センバツ(ラグビー版・その2)。

野球の方のセンバツは,惜しかったですな。


 守備力を評価されて,地域大会での補欠1位校から選出された大垣日大であります。
 このゲームでは先取点を奪取するなど,攻撃面が際立ったような感じですが,最後になって評価された守備面で力尽きてしまった。むしろ,常に先手を打たれながらも積極的な姿勢を崩さなかった常葉菊川をホメるべきなのかも知れませんね。
 なかなかのいいゲームだったようであります。


 対してラグビーセンバツですけども。


 ご近所さん,ではあるのですが,実際に熊谷ラグビー場にまで足を運ぶわけにもいかず,もっぱら高体連さんの大会情報ページ(高体連ラグビー専門部オフィシャル)での情報が頼りであります。


 まずは,埼玉県代表校について触れないわけにはいかないですね。


 初戦の相手は,京都や大阪などの強豪校がひしめく近畿エリアの代表校,東海大仰星大阪府代表)であります。この東海大仰星,出場権をいままで逃したことがありません。1,2年生中心のチームをまとめる能力が高い,ということなのだろうと思うのですが,初戦からかなり厳しい相手に当たったわけです。
 しかし冷静に見れば,開催県枠なんてもので出場した代表校が初戦敗退というのは,ごく当然のこととして受け止めるべきでしょうね。関東エリアのトーナメントでさえ初戦を勝ち抜けないのだから,全国大会の初戦を突破できるはずもない。


 この東海大仰星とQFで対戦するのは,桐蔭学園(神奈川代表)であります。QFにおいては,このカード以外に天理(奈良県代表)−東福岡(福岡県代表),伏見工京都府代表)−國學院久我山(東京都代表),そして関西学院高等部兵庫県代表)−仙台育英宮城県代表)が決定しております。
 近鉄花園で開催されている高校選手権では,「東西バランス」が西に相当傾いているような印象が強いのですが,このトーナメントでは比較的東西バランスがニュートラルに保たれているような感じです。


 このバランスがQF,SFと進んでいくと,どう変化していくのか。住んでいるところがトコロだけに,どうしても関東エリア中心に見てしまいますが,選手権奪取を期待したいところです。