2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ラグビー日本選手権(組み合わせ)。

とは言え,不確定要素がまだありますけどね。 ということで,今回は,ちょっとラグビー日本選手権の話などを短めに。 現段階でのカップタイ・ドロー(JRFUオフィシャル)を見ますと,マイクロソフト・カップでサントリー・サンゴリアスが東芝府中ブレイ…

トップ・チャレンジのことなど(その2)。

地域リーグで首位に立ったチームがトップリーグ昇格を賭けて戦うラウンドロビン。 トップチャレンジ1をごく簡単に位置付けるならば,こんな感じではないでしょうか。 2006〜07シーズンに向けての昇格チーム,及び降格チームの決定方法はこちら(トッ…

マイクロソフト・カップ準決勝。

全国クラブ大会を見ているわけですから,当然ながら秩父宮開催分に関して書いていくわけであります。 事実上の決勝戦という下馬評もあった「東芝府中ブレイブルーパス対NECグリーンロケッツ戦」であります。確かにそういう評価の相応しい,緊張感あるゲー…

全国クラブ大会決勝(短信)。

遅刻して行ったものの,どういうわけか,得点経過はしっかりと見届けております。 で,前半途中からの印象ではありますが,大ざっぱに前半のリズムを握っていたのは北海道バーバリアンズ(関東2)で,そのリズムが後半にはタマリバ(関東1)に掌握された,…

外苑前まで。

タクシー乗ったあとの第一声!?・・・それっぽく見えますけどそうではなく。 この時期,もうひとつのお楽しみである“ラグビー・フットボール”を秩父宮まで見に行こうかな,ということであります。 つまり,サンスポの記事も指摘するように「事実上の決勝戦」と…

06スペック。

ワンシーズンを戦い抜いた結果から,どの部分に改良の可能性(あるいは必要性)があるかを割り出し,ライバル・コンテンダーがどれだけスペックを引き上げてくるか,という相対論も勘案しながら要求スペックを決定していく。 その決定されたスペックにどれだ…

イメージ。

どんなに風光明媚な場所を走っていても,気持ち良いワインディングが続いていると,意識は間違いなくそのワインディングに集中してしまいます。 景色のことなどよりも,目の前に続いているカーブを最も快適(かつ,スムーズに速く)脱出するためにはどういう…

魅力的な「規格外会場」。

いわゆるキャパシティを考えると,確かにJリーグ規格というのはよく考えられたものだな,と感じるところがあります。 プロフェッショナルである以上,「興行」という側面は決して無視できないし,観客収入はスポンサー収入と並んでフットボール・クラブの財…

新たなステップへ。

各地(各方面)で物議を醸しておりましたユニフォームではありましたが。 いままであまりに独創的なアイディアを投入してきたメイクスだったので,どういう仕上がりになるのかとドキドキしたりもしました。しかし,最も真っ当な仕上がりになったというのは,…

ひとのためのエンジニアリング。

ときに,工学的な理想と商品性とがぶつかり合うことがあるように見えます。 トップシェアを狙おうという会社は商品性を重視する傾向が強いけれど,本当は工学的な理想と商品性が一致することが望ましい。で,そのためのキーワードが「使うひとのために」とい…

PWRCで快挙!

ちょっとだけ屋号関係の話をしてみようかな,と。 タイトルでは「快挙」と書きはしましたけど。 ドライヴァの実力を考えれば,世界レベルのラウンドであっても間違いなく良いトコロ(少なくともポディウム)には付けられるひとだと思いますから,ホントは「…

買えるボディ・カウル。

ちょっと,BCNR33時代のJGTCマシンを思い出してしまったです。 個人的な好みを言えば,NASCAR(アメリカのストックカーレース)を強くイメージさせる“ペンズオイル・カラー”が好きでしたね。ワンシーズンだけ空力的に詰めたフロント・フェン…

マイクロソフト・カップ(1回戦)。

ラグビー日本選手権の前哨戦,と言うか,あるいはリーグ戦終了後の拡大プレーオフとでも言おうか。 ともかく,マイクロソフト・カップであります。1回戦でもありますし,ちょっと短めに。 まず,1回戦最大のポイントとして指摘したいのは,三洋電機ワイル…

トップ・チャレンジのことなど(短信)。

2005〜06シーズンのラグビー・トップリーグは12チームで争われてきましたが,2006〜07シーズンからは2チームが増えて14チームでのリーグ戦となります。 そのため,今季はリーグ戦11位,及び12位の地域リーグへの自動降格はなく,トップ…

パラダイム・シフト。

まだ,フットボールの世界に「ホームタウン制」が導入される前のこと。 たとえば古河電工やヤンマー・ディーゼル,日産自動車に三菱重工というチームに惹かれるきっかけとなったのは特定の選手であったりチームのプレー・スタイルであったりしたのではないで…

