カップタイ・ドローと日程詳細。

先が(ある程度)読めるのは良いとして,あんまり読むのがカンタンだとそれはそれで困るような。


 前も「カップタイ・ドロー。」というエントリで,カップ戦の組み合わせは抽選を,という願望を書いているわけですが,天皇杯は4回戦「だけ」ですからね。もうちょっとショー・アップしてくれても良いのに!と思うのですよ。


 4回戦は抽選がありますから,5回戦はそのまま先が分かっても良いでしょう。


 ですけど,5回戦から準々決勝までは結構な時間があるんですよね。「天皇杯をやってるよ!」というアピールをするためにも,例えば往年の名プレイヤーをJFAハウスとかミュージアムにご招待してドロワーになっていただく。抽選をするわけですね。もちろん,共催ということで主催者サイドに名を連ねているNHKさんには,生中継をしていただく。で,当然ですけど準決勝のカードもあらためて抽選して決定する。


 ぜひ,ご検討のほどをひとつ(誰に言ってるんでしょうか!?)。


 ま,それはそれとして。


 天皇杯4回戦以降の日程がリリースされ,初戦の対戦相手が,静岡FCに決定しました(JFA大会情報サイトより)。カップ・ホルダーとして臨む大会であればこそ,ディビジョン2のクラブを退け,“グレート・アップセット”を狙って全力で向かってくるだろう相手に対して,そのチャレンジャーとしての高いモチベーションを真正面から受け止めるようなことがあってはならない,と思っています。


 あとのないカップ戦にあっては,どれだけ早い段階で主導権を掌握するかが最も重要な要素だと思っています。間違っても,相手のゲーム・プランに乗せられ,そのゲーム・プランから抜け出すために相当の時間が必要となる,などということがあってはならない。


 いまのチームならば,初戦での立ち上がりに成功すれば一気に加速態勢へと入ることは不可能ではない,と思っています。何はなくとも初戦で,静岡FCを「順当に」退けること。最も権威あるオープン・トーナメントを制した証であるカップを,国立霞ヶ丘のバルコニーで再び高く掲げるためにも,いつものように相手が嫌がるフットボール(自分たちのフットボール・スタイル)を押し出してほしいな,とちょっと気は早いのですが,思っているわけです。