2010-01-01から1年間の記事一覧

対G大阪戦(10−31)。

相手が展開するフットボールが,「らしからぬ」ものに映る。 そういう状態に持ち込む時間帯もあったのだから,全面的に悪かったというのはフェアではないように感じます。感じますが,相手をらしくないフットボールへと追い込みながら,決定的な形からフィニ…

もったいない。

オレらの日ではなかったな,と。 完全に力負けした,という感じではない。けれど,単純に僅差でもない。 チームとしての成熟度,やるべきことへの理解度などで,局面ベースであるとしても深さのある僅差を突き付けられたように感じます。 この僅差を埋めるた…

レーシーなケイマン。

レン・シュポルト(RS)でもなければ,クラブ・スポーツ(CS)でもなく。 単純に,Rでしたね。個人的には,CSを復活させるのも悪くないのではないかな,と思いましたが,やはりケイマンの立ち位置を考えるならば,スポーツ,と言い切るわけにはいかな…

解決すべきは。

「何も変わっていないのか」。 中野田のディスプレイに映し出された,2005シーズンから10番を背負ってきたフットボーラーの姿を見て,ふと頭に浮かんだ言葉でした。 フットボール・クラブにとって,戦力の循環は避けて通れる話ではありません。長く主…

対京都戦(10−30)。

不安定さを引きずっているのは確かだけれど。 悪循環を断ち切ることが重要であって,「勝ち点3」を奪取することが重要である,と。そして,悪循環に嵌り込んでいた時期,何が不足していたのか,クロージングを意識するべき時間帯に投入されたフットボーラー…

深谷対浦和戦(第90回高校ラグビー・埼玉県予選)。

あくまでも,用意されている切符は1枚だけ。 勝者と敗者を厳然と分けるものが,この切符である,とも言えるでしょうか。ですが,勝者と敗者を分かつ,その距離は思うほどには離れていない,ように思えます。むしろ,「僅差」であると表現すべきなのかも知れ…

現代的なストラトス。

ある段階までは,全面的なサポートを受けてはいたけれど。 やはり,マーケティング戦略としては「かけ離れ過ぎていた」のかも知れません。WRCで圧倒的な存在感を見せ付けてはいたけれど,フィアットというブランド,その価値をラリー活動を通じて高める,…

セッティングを煮詰めるために。

ちょっと,屋号な表現をすれば。 戦術的な約束事は,あくまでも基本的なセッティングでしかない,と感じます。ファースト・チームというレーシング・マシンが,どのような特性を持っているのか,理解をさせる程度には煮詰まっている,としても。それでは,レ…

マセラッティがSUV(とか)。

アニェッリにせよ,マルキオンネにせよ。 フィアットのボスとなると,どうも考えることは似てくるようであります。ただ,マセラッティなのか,ランチアなのか,という違いはあるとしても。純然たるアウトサイドとしては,見てみたいような気もしますけど,そ…

2011MY的ZX−10R。

個性的なフロント・フェイスであります。 ありますが。「個性的」,という意味では継続性を確かに感じるのですけど,デザイン要素を冷静に眺めてみると,かなりモデルごとの独自性が際立ちます。局面,あるいは曲線を多用するモデルをリリースすると,逆に直…

対広島戦(10−29A)。

「勝負弱い」と言ってしまえば,確かにその通りだけれど。 その勝負弱さが何から導かれるものなのか,が最も重要な要素かな,と思います。いつも通りに,の広島戦でありますが,今回は短めに。 浦和なフットボールを,表現できていない,というわけではあり…

第90回(2010)高校ラグビー・埼玉県予選(準決勝まで)。

思うに,90回記念大会だから,でありましょうが。 今季は出場枠が1から2へと広がっています。例年ならば準々決勝の壁で跳ね返されていた有力校も,決勝へと勝ち上がっていくチャンスがある,そんなシーズンであります。ということで,今回はフットボール…

伏兵スパーズ。

まさかここまで,と思ったひともおられるかな,と。 グループAを冷静に眺めれば,混戦が予想できるようなグループではない。と言って,マッチレースが展開されるとも感じられない。そんな予想外な展開(かも知れない)であるマッチレースになっているのです…

Continuity.

相変わらず,アウトサイドが喧しいな,と。 クラブ幹部(だそうですけど。)のコメントを挟んでみたり,低迷している観客動員数と絡めてみたり。 端的に言えば,スポーツ・ビジネスにとって「強さ」は重要な要素です。ファースト・チームが持つ強さを魅力的…

クロカン4駆とローテクと。

かつて,初期型パジェロに乗っていた経験から言えば。 古典的な技術かも知れないけれど,違った側面からみれば「最適解」に変わることもあるのです。そもそも「都市化」と言うけれど,SUV(と言いますか,かつてのようにクロカン4駆と言いますか)が都市…

Slow again.

