2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三菱重工相模原に期待したいこと。

最近では珍しいくらいに,質実剛健なチーム名であります。 「実業団」であることを主張するかのような,この質実剛健な名称に「昇格組」を感じる部分もあります。と言いますのも。もともと,「三洋電機」とか,「東芝府中」などとだけ表記されていたチーム名…

前期日程終了(関東大学リーグ1部)。

最初はどうなることか,と思ったです。 実際に足を運んでみた駒澤大学戦では,駒澤にリズムを掌握される時間帯がヒジョーに多く,可能性を感じさせるような攻撃,そのきっかけを見事に抑え込まれてしまったような感じがしていましたので,結構厳しい前期リー…

対横浜FM戦(07−13)。

攻撃面での問題が,守備面に影を落としている。 今季チームが抱えている問題のひとつは,攻撃面での「形」が描ききれていないことにあるように感じます。ということで,いつものように1日遅れであります。 まず,ちょっと思うのはポジション・チェンジがな…

連動性。

どこか,2006シーズンのイメージから抜けきれない感じがします。 シンプルにフィニッシュへと持ち込む。この要素が揺らぐようでは困るのですが,実際には“シンプル”になりきれていない感じがします。 どうしても,縦に鋭いカウンター・アタックを仕掛け…

秩父宮と地域密着。

ラグビー・フットボールという競技における聖地。 秩父宮を位置付けるとすれば,こんな感じになるでしょうか。 観客動員などを考えれば,国立霞ヶ丘という選択もあるのでしょうが,ラグビー日本代表のテスト・マッチであったりRWC予選,もちろんラグビー…

Stanley Cup Finals.

失礼ながら,予想外のチームが勝ち上がってきたな,と感じます。 イースタン・カンファレンスがオタワ・セネターズ。対してウェスタン・カンファレンスは,アナハイム・ダックス。 ということで,いよいよ決勝戦にまで進んできたNHLのことなどを。 いまま…

Philips Lighting International Sevens Cup 2007.

ディフェンディング・チャンプ。良い響きでありますな。 この良い響きを再び,維持したいものであります。 ということで,フィリップス・ライティング国際7人制サッカー大会に関するこちらのニュース・リリース(浦和オフィシャル)をもとに。 このニュース…

対Sydney FC戦(ACL Matchday 6)。

最終的には,マッチレースになりはしましたが。 実際問題として,かなりの混戦になったなという感じがします。ですが,最終的に首位通過を果たしたのですから,「リーグ戦を戦う」という部分では十分すぎる収穫だと思います。ということで,シドニーFC戦を…

新たな仕立てのトライデント。

浦和の攻撃を特徴付けるもの。 特にハンス・オフト時代以降を考えれば,間違いなく中央での破壊力ということになるでしょう。スタイルの違いはありますが,強力な中央をどのようにして生かすか,という部分がチーム戦術の中心に据えられてきたはずだ,とも感…

対名古屋戦(07−12A)。

ホルガーさんのやり方というのは,案外理解しやすいところがありまして。 スターターを発表するときに,「使わないシステム」でポジションを表記することが多いんですよね。3バックでゲームに入るときには,BK登録をあえて4人にしてみたりとか,シャドー…

Back to the original.

安定性を選択すれば,オリジナルに戻るべきなのかも知れません。 恐らく,アウトサイドと,守備バランスを考えてパッケージを組み替えていく,という発想に行き着くように感じます。 相馬選手が復帰してからのパッケージは,3バック・システムと2シャドー…

IRBパシフィック・ネーションズカップ。

日本代表にとっては,絶好機に違いありません。 ラグビー・ワールドカップ(RWC)を控えて,積極的な強化を図っていきたい,というのがコーチング・スタッフを含めて日本代表に関わっているひとたちの意識でしょう。 “互角,あるいはそれ以下の相手と戦う…

トップ・リーグと地域密着。

ひょっとすると,転換点になるかも知れません。 いままで,ラグビー・フットボールの試合が行われる場所は,クラブの本拠地に近い競技場というよりは,秩父宮であったり近鉄花園である場合が多かったように思います。 確かに,ラグビー・フリークのひとたち…

The important part.

