基準。

やはり,タヌキでしたね。


 メンバーを入れ替えるだとか,イロイロと言われておりましたが,です。どう違うのさ,でありますな。


 アジアカップといいながら,実質的に「日本代表ハノイ合宿(実戦付き)」,とも考えられるような日程をこなしているわけですから,このパッケージをカンタンに壊すはずもない。【キリンチャレンジカップ2007 〜ALL FOR 2010!〜】日本代表メンバー(対カメルーン代表)についてのリリース(JFAオフィシャル)を見て,そんなことを再確認しました。


 このメンバー,変更点をチェックする方が早いかと。


 DFに関しては,坪井選手と闘莉王選手が入れ替わる形になっていますが,あとはアジアカップのパッケージを完全に維持しています。MFにしても基本的なパッケージはシッカリと維持されている。つまりは,アジアカップのパッケージは「基準」でもある,ということではないかと。


 この「基準」をもとに,どのような攻撃ユニットを組めばどれだけチームとしての機能が高まっていくかをチェックしていくつもりなのだろう,と思うわけです。確かに,アジアカップでは攻撃オプションが少なかったところがありますし,「縦方向」での鋭さを作り出すタイプの選手,あるいはベンチワークによって攻撃リズムを変化させることのできる選手は少なかった。ということを考えれば,追加招集される選手がどのようなタイプの選手か,見える部分があるように思います。


 どういうモディファイ,リセッティングを施してくるのか,ちょっと楽しみでもあります。