日々雑記

2013型GSX−R(WSB)。

ライダーズで14位,コンストラクターズで最下位。 このポジションからどこまで浮上できるか,どれだけ高い位置を取れるか,が今季の課題でありましょう。 今回はフットボールを離れて,ひさびさにバイク・レーシングな話をスズキ・レーシングのプレス・リ…

ホンダ、2013年モータースポーツ活動概要を発表。

フォーミュラ1を「勉強中」だとか。 2014シーズンから技術規則が変更され,搭載されるエンジンがV型6気筒・1600ccシングルターボになる,そんなタイミングを意識してのことかな,と思います。 市販車ではすでにダウンサイジングがひとつの流れ…

2013シーズン的キットのこと。

2009シーズンのようであり,2005(2008)シーズンのようであり。 そんな印象であります。例年,オフ・シーズンはユニフォームな話を扱っておりますが,今季も浦和からのリリースをもとに,2013シーズン仕様のユニフォームの話を書いていこう…

16年ぶりの戴冠(全日本総合選手権・決勝戦)。

このチームでできるのは,これが最後。 どんなチームであっても,シーズン最後のゲームならばこんな意識を持つだろう,と思います。契約のこともあるし,現役を退く,ということもあるでしょう。けれど,「最後」という言葉の重みが,圧倒的に違う。 今回は…

2013的年始ごあいさつと全日本実業団のことなど。

県庁前のストレートで,総合優勝が決まる。 なんてことにはなりませんでしたが,2位争いは熾烈でしたね。昨季までの優勝争いが,2位争いに移動してきた,と言いますか。100kmを争ってきて,最終的な勝負が県庁へと抜けるストレートで決まるわけですか…

スカイアクティブDでLMP2。

日産ですと,確か欧州日産が出発点です。 ここでは何回か書いている話でありますが,欧州日産がニスモに話を通す形でVKの供給が始まったのだとか。このエンジンは新規開発ですから,まったく同じケースというわけではありませんが,このLMP2プロジェク…

Vリーグと下部組織。

下部組織から,ファースト・チームへ昇格する。 フットボールならば,ごく自然なこととして受け止められるだろう話です。しかしながら,多くの競技では「下部組織」がないケースが圧倒的です。そのことを考えるならば,堺ブレイザーズのケースは大きなインパ…

勘三郎丈のこと。

型破りと言われがちですが。 さて,型破りだったのだろうか,と個人的には思います。型破りの側面も確かにあるかな,とは思いますが,と同時に「原点回帰」の部分もあるかな,と思うのです。であるならば,革命児でもなく型破りだけを指向していたのでもなく…

新国立競技場のことなど。

イメージ・スケッチから読み取れない要素。 実際には,その読み取れない要素が重要だったりするように思います。国立霞ヶ丘がなぜ,陸上競技の国際大会をホストできなくなったのか,その大きな理由が「読み取れない要素」になると思うわけです。であれば,改…

ケーターハムとディエップが提携。

個人的には,フォーミュラよりもスーパー7のイメージですね。 ガレージを持っていない立場としては,なかなか選択肢に入れることのできなかったクルマですが,それでも魅力的だったことは間違いありません。興味を持ち始めた当時は,ケント・ユニットにBD…

レジェンドカップ2012。

当然ながら,公式戦ではありません。 ありませんが,手練れが揃っているのですから,単なるエキシビションにならないのも当然でありましょう。昨季のレジェンドカップもなかなかの接近戦が展開されたようですし(と言いますか,接触が発生して,ぶつけた選手…

クラス2。

やはり地味だったのかな,と思いつつ。 しかしながら,興味深いレーシング・マシンが多かったと思うのですがね。 ちょうど鈴鹿ではWTCC第10戦が始まったタイミングでもありますし,今回もフットボールを離れましてレーシングな話,現行のS2000規…

SGT、DTMと車両規則統一に向けた契約締結。

相互乗り入れが始まると面白くなるかな,とは思いますが。 エンジンについての技術規定が同じではない,という部分がネックになるかも知れませんね。車両規定,よりも技術規則,特に搭載されるエンジンについての技術規定が早い段階で共通化されるようになる…

ヱスビー陸上部廃部へ。

ひとつの時代が終わるのだな,という印象です。 と同時に,「新たな枠組み」の必要性が喫緊の課題になりつつあるのかな,という思いもまた,持ったりします。 今回も,フットボールを離れましてこちらの記事をもとに書いていこう,と思います。 ヱスビー食品…

アールズコートからオリンピック回顧。

フットボール・フリークにとっては,「通過駅」感覚ではないでしょうか。 スタンフォード・ブリッジ競技場へ向かうための,であります。と同時に,テニス好きのひとにとっては,オールイングランド・クラブ(正確に書けばもうちょっと単語を付け加える必要が…

