再び、霞ヶ丘へ(高円宮杯2008)。

昨季のように,国立霞ヶ丘のピッチです。


 となれば,狙うは中野田への指定席切符。


 昨季は,「聖地」国立霞ヶ丘の壁を越えることができませんでした。


 狙う高みを陥れるためには,まずは聖地を踏み越えること。そして,再び霞ヶ丘への切符を奪うこと。


 そのタスクを,彼らはしっかりとこなしてくれました。高円宮杯,であります。


 2007シーズンも,同じように西が丘での準々決勝でした。対戦相手は,市立船橋高校。今季と同じく高校チームです。確か,このときのファイナル・スコアは3−1。レギュラー・タイム終了時では1−1のイーブンでした。それだけ,このシーズンの高校チーム,特に千葉県勢は要マークな存在でした。


 今季も,高校チームが準々決勝の対戦相手です。相手は,鹿児島城西高校。Bグループ2位でファースト・ラウンドを勝ち抜いたチームであります。駒場でのグループリーグ最終戦で確認した限りでは,アウトサイドをそれほど多用しない,同時に4バックを採用してはいるものの守備的な安定性を基盤としている,という印象を持ちました。となれば,仕掛けはカウンター・アタックが主体でもある。


 そんな相手を,しっかりゼロに抑え込み,準決勝進出です。


 国立霞ヶ丘での対戦相手は,岡山作陽とのこと。これまた昨季と同じ,高校チームです。昨季を乗り越えるには,ある意味絶好の対戦相手ではないでしょうか。


 準決勝までのインターバル。ちょっと長いようにも感じますが,セカンド・ラウンドを駆け抜けてきた姿勢を崩すことなく,聖地という壁を、準決勝の壁を飛び越えていってほしいと思います。