2012-01-01から1年間の記事一覧

政治家的な発言。

“Talking straight”とは程遠いところにいるひとたち。 そんなイメージが,どうしても政治家には付きまとうのではないでしょうか。 たとえば,政治家に質問をぶつけてみる,としましょうか。 その質問に対して,真正面から答えてくる可能性は低いでしょうね。…

対柏戦(12−27A)。

「欧州的なアウェイ」か,と思いかけた時間帯。 その時間帯,チームは「欧州的なアウェイ」を決して意識していなかったはずです。でなければ,ゴーリーはスローを選択することはなかったかも知れませんし,ターゲットにしてもゴーリーのボールにしっかりと反…

対横浜FM戦(12−25A)。

流れを引き戻して,勝ち点3を奪ったこと。 残り試合数が少なくなっている時期に,チームが反発力を表現して勝ち点3を奪えたことは,決して小さくない意味があるな,と思います。とは言え,立ち上がりの時間帯にリズムを相手に譲り渡してしまった要因の把握…

タイミング。

ヴォルフスブルクはあくまでも,ファースト・ステップ。 そう見ていたし,期待もしていたのですが,実際にはセカンド・ステップが,なかなか見えてこなかった。 個人的には,かなり早い段階でステップアップを模索できたはずだし,実際にステップアップを狙…

対イラク戦(アジア最終予選)。

ものの見事に,奇策でありましたですね。 でありながら,「欧州的なアウェイ」を意識していたわけでもなさそうです。「勝ち点1」を確保するためのゲーム・プランではなくて,「勝ち点3」を奪うためのゲーム・プランを描いていたように感じます。それだけに…

つかみ、つかませること。

戦術的な約束事をつかみ,チームの個性をつかむ。 と同時に,自分の個性をチームにつかませる。 チームが機能するための要素ではないかな,と思うのですが,浦和駒場でのゲームではこの要素,ちょっと不足しているかも知れないな,と感じるところがありまし…

対ヴォルカ鹿児島戦(2回戦)。

カップ戦は,内容よりも結果を厳しく問うべきもの。 2回戦を突破しているのだから,最優先項目はクリアしている,とは言えます。しかしながら,「最優先項目をクリアしただけ」,とも言えるはずです。それだけ,課題が見えた試合であるように思うのです。浦…

第92回全国高校ラグビー埼玉県予選(組み合わせ)。

県北勢への「挑戦」,という時期は過ぎたでしょう。 近鉄花園への1枚だけの切符,その切符への道筋が描かれるべき時期,だと思います。そして,本戦への切符を獲得するために,どうしても乗り越えていかなくてはいけない壁が県北勢であり,乗り越えていく,…

対大宮戦(12−24)。

必要以上にネガティブに傾く必要はない,と思うけれど。 試合を必要以上に難しくしてしまった,特に後半の戦い方を難しくしてしまった要因は自分たちにある,という部分は大きな課題ではないかな,と思います。攻撃面で見るならば,決めるべき局面でしっかり…

ヱスビー陸上部廃部へ。

ひとつの時代が終わるのだな,という印象です。 と同時に,「新たな枠組み」の必要性が喫緊の課題になりつつあるのかな,という思いもまた,持ったりします。 今回も,フットボールを離れましてこちらの記事をもとに書いていこう,と思います。 ヱスビー食品…

「回さない」速さ(ブルーパフォーマンス)。

恐らく,いままでのイメージとは正反対方向でしょうね。 高く評価されていた直列6気筒,その美点は「回せること」にあったわけですから。スペース効率を考えれば,前時代的な印象もありますが,感覚性能という側面からエンジンを評価するならば,相変わらず…

アールズコートからオリンピック回顧。

フットボール・フリークにとっては,「通過駅」感覚ではないでしょうか。 スタンフォード・ブリッジ競技場へ向かうための,であります。と同時に,テニス好きのひとにとっては,オールイングランド・クラブ(正確に書けばもうちょっと単語を付け加える必要が…

ウェンブリーで勝ち取った銀メダル。

銀メダルに,「勝ち取った」という表現は違うのかも知れませんが。 個人的には,「勝ち取った」という表現が最も相応しいように思うのです。 ウェンブリーで戦われた,アメリカとの決勝戦であります。 昨年のワールドカップ,その決勝戦も同じ対戦相手でした…

チューブに乗って。

“Mind the gap.”とか“This train terminates here. All change, please.”。 不思議と耳に残ってしまうのではないでしょうか。 ちょっとばかり,お休みをいただきました。 ・・・はひかない,と言いながら,この季節に限ってはひくとされるカゼ。この風邪の治り…

ピカデリー駅に憧れながら。

ユーストンからピカデリー駅へ。 ちょっとした憧れ,でしたね。 この憧れのもととなったのは,拓海さんが書かれていたエッセイです。 イングランドの競技場にフーリガニズムが吹き荒れる前の話,まだまだ各競技場に代名詞となる立ち見席,テラスが設置されて…

