Additional Time.

今季,中野田のディスプレイに映されるプロモーション。


 昨季の“サクセス・ストーリー”ではなくて,鍔迫り合い,であります。となると,ナイキさんであります。


 やっぱり,登場してくるのはガンナーズにユナイテッド。ユナイテッドが着用しているのは,UCL初制覇から40年を記念するプリント,そして刺繍が施されたサード・キットですから,ガンナーズがホーム。ということは,競技場はアシュバートン・グローブである,と。


 さて。アシュバートン・グローブに設置されたゲーム・クロックです。そこだけ,不思議とハイブリーの香りを感じたりもするのですが,それはまた別の話。
 映し出されている数字は,90:00ではなくて,90:07から08に変わるあたりでしょう。鍔迫り合いは確かなのですが,アディショナル・タイムでの鍔迫り合い,なのです。そのときにも,時計は動く。


 というところから,こちらの記事につながるわけです。


 現状,アディショナル・タイムはフォースが掲げるボード,そのボードをもとにしたディスプレイ表示によって,ある目安が示されるにとどまっています。3ならば,3分以上4分未満という幅をもって,アディショナル・タイムが示されるわけです。そのアディショナル・タイムを可視化しよう,ということです。


 となると,横浜国際あたりはすごく便利に使えるのではないでしょうか。


 確か,横浜国際のゲーム・クロックは上下2段で使えるはず。レギュラー・タイムをどちらかで表示して,アディショナル・タイムを別のクロックで表示できる,と。国際Aマッチで足を運んだことがないので,確定的なことは言えませんが,恐らくそのような運用をすでにされているのではないか,と思います。


 となると,中野田だったらどうなるか,と想像してみると。


 中野田のディスプレイにも,もうひとつデジタル・タイプの時計(計時装置)を設置できるスペースがあるな,と思っていまして,ここはひとつ,セイコーさんだったりシチズンさん,場合によってはロレックスだったりオメガにご協力いただいて(埼玉スタジアムのスポンサーのみならず,浦和にもご協力いただけるとさらにありがたいですね),もうひとつ付けてもらえるといいな,などと思ってしまうのです。