共鳴効果あっての“Nationwide”。

前回エントリに引き続き,「クラブ論」のようなものを展開していこうかな,と思います。 今回は,端的に結論を提示するところからはじめます。 「全国区の人気」と,「ローカルな人気」との間には決定的な違いはない,と思っています。あるとすれば,先後関…

都市型クラブと個性。

「市場規模」というマーケティング的な発想に基づけば,東京同様に大きな人口を抱えているだけに確かに高いポテンシャルを持っているだろうな,と思います。 将来的な発展性を考えれば,間違いなくトップクラスに名を連ねていていいとも。 ただ同時に思うこ…

国内基準と欧州基準。

最初に,アーセナルのチケッティング規約(アーセナル・オフィシャル),そのとある条項を引用してみることにします。 1.2 Home Match Tickets are for the use of supporters of the Club only. By applying for the Home Match Ticket and/or using the sa…

パッケージというアイディア。

今回は,ちょっと屋号関係の話からはじめてみようかな,と思っております。 “パッケージ”。 いわゆるオープンホイーラーでは大前提として確立されている考え方であります。 具体的に要素を取り出して言うならば。 エンジンの出力特性や振動面だけに着目して…

ロジックと個人的想いと。

やはり,彼にとっての“ベースキャンプ”は浦和以外にあり得ない。 そう思うところがあります。たとえば,ヨーロッパ・アルプスやヒマラヤのように。 彼だけが視界に収めているだろう頂へと駒場から歩を進め,フェイエノールト・ロッテルダムというキャンプへ…

マイクロソフト・カッププレビュー。

いわゆる”リーグ・カップ”ではなく,むしろ“拡大プレーオフ”のような印象がありますね。 テーブル上位(と言うには8チーム参加でありますれば,ちょっと多いような)がカップを争う。リーグ戦が「1回戦総当たり制」という,昨季までのJリーグのように短期…

踏み出した一歩。

まずJFRUに求められるのは,大会名を勝手に言い換える傾向のある渋谷の放送局に対して,「しっかりとパートナー企業の名前を織り込んで大会名を呼称すること」を書面などで確認することでしょう。個人的には,このくらい徹底してやっても良いのではない…

トップリーグ、シーズン終了。

どちらかと言えば,レギュラー・シーズン終了という表現をした方が良いかも知れません。 上位陣にはマイクロソフト・カップやラグビー日本選手権が控えている。MLBやNHL,いわゆるアメリカン・スポーツな“ポスト・シーズン”が待ち構えているわけです。…

高校選手権、新章へ。

高校サッカーの話ですが,ゲーム以外のことを書こうかな,と。 「歴史が書き換えられた」と言うよりも,例えば歴史が決して完結しない一冊の本ならば,新たな章に変わったな,という感じがするのです。 高校サッカー選手権がある種の「頂」だった頃には,カ…

早稲田大学対関東学院大学戦(大学選手権決勝)。

早稲田の指揮官・清宮監督によれば「史上最強」とのこと。 局面を取り出せば,確かに史上最強という言葉に掛け値はないな,と思いますが,ゲーム全体を俯瞰すれば彼らが目標とするトップリーグ勢,しかも2季連続の覇者となった東芝府中ブレイブルーパスのよ…

伏見工対桐蔭学園戦(高校ラグビー決勝)など。

2004〜05シーズンでは京都成章に代表の座を奪われた強豪校,伏見工。 もう一方のトーナメントの山を駆け上がってきたのは,やはり昨季法政二高に神奈川代表の座を譲ることになった桐蔭学園。 ともに今大会においてAシード校に名を連ねるものの,決し…

野洲対多々良学園戦(高校選手権準決勝)。

ラグビー・フットボールのゲームでは結構ある「一粒で二度美味しい(2ゲーム見られる)」チケットですけど。 秩父宮でも感じる「悩ましい問題」,やっぱり国立霞ヶ丘でも例外ではありませんでした。 「完全防備」していったつもりだったのだけれど,さすが…

鹿児島実対遠野戦(高校選手権準決勝)。

実際に,行ってきました千駄ヶ谷。 「君は美しい〜ぃ♪」の無限ループ(!?)にちょっと所在なさを感じたり,それならば,大会のスポンサー様に敬意を表してなかなかシャレの効いているゼロックスのCMでも見せてくれぃ!とか思いながらゲーム開始を待って…

では、千駄ヶ谷へ。

そうは言っても,最寄り駅であるJR千駄ヶ谷駅を使うことはあまりないですね。 原宿からちょっと歩いていって代々木門,あるいは青山門を使う。あるいは,メトロ外苑前駅から青山門を目指す,というパターンが多いような。 ・・・お分かりですな。国立霞ヶ丘競…

魅力であり「魔力」(全国高校選手権のことなど)。

トーナメント,あるいはカップ戦というものは,「短期決戦」であるがゆえに多様な要素を味方につけない限り高みに至ることのできないものではないかな,と思うことがあります。 否応なくクラブの総合力を示すこととなるリーグ戦では,実際にピッチ上で表現さ…