ここしばらく,数字の話ばかりでありまして(恐縮です)。 個人的にも,スッキリしないところがありました。もちろん,スッキリしないのはコーチング・スタッフもそうでしょうし,ほかならぬ選手たちもスッキリしていなかったはずです。 2005シーズンか…

対G大阪戦(07−11)。

ある意味,2005シーズン以上に難しいチーム・ハンドリングを強いられているような。 2005シーズンも,考えてみれば基盤となる方向性を転換しておりました。プレッシングの質を転換させ,最終ラインへと追い込んでから攻撃を開始する。このイメージを…

Reflect.

“ペナルティ・キリング”なんて表現があります。 最近,ちょっと多めに取り扱っているアイスホッケーの言葉です。 この言葉の裏には,チームが“ショートハンド”に陥っている,という状況も当然存在しています。マイナー・ペナルティか,それともメジャー・ペ…

収穫アリ、のフレンドリー。

仕掛けの方向性は間違っていない。 となれば,どれだけ相手に対して敬意を払えるか、が問われるように感じます。 ラグビー・ネイションだろうと,勝利が当然のこととして意識されるような相手だろうと変わることなく,フィールドに100%のパフォーマンス…

NHL 2007Playoffs.

とは言っても,まだ“スタンレーカップ・ファイナル”には行き着かないんですよね。 カンファレンス・ファイナルに進出するクラブを決定する段階で,全7戦の短期決戦を戦い,さらにカンファレンス・ファイナルで7ゲームを戦う。ポスト・シーズン,という言い…

対Persik Kediri戦(ACL Matchday 5)。

このゲームひとつだけを取り出せば,違った印象もあるように思います。 ただ,ファースト・ラウンドはリーグ戦です。リーグ戦全体を考えれば,主導権を手放すことなく最終節を迎えることができるわけですから,シッカリと収穫を持ち帰ってくれたように思うの…

意外な劣等感。

思うに,産業転換が成功しているかどうかが,立場を変えたのだろうと思いますね。 マンチェスターも,リヴァプールも同時期に繁栄期を迎え,恐らくほぼ同時期に衰退へと向かっていったはずです。 もちろん,そのきっかけは「産業革命」ですね。 マンチェスタ…

対大宮戦(07−10A)。

端的に言ってしまえば,「受けてしまった」ゲームだったように思います。 自分たちのフットボールを押し出すのではなく,相手が仕掛けてくるフットボールに対して,自分たちを合わせるかのようにゲームに入ってしまう。必ずしもフットボール・スタイルが安定…

R6から思うR1。

“スーパーストック”(SS)規定を意識した,レーシング・プリペアードであります。 もともとは,プライベティアの積極的な参戦を意図していたはずのSSですが,特に欧州では600ccマシンの人気が高くて,レースでの成績がブランド・イメージに直結した…

対市原・千葉戦(07−09)。

消化不良,という印象がつきまとうゲームだったような感じがします。 第9節・市原・千葉戦のことであります。 戦術パッケージ,という部分では「実質的な3」と言ってしまっていいと思います。 恐らく,闘莉王選手と堀之内選手がCB,坪井選手と暢久選手が…

“Powerplay”という誤解。

アイスホッケーを見たことがあるひとならば,何となく理解してもらえると思います。 相手チームの選手がペナルティ・ボックスに収容される。収容時間は,仕掛けたファウルによって違ってきます。マイナー・ペナルティならば2分,ダブル・マイナーペナルティ…

再び、ちょっとNHLのことなど。

こんなエントリを書いた段階では,全然予想できていませんでした。 と言いますか,正直ビックリなプレーオフのカード,とも言える気がします。 ということで,再びNHLのことを書いていこうかと思います。 ちょうどいまは,プレーオフの時期でありまして,…

アジア3ヶ国対抗のことなど。

基本的にテストマッチではあるのですが。 本当ならば,このアジア3ヶ国対抗の直後にラグビー・ネイションズの一角と「本格的な」テストができればよかっただろう,と思っています。 そもそも,ラグビー・ワールドカップ(RWC)本戦へ設定された目標は,…