2012-01-01から1年間の記事一覧

横浜FM対柏戦(準決勝)。

相手の強みを消し去るために,どう自分たちの戦い方を微調整すべきか。 恐らく,柏の指揮官であるネルシーニョさんは対戦相手の強みを抑え込むための方法論,そのための戦い方の微調整を徹底してきたのだろう,と感じます。 決勝戦の舞台でもある,国立霞ヶ…

スカイアクティブDでLMP2。

日産ですと,確か欧州日産が出発点です。 ここでは何回か書いている話でありますが,欧州日産がニスモに話を通す形でVKの供給が始まったのだとか。このエンジンは新規開発ですから,まったく同じケースというわけではありませんが,このLMP2プロジェク…

Vリーグと下部組織。

下部組織から,ファースト・チームへ昇格する。 フットボールならば,ごく自然なこととして受け止められるだろう話です。しかしながら,多くの競技では「下部組織」がないケースが圧倒的です。そのことを考えるならば,堺ブレイザーズのケースは大きなインパ…

50/92と2019(第92回全国高校選手権)。

近鉄花園で開催されるようになってから,50回目。 しかしながら,個人的には2019から逆算して何回目,という意識でこの選手権を見る必要性もあるかな,と思いますし,この選手権で2019に活躍する(かも知れない)才能を外野として見つけてみる,と…

森脇選手、関口選手獲得から推理する2013型。

推理,というよりも希望的観測ではあるのですけど。 2つの個性を持ったパッケージを用意するつもりかな,と思います。より自身の理想に近いパッケージを組むと同時に,現実主義的な部分に軸足を置いたパッケージも組める状態にする,と。リーグ戦型パッケー…

組み合わせ(第92回全国高校選手権)。

東がどこまで,西に対抗できるのか。 だけでなく,東福岡が4連覇できるかどうか,という見方もあるかな,と思います。そして当然,どのチームが東福岡を止める存在となる(なれる)のか,も。しかしながら,選手権の魅力はひとつひとつのゲームにある,と思…

対横浜FM戦(4回戦)。

戦術的な要素,も大事ですが。 フットボールを戦うための,ひとつの要素に過ぎない(とは言え,重要なひとつの要素であることは言うまでもありませんが。)のではないかな,と思っています。ピッチで戦術的な要素を表現する,そして相手と戦うためには,ひと…

勘三郎丈のこと。

型破りと言われがちですが。 さて,型破りだったのだろうか,と個人的には思います。型破りの側面も確かにあるかな,とは思いますが,と同時に「原点回帰」の部分もあるかな,と思うのです。であるならば,革命児でもなく型破りだけを指向していたのでもなく…

結果も大事だけれど(ユースのことなど)。

プレミア・イーストからプリンス関東へ。 主戦場が来季から変わってしまうことに対して,思うところがあるのは確かです。けれど,主戦場がどこなのか,ということよりも大事なことが2種チームにはあるかな,と思うのも,また確かです。 チームが強さを維持…

対名古屋戦(12−34)。

狙うフットボールへの確信を揺るがせることなく,12シーズンを終わること。 ここ数季できなかった,リーグ戦を「勝って終わること」であります。 首位を視界に捉えながら,その視界を強く意識し過ぎたのか,対戦相手が施してきた「浦和対策」を凌駕できる…

対鳥栖戦(12−33A)。

誰がピッチに立とうと,浦和は浦和。 ・・・ということをひとつの理想(相当な理想ではありますが。)とするならば,まだまだ距離があるな,と感じます。特に今季は少数精鋭な体制でリーグ,カップ戦を戦ってきています。浦和が表現すべきフットボールに極力ブ…

新国立競技場のことなど。

イメージ・スケッチから読み取れない要素。 実際には,その読み取れない要素が重要だったりするように思います。国立霞ヶ丘がなぜ,陸上競技の国際大会をホストできなくなったのか,その大きな理由が「読み取れない要素」になると思うわけです。であれば,改…

対広島戦(12−32)。

相手の強みを潰すための,戦術的な微調整。 4を主戦とする相手ならば,物理的に強みを潰しに行ける,そんなパッケージで今季を戦っています。けれど,今節の相手は可変型の3を操る,同じ戦術的な狙いを持ったチームです。戦術的な部分での熟成度を真正面か…

対オマーン戦(アジア最終予選・アウェイ)。

ホーム無敗の相手を退けられたこと。 最も大きな要素であるように思います。 代表戦,それも国際親善試合ではなくて,ワールドカップ本戦への切符がかかった真剣勝負ですから,「勝ち点3」を奪うことが最優先課題であるのは当然と言えば当然ですが,難しい…

町田のことなど。

意欲的なフットボールを狙っているな,と思いました。 けれど,フットボールという競技は得点数で争われる競技です。狙うフットボールがどんなに魅力的なものであっても,ゴールが遠ければ勝ち点3を積み上げていくことは難しい,そんな競技です。その意味で…