畳み掛けたい,という意識か,それとも焦りからか。 チームが表現し始めたはずの要素が抜け落ちてきているな,と感じるところがあります。 ちょっとだけ,第28節の印象に付け加えておこう,と思います。ここでは結構書いている要素でもありますし,タイト…

対山形戦(10−28)。

ダイアゴナル・ランにせよ,オーバーラップにせよ。 「縦」に仕掛けていく,という姿勢が表現されているときは,相手守備ブロックに対して脅威を作り出すことが「実質的に」できている。しかし。ワンタッチであるとしても,リズミカルであるとしても,ボール…

W800。

空冷ヴァーティカル・ツインなカワサキ。 国内市場にはW650,あるいはW400としてカタログに登載されていた車種であります。空冷インライン4を搭載するゼファー・シリーズ(個人的には,“ザッパー”の血統にあるエンジンを搭載する,750が好みであ…

問われるものは。

藤口さんがどのような将来像を描いていたか,アウトサイドは推理するしかないけれど。 いずれにしても,危機感があったのは間違いないところだろう,と感じます。浦和,というフットボール・クラブの基礎構造,拠って立つべき基盤を構築しないと,と。 20…

悪循環に嵌り込むフェイエノールト。

第10節終了時で,獲得した勝ち点は8のみ。 プレミアシップでもリヴァプールが想定外な低空飛行を続けている状態ですが,エールディビジでも心理的な悪循環に嵌り込み,そこからなかなか抜け出せないクラブがあります。今回は,欧州な話を中田さんのコラム…

対磐田戦(10−27A)。

戦術的な徹底度に,結果として屈した。 ちょっとばかり古い話を持ち出すならば2002シーズン,中野田での磐田戦を思い出すところです。このときも,当時10番を背負っていた藤田選手はオフサイドに掛かりながらも,執拗に最終ライン背後のスペースを突く…

GSX−Rにブレンボ。

いままで使っていなかったのが,不思議でもあります。 今回はフットボールを離れまして,ひさびさにバイクな話をサイドリバーさんのニュース記事をもとに,ちょっとだけ書いていこうと思います。 このニュース記事を読んでみますと,ブレンボはGSX−R60…

Wayne to leave.

ワールドカップでの不振も,伏線と言えば伏線でありましょうが。 オールド・トラフォードから主力選手が去る,というときに考えるのは,やはりサー・アレックスとの関係悪化でありましょう。デイビッドのときもそうでしたし,クリスティアーノのときも,ちょ…

勝負は鈴鹿へ(JSB1000)。

トップは奪えていないものの,安定して高ポイントを奪取。 R1をライディングする中須賀選手は,「強さ」を明確に感じさせる戦い方をしています。対して,スタンディング2位に付ける高橋選手(ホンダ勢ではトップ)は,比較的安定感を感じさせる戦いぶりで…

対C大阪戦(10−26)。

距離を詰めるか,引き離されるか。 “Six Pointer”という表現もできますが,大ざっぱに言ってしまえば,ACLへの切符をリーグ戦で奪取できるかどうか,そのための重要なゲームである,と。ゲームそのものを見るならば,課題は残るとは思うけれど,まずはス…

勝ち点6。

1試合で奪取できる勝ち点は,最大でも3。 なのに,勝ち点6という表現はおかしくもあります。 ではありますが,実際に「勝ち点6に相当する試合」などという表現はされますし,英語な表現で“Six Pointer”などと,エル・ゴラッソの古屋さんは書いています。…

モリワキ、コンストラクターズ・チャンプへ。

レース屋,というイメージをお持ちのひともおられましょう。 確かに,日本を代表するレース屋,そのひとつではあります。 ありますが,「フレーム・ビルダー」、もうちょっと大きく言うならば,コンストラクターという側面も見逃せないものです。現行のWS…

対韓国戦(IFM)。

フレンドリーな雰囲気がまったくない,フレンドリーでありますが。 見方を変えれば,チーム・ビルディング初期段階に願ってもないような実戦負荷を掛けられる環境でもあるわけです。ワールドカップ直前のフレンドリーを考えるならば,ゲーム・コントロールを…

対徳島戦(3回戦)。

カップ戦は,結果が最優先項目であります。 もちろん,内容面でも充実していることが最も望ましいのは言うまでもないわけです。でありますが,内容「だけ」はよかったけれど,結果が,というのは最も避けなければならないことでもある。であれば,内容面に大…

CSのことなど。

細かい部分が,試合を分ける要素になってしまう。 どんな競技であっても,多かれ少なかれ“ディテール”が流れを左右するのは確かですが,野球は特に,些細な要素が流れを動かす要素になってしまうな,と感じます。いわゆるレバタラ論でありますが,ライオンズ…