレーシア戦(U−22アジア2次予選)。

明治大学とは,鋭いところに目を付けたな,と。 ア式蹴球部さんに関しては,残念ながら実際に見たことがないのでナンとも,なのですが,明治大学は比較的,組織だった戦いを挑んでくるチームのような感じがしています。誰かが目立つ,というチームではないよ…

対コロンビア戦(キリンカップ2007)。

よく,代表監督をして“セレクター”なんて言いますが。 イビツァさんは間違いなく,“セレクター”であると同時に理想の高い“コーチ”だな,と感じます。 もうひとつ思うことですが,アメリカン・スポーツのように高い戦術的浸透度を必要とする,代表チームとい…

視界を言葉に。

2007〜08シーズンは,残念ながらトップイーストを主戦場とするセコム・ラガッツ。 狭山市にトレーニング・グラウンドを構えるなど,埼玉県との縁があるクラブではあるのですが,ちょっと「典型的な実業団チーム」という印象も強かったりします。 最近…

Senators, Strikes Back.

やっぱり,ホームのチカラというのはあるものです。 短期決戦では,どれだけ加速態勢をシッカリと作り上げ,一気に駆け抜けられるか,という要素も重要であるように思いますが,一方で「ホーム・ゲームでは間違いなく勝ちに行く」という姿勢を崩さないことも…

対モンテネグロ戦(キリンカップ2007)。

ちょっと,アメリカン・スポーツとの類似性を感じさせるところがありますね。 特に,クイックネスが要求されるバスケットボールであったり,アイスホッケーに近いイメージを持っているのかな,と思いますね。バスケットボールで言えば,“24秒ルール”という…