欧州連盟杯−2回戦(最終版)。

さて,欧州連盟杯であります。UEFAカップであります。


 2回戦最後のゲームが終わり,QFのドローが決まりました。欧州連盟のオフィシャルサイトに準々決勝の組み合わせ,及び各クラブ関係者,選手のコメントが掲載されています。
 まず,アウェイでの第1戦をスコアレス・ドローで折り返したビジャレアルは,ホーム・スタジアムであるエル・マドリーガルにステアウア・ブカレストを迎えて第2戦を戦い,開始5分のファン・リケルメによる先制点によって有利にゲームを進め,61分にもまたリケルメがペナルティ・キックを冷静にゴールに沈め,第2戦を2−0と勝利,1,2戦合計で2−0としてビジャレアルが最後の8強入りを果たしています。


 結果,準々決勝の組み合わせは

     ・ビジャレアル−AZアルクマール
     ・CSKAモスクワオセール
     ・ニューカッスル・ユナイテッドスポルティング
     ・オーストリア・ウィーン−パルマ


となっています。


 この段階までくると,多かれ少なかれどのクラブも優勝の可能性を秘めている,と言っていいように思います。これはコメントを求められたクラブの監督,関係者も指摘しているところであります。ただ,その中でもパルマニューカッスルはチャンスが比較的大きいかな,と。


 とは言え,スポルティングにしても決勝開催地が自らのホーム・スタジアムになっている以上,準々決勝に臨むモチベーションは非常に高いであろうし,他のクラブも虎視眈々とカップを狙ってくるに違いありません。「カップ戦」らしい,緊張感に溢れた心理戦にも似た激戦が各地で戦われることだけは,確かであろうと思うです。


【修正追記】サッカーネットのスタッツでは,先制点のクレジットはファン・リケルメ(前半5分)と表記されていますが,当初はリケルメのCKが直接ゴールマウスに入った,という判断に基づいたものであると思われます。


 しかし,FC JAPANの速報記事によるとホセ・マリ(前半6分)のゴールとなっています。時系列的に見ても,確認の上修正が行われていると判断してFC JAPANの記事に従い,以上修正します。