攻撃か、守備か(第92回全国高校ラグビー埼玉県予選・準決勝)。

徹底した守備応対で,相手の強みを潰せるか。 攻撃面で,相手の守備網を突き崩せるか。 守備応対という部分で,相手の強みを潰すことは一定程度できていたかな,と思います。実際,ロースコアの試合に持ち込むこともできていました。けれど,試合を動かす得…

対川崎戦(12−31A)。

主導権を握りかけながら,相手にそのリズムを引き戻されてしまう。 やはり,チームとしてのパフォーマンスが落ち込んできているな,と思います。外野から見ても,チームが疲労を蓄積しているように感じられるし,その疲労がチームから機動性とインテリジェン…

ケーターハムとディエップが提携。

個人的には,フォーミュラよりもスーパー7のイメージですね。 ガレージを持っていない立場としては,なかなか選択肢に入れることのできなかったクルマですが,それでも魅力的だったことは間違いありません。興味を持ち始めた当時は,ケント・ユニットにBD…

神は細部に宿る(第92回全国高校ラグビー埼玉県予選)。

結果的には,Aシードが準決勝へと上がってきています。 ひとつひとつのゲームについては,ゆっくりと書いていこう(Aシード校を出身校とする立場としては,なかなかニュートラルには見られないところもありますが。),と思っていますが,まずはノンシード…

レジェンドカップ2012。

当然ながら,公式戦ではありません。 ありませんが,手練れが揃っているのですから,単なるエキシビションにならないのも当然でありましょう。昨季のレジェンドカップもなかなかの接近戦が展開されたようですし(と言いますか,接触が発生して,ぶつけた選手…

対C大阪戦(12−30)。

守備応対面での課題はクリアできたけれど。 攻撃面での課題は,まだ継続中と言うべきかも知れません。ビルドアップ段階から,相手守備ブロックへのチャレンジ,というタイミングでまだ,微妙に自分たちのリズムから外れてしまっているパスワークになってしま…

欧州遠征メンバー発表。

テストマッチとして組まれているのは,ルーマニア戦にグルジア戦。 現実的な射程とすべきチームとの距離を正確に測る,という意図が透けて見えるようなマッチメイクであります。もちろん,中長期的にはティア1(たとえばスプリングボクスであったり,ワラビ…

SAGAWA活動終了とJFLのことなど。

もったいない,と思いますね。 JFLでも存在感を放ってきた「チーム」が形を失う,というのがもったいない,と思うのです。経営判断として,活動を止めるという判断は仕方ないこと,だと思うところはありますが,同時に,ノン・プロフェッショナルにとって…

対仙台戦(12−29A)。

“6 pointer”で勝ち点0に抑え込まれたのは確かなこと。 そのことで首位との距離が開いたことも重要なのですが,もっと重要な部分があるようにも感じています。 アウェイ・マッチな仙台戦であります。ちょっとばかり遅れてのエントリでもありますので,試合…

クラス2。

やはり地味だったのかな,と思いつつ。 しかしながら,興味深いレーシング・マシンが多かったと思うのですがね。 ちょうど鈴鹿ではWTCC第10戦が始まったタイミングでもありますし,今回もフットボールを離れましてレーシングな話,現行のS2000規…

SGT、DTMと車両規則統一に向けた契約締結。

相互乗り入れが始まると面白くなるかな,とは思いますが。 エンジンについての技術規定が同じではない,という部分がネックになるかも知れませんね。車両規定,よりも技術規則,特に搭載されるエンジンについての技術規定が早い段階で共通化されるようになる…

第92回全国高校ラグビー埼玉県予選(3回戦概論)。

比較的,実力差が結果に反映されやすい競技。 と書いておりますし,そういう印象もあるわけですが。 明確な実力差,と言うよりも,ちょっとした「僅差」が積み上がってしまうのか,それともちょっとだけ積み上げた段階で踏みとどまれるのか,という部分が作…

対カマタマーレ讃岐戦(3回戦)。

最優先項目は,勝ち上がること。 であれば,最優先の要素はクリアしている,とは言えるわけです。ですけれど,2回戦(だけでなく,リーグ戦もですが。)から引き継がれてしまっている課題が見えているな,とも感じます。いつも通りに,のカマタマーレ戦であ…

第92回全国高校ラグビー埼玉県予選(2回戦まで)。

残念ながら,注目度は低いと思います。 確かにトーナメントは動き出しているのですが,本格的なトーナメント,花園への指定席切符を争うカップ戦の雰囲気が感じられるようになるのは,やはりBグラウンドであったりCグラウンドを舞台とする,3回戦以降とい…

対札幌戦(12−28)。

決めるべき局面に決めないと,試合は難しくなる。 だけでなく,勝ち点を失うことになる。 相手が,浦和の強みを抑え込むことを意識して試合に入ってきた,という部分では26節と共通する要素も確かにありますし,26節から継続している課題を感じる要素も…