カーディフのことなど。

恐らく,祝祭感は当時と同じなのかな,と思うのですが。 それ以上に,当時は臨戦態勢という印象が強かったですね。 なでしこさんがグループリーグ最終戦を戦い,そしてセカンド・ラウンド初戦を戦うミレニアム・スタジアムがある,カーディフの話をちょっと…

対モロッコ戦(グループD第2戦)。

望み得る,最大の勝ち点で第2戦を終了,と。 しかしながら,初戦とは違った難しさが,第2戦にはあったかな,と思います。ごくごく短めに,モロッコ戦であります。 単純に書いてしまえば,ボールを奪うエリアをなかなか自分たちの攻撃に合わせる形に持って…

対磐田戦(12−19)。

チームの強みを削らずに,バランスを再調整する。 と言っても,守備応対から逆算するような戦い方へとギアチェンジする,という意味では当然ありません。トランジション前後の局面だけを取り出せば,確かにカウンター・アタックの要素が強く感じられるフット…

対スペイン戦(グループD第1戦)。

ブックメーカも,読み切れなかった「勝ち点3」奪取。 「マイアミの奇跡」に続く,「グラスゴーの奇跡」との表現もスポーツ・メディアさんを中心に見られますが,必ずしも奇跡という表現は適当ではないかも,と思う部分があります。もちろん,グループリーグ…

YARTはYRT!?(WEC第3戦・鈴鹿8耐)

エントリー・リストにクレジットされているのは,確かに“YART”です。 2001シーズンからFIM世界耐久選手権を戦う,グラーツの程近くにファクトリーを構えているレース屋であります。この段階で,チェックが止まってしまったのですね。R1を鈴鹿へ…

WEC第3戦。

6月の土曜日,のお話ではありません。 6月の土曜日は,スポーツ・プロトタイプで戦われるレースで,その時間は24時間です。こちらの第3戦は7月最終週の週末,鈴鹿で戦われるレースであります。となれば持ち込まれるレーシング・マシンはスポーツ・プロ…

ユニオンジャックのライアン。

国際舞台に,縁が薄い。 ラグビー・フットボールでは,RWCに代表される国際舞台でも勝負権を持つ,そんなチームを擁しているのに,アソシエーション・フットボールではなかなか国際舞台で存在感を示すことができない。外野,特にイングリッシュな外野は“…

浦和駒場のこと。

歩き慣れた,というのはかつての話だけど。 街並みだって変化しているのだけれど。 それでもやはり落ち着くものだな,などと思いながら,R463バイパスへと抜ける道を歩いていました。バイパスに出て,ディーラ裏の側道に入って,産業道路を跨ぐ歩道橋を…

峻希選手とセルヒオ選手のローンに思うこと。

普段は意識して,チーム目線だったりクラブ目線にしているところがあるのですが。 でも実際には,プレイヤーズ・ファーストな要素も忘れたくはないな,と思っているところがあるのです。 まだ,新潟戦の話も書いていませんし,浦和駒場での話も積み残してい…

ミッドシーズンの人事往来によせて。

めぐりあわせとは,どんなフットボーラーにも当てはまる言葉かな,と思います。 もちろん,ポジティブな意味でのめぐり合わせもあるでしょう。 それまで不遇を託っていたフットボーラー,あるいは戦術的なミスマッチによって精彩を欠いたまま,あるいは錆び…

対鳥栖戦(12−17)。

狙い通りの要素と,想定外な事態と。 およそ,正反対の要素が不思議と同居してしまった試合ではなかったかな,と思います。「勝ち点3」を引き寄せるに十分な得点差,と思われた得点差が,いつしか最小得点差にまで縮められたのですから,チームが大きな混乱…

ピッチだけが知っている、は過去に!?

ピッチだけが知っている,と言えば。 オールド・ウェンブリーのピッチは,かなり重要なことを知っていたはずだ,と思います。 ジェフ・ハーストが放ったシュート,そのシュートは最終的にどの位置に落ちたのか。ゴールラインの真上に落ちたのか,それともボ…

エヴォーラ414Eハイブリッド。

1000Nm(102.0kgm)とは,驚きですね。 最高出力,ではなくて,最大トルクであります。たとえば,0km/hからどれだけ鋭く加速できるか,であったり,曲率のきついコーナに飛び込み,速度が大きく下がった状態から再加速する,その加速に大…

18枚の切符。

設計図を部分的に書き換えてきたのかな,と思います。 といっても,戦術的な枠組みまでが書き換えられる,という感じでもありません。トゥーロンで否応なく実感させられることになったフィジカル面での差,その差をどのようにして縮めるか。速さ,という要素…

対C大阪戦(12−16A)。

確保しかけた,と言うにはちょっとばかり不安定だった「勝ち点3」。 結果として残る「勝ち点1」には変わりはないものの,飛田給でのアウェイ・マッチとは明確に違う,ゲーム・マネージメントのまずさを感じさせる,そんなゲームだったように思います。相変…