2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サー・アレックスをつくったもの。

「幸運」だよ,と言うひともおられるかも知れません。 確かに,そんな要素を感じます。アレックス・ファーガソンがユナイテッドと契約を締結する時点で,ユナイテッドはリーグ・タイトルから遠ざかって久しい状態にありました。1966〜67シーズン以来,…

"Big Ear" Goes to Barcelona.

思えば,オールド・ウェンブリーで同じカップを掲げているのですよね。 その後のフットボール・スタイルに大きな,あまりにも大きな影響を与えることになるフットボール・コーチがファースト・チームを預かっているときに“ビッグイヤー”を奪取するわけです。…

対新潟戦(11−13)。

チームが持っていなければならない要素が,複数置き忘れられているような。 「勝ち点2」を確保できなかったことも当然に問題ではあるのですが,もっと根幹に関わる部分で課題を提示されているような,そんな印象です。 「勝ち点3」を確保しきれなかった要…

JSB初戦に復帰参戦。

昨季終了をもって,卒業だと。 個人的には,「もったいない」という言葉以外が思い付きませんでした。 ホンダ,というメイクスに思い入れを持っているわけではありませんが,WGPなどでの活躍はしっかりと知っていました。また,長きにわたって第一線を維…

日産からアウディ。

フットボールとの関係性が,結構強いメーカですね。 たとえば,バイエルン・ミュンヘンであります。ミュンヘンには「バイエルン発動機製造」(要はBMWでありますな。)があるのに,不思議とBMWはバイエルンとのスポンサーシップに動いたことがある,と…

WGP参戦50周年。

確か,昨季まではフィアット・カラーでした。 であれば,ヤマハらしさはあまり見当たらないのか,と思われがちですが,実際にはYZF−M1,そのナックル・ガード下部に“ストロボ・グラフィック”を見つけることができます。このストロボ・グラフィック,ヤ…

原点回帰の表裏。

ある意味,浦和のフットボールのキーノートであり続けてきた要素,でしょう。 「縦」に鋭く,という姿勢であります。 カウンター,という言い方もできるでしょうし,リアクティブなフットボール,という言い方もできるでしょうか。言葉だけを取り出せば,ち…

対鹿島戦(11−12)。

積み残された課題が多い「勝ち点1」だな,と思います。 当然,結果から見た評価は異なるものです。「勝ち点0」を意識せざるを得ない状態から,相手が確保しかけていた「勝ち点3」,その勝ち点3を減算させたのだから評価すべき部分は当然ながらにある。ひ…

カズ、CBF理事へ(か)。

南米選手権では,ポリティクスの脆弱性が気になりましたが。 脆弱性を感じるのは,政治感覚だけではない,というのも確かです。そんな状態が変わるきっかけに,というのは正式決定もしていないのに過剰な期待感を背負わせることになるかも,ですが,カズさん…

SLK。

MX−5に影響を受けたモデル,という説明をされます。 確かに,そういう側面は否定できないでしょう。それだけ,MX−5(ユーノス・ロードスター,であります。)が与えた衝撃,とりわけ欧州メーカに与えた衝撃は大きなものがあったようです。フィアットに…

再び辞退(南米選手権)。

ポリティクスはおまかせで,だったわけですね。 翻意を促された時点で,何らかの協力が得られると踏んだのかも知れないけれど。 いささか,ポリティクスを操る感覚に「甘さ」を感じます。皮肉を込めて書けば,内側なポリティクスが得意なひとであっても,外…

対C大阪戦(11−11)。

端的に書けば,相手にやられた形を自分たちで描くこと。 最も欠けている要素かな,と感じます。 いつも通りの1日遅れ,に戻りましてのC大阪戦であります。狙うフットボール,その方向性は違うかな,と思うのですが,不思議とアウトサイドが受け取る課題は…

接近、展開。

いささか,ラグビー・フットボールな単語であります。 一時期,岡田さんが持ち出した言葉でもあり,そちら方面からこれらの単語に触れた,という方もおられましょうが,もともとは大西さんが構築した理論であります。であるとすれば,ひとつの要素が不足して…

インプレッサ、R4公認取得。

ちょっとだけ戦闘力が戻ってくる,という感じでしょうか。 にしても。S2000規定を使いこなせるタマがないと,ここまで戦いが難しく,厳しくなるか,という印象であります。今回は,ラリープラスさんのニュース記事をもとに,フットボールを離れてラリー…

スタンフォード・ブリッジには誰が。

恐らく,どんな結論であるとしても「双方の合意に基づく契約満了」というリリースでしょうね。 間違っても,タイトル奪取に失敗したからお引き取りいただいた,とは書かない。でも,実際にはタイトル奪取の可能性を失ったから,その責任を指揮官に,というこ…

「上尾」が感じた距離は。

トップフライトも射程距離,だったと思うのですが。 今季はある意味,仕方ないのかも知れません。好成績を収めていたリーグ戦も全日程を消化することなく終了となってしまっていますし,プレミアへのトップフライトが懸かった舞台も用意されることがありませ…

対柏戦(11−10A)。

ポジション・フットボールを意識している,とされるけれど。 それならば,トップが流れた「まま」ではいけない。アタッキング・ミッドフィールド,と言うかウィンガーが,インサイドに絞るような形でボールを預かろうとしてはいけない。はずですが,実際には…

ウェンブリーへの切符(欧州カップ戦)。

個人的には,スパーズが楽しみだったのですがね。 プレミアシップ,そのスタンディングを見てもなかなかの位置に付けています。さすがに,再び欧州カップ戦への切符を奪取できる位置(と言っても,予選からの参加となる4位のポジションでありますが。)との…

対横浜FM戦(11−09)。

確か,23:00前後の時間帯だったでしょうか。 相手に対して,「縦」を明確に意識したパスが繰り出されたのは。ポゼッションを基盤とする攻撃ではなくて,シンプルな縦パスだけで相手守備ブロックに対してチャレンジしていく,という形でしたが,「相手守…

縦の手数。

端的に,もったいない。 相手がどう,と言うよりも,自分たちのフットボールにまつわる課題で潰れていったようなものです。狙うフットボールが変わったとは言われるけれど,実際にピッチから受け取れる課題は前任指揮官時代から引き継がれたもの,と言わざる…

ジョゼとレアル。

恐らくは,「結果」が至上命題だったのでしょう。 タイトル奪取「だけ」を徹底的に意識して,ジョゼを選択した,と。ファビオ・カペッロにファースト・チームを預けたときと周辺事情は似ているな,と思うわけです。で,ファビオ・カペッロはどうなったかと言…

対仙台戦(11−08A)。

「している」か,それとも「させられている」のか。 現象面で同じであっても,意味合いはまったくと言っていいほどに違います。さらに,しているにせよ,させられているにせよ,このことについて明確な対策,アイディアを持っているのであれば問題は小さくな…