チューブに乗って。

“Mind the gap.”とか“This train terminates here. All change, please.”。 不思議と耳に残ってしまうのではないでしょうか。 ちょっとばかり,お休みをいただきました。 ・・・はひかない,と言いながら,この季節に限ってはひくとされるカゼ。この風邪の治り…

ピカデリー駅に憧れながら。

ユーストンからピカデリー駅へ。 ちょっとした憧れ,でしたね。 この憧れのもととなったのは,拓海さんが書かれていたエッセイです。 イングランドの競技場にフーリガニズムが吹き荒れる前の話,まだまだ各競技場に代名詞となる立ち見席,テラスが設置されて…

カーディフのことなど。

恐らく,祝祭感は当時と同じなのかな,と思うのですが。 それ以上に,当時は臨戦態勢という印象が強かったですね。 なでしこさんがグループリーグ最終戦を戦い,そしてセカンド・ラウンド初戦を戦うミレニアム・スタジアムがある,カーディフの話をちょっと…

AsLMSにJAF−GTの可能性。

面白いかも知れない,とは思うのですが。 LMPクラスに自社製作のシャシーを持ち込んでほしい,というのも確かですね。エンジン・サプライヤーとしての側面には敬意を払いつつも,やはり日産には90年代初期の「忘れ物」を取りに行ってほしい,と思います…

2012ル・マン24時間耐久レース(LMP2版)。

個人的に,好感を持っているカテゴリです。 ル・マン関連のエントリ最終回,LMP2の話を書いていこう,と思います。 まずは,決勝結果から書いていきますと。 今季のLMP2を制したのは,354ラップを走破した,スターワークス・モータースポーツのH…

デルタウィングの2012ル・マン。

不完全燃焼な終わり方,であります。 前面投影面積を徹底的に低減,空力的に詰めた設計であったこと,ブラックを基調とするカラー・スキームであることなどから視認性に問題があった,であるとか,TS030の後方視界に問題があった,とか。確かに,そうい…

2012ル・マン24時間耐久レース(LMP1版)。

確か,数季前だったかと思いますが。 アウディも,自分たちからリズムを崩したことがあります。ライバルの後手を踏んでしまったから,ではあるのですが,その後手はサルテへとマシンを持ち込んだ段階から始まったこと,ではないでしょう。もっと前の段階,新…

第3セッション終了(ル・マン24時間耐久)。

この段階までは,「速さ」のお話しです。 ここから,「強い」のかどうか,が問われることになります。 もちろん,本戦にあっても「速さ」は重要な要素です。けれど,耐久レースは早いだけで乗り切れるわけではありません。レーシング・マシンが持っている強…

リファレンスだった956。

典型的な,80年代のスポーツ・プロトタイプです。 そして,手堅い設計をしているようにも感じられました。たとえば搭載されていたエンジンにしても,部分水冷には踏み切ってはいるものの,ポルシェの代名詞である強制空冷という枠組みから大きく外れている…

アウェイで先手(2012 Stanley Cup Finals)。

ともすれば,スタンレーカップにまで駆け上がっていくかも知れない。 そんなことを,ふと思わせる初戦であります。 ひさびさのエントリでありますが,今回はフットボールを離れまして,アイスホッケーな話をちょっと短めに書いていこう,と思います。 以前の…

指定席はまずロサンジェルスに(NHL 2012Playoffs・#3)。

ここでは,よく「カップ戦を駆け抜ける」なんて書きますが。 まさしく,駆け抜けているな,と感じるチームですね。 今回は,フットボールを離れましてアイスホッケーな話を書いていこう,と思います。今回注目するのは,スタンレーカップへの指定席切符をす…

浦和駒場。

ちょっとばかり,関係のない話をしますが。 駒場のほど近く,R463バイパス沿いに原山プールがあります。その外壁に,不自然な塗装があるのを記憶されている方はおられるでしょうか。「浦和」という表記を消したあと,なのです。駒場にしても,正式名称は…

キャロル・シェルビーさんのことなど。

OHVは,DOHCに対して優位性を持っている。 なかなか,信じられない話かな,とは思います。しかしながら,エンジンそのものも「物理」に支配されるということを念頭に置いて考え直してみると,どうでしょう。 そんなアイディアを実際に形にしたひとが…

本山選手、デルタウイングでル・マンへ。

確か,ガレージ56枠のゼッケンは0のはずですが。 最終的にアナウンスされたラインアップを見ると,このゼッケン0が実際には,ゼッケン23なのではないかな,と思ったりします。もちろん,日産が主導しているプロジェクトではありませんが,このプロジェ…

2度目のカップ・ファイナルへ(NHL 2012Playoffs・#2)。

強豪と呼ばれるチームがある、その反面で。 決してうれしくはない形容詞が付きまとうチーム,というのも存在します。アメリカン・スポーツですと,レギュラー・シーズンの成績がそのまま“Champions”という称号に結び付くわけではありません。好意的な言い方…