天気晴朗なれども。


 再びの季節風であります。


 ハーフウェイ・ラインを挟んで10メートル程度は風が緩む時間帯もあるのですが、ディスプレイ上のフラッグは強くはためいたままです。


 この風は、敵か味方か。少なくとも、計算すべき要素であります。


 ・・・などと現地では書きましたが(これ以降,追記です)。


 ブレイクダウンの鋭さ,激しさが勝負を分けた,と言うべきでしょう。


 ゲーム全体はのちほど振り返るとして。
 ワイルドナイツにも,確かにチャンスはありました。
 風下エンドで,ビハインドは6点。
 攻め下ろすことのできるエンドで,勝負をかけられるはず,でした。
 しかし,ボール・コントロールを失ってしまえば,エンドは関係ないとも言えるのです。
 双方の差は本当に微々たるもの。でも,決勝というシビアな舞台だからこそ,その微々たる差は重さを増しもします。


 レギュラー・シーズンでの順位が忠実に反映され,そしてリーグ最終節での印象がどこかに残る,そんなゲームであったかも知れません。