さて、初戦(高円宮杯2010)。

初戦段階で,マークすべき相手が明確になりましたね。


 同じく,プリンスリーグ1部を主戦場とする,流経大柏開幕節で彼らと対戦し,そのときのファイナル・スコアは3−0ではあるけれど,チームの熟成度は明らかに高まってきていると見るのがフェアでしょう。滝二を相手に,相当な破壊力を見せているわけですから。であれば,直接対決となるグループリーグ第2戦が最も大きな意味を持つ,ということになりそうです。


 さて。高円宮杯の季節であります。


 とは言いながら,開幕節は所用が重なっておりまして。中野田の第2グラウンドへと足を運ぶことはかなわず,モバイルのオフィシャルをチェックしておりました。ということで,ごく短めに。


 第1戦の対戦相手は,清水ユースであります。グループBを俯瞰してみると,クラブ・ユースが2チーム,高校チームが2チームと,実にバランスが取れたグループ構成になっていて,であれば,クラブ・ユースである清水ユースは流経大柏と並んでチェックをしていくべき存在か,と思っていたわけです。
 ただ,速報ページを見るに,その予想は見事に(もちろんいい方向に,でありますが)外れてくれた,と。先制点こそ,清水ユースに奪取されるものの,38分から前半のアディショナル・タイムにかけて連続して得点を奪取,後半立ち上がりの時間帯においても追加点を奪取するなど,攻撃力が存分に表現されたようであります。


 対して,流経大柏も相当な破壊力を滝二相手に見せ付けておりまして,現段階においては浦和ユースと流経大柏がグループ首位を争う勝負権を持っている,と言うべきかな,と思います。それだけに,流経大柏との直接対決である,第2戦が重要な意味を持ってくるように思います。当然,「勝ち点3」を奪取することが、第3戦に向けてより多くの選択肢を手にするためにも,理想的な形です。グループリーグからしっかりとした加速態勢を築き上げるためにも,この流れを手放すことなく第2戦に,と思っています。