Released・・・!!

最近では,中野田でお見かけしましたですな。


 もちろん,直接見かけたわけではありませんで。なぜか,中継画面をそのまま映し出している(としか考えられない),LEDディスプレイでお見かけしたのですがね。


 確かに,ちょっと顔付きがスリムにはなった(というか,ウェイト・コントロールを厳命されているのでしょう。)ように感じられましたが,眼光の鋭さは変わっていないと言いますか,その鋭さを増したようにも感じられました。


 でありますれば,入院生活もそれほど長くはないだろうな,と思っておりました。それでも,サッカー日本代表のオシム前監督、リハビリ施設を退院(SANSPO.COM )という記事を実際に目にすると,ホッとします。


 ・・・それにしても,入院生活から「解放」されたとは,相変わらずの名言です。言葉のセンスもすっかり,復活でありますな。こういう名言に触れることができる,ということが,うれしくもあり,驚きでもあります。


 イビツァさんが倒れた,というニュースを耳にし,その後に周辺事情が伝わってくるに従って,「事態の深刻さ」を感じざるを得ませんでした。病気そのものが楽観を許すものではなく,救急要請を含めた初期対応,特に連絡体制などの不手際が状況悪化に拍車を掛けてしまったのではないか,と感じられたのです。


 それだけに,回復の早さに驚かされた,というのが偽らざる実感です。


 さて。イビツァさんでありますが。


 まずは,浦安の自宅にお戻りとか。で,ほかのスポーツ・メディアを見る限りでは,JFAサイドが若年層を対象とした強化組織のGM,あるいは総監督(JRFUで言う,薫田さん(コーチング・ディレクター)のような立場でしょうかね。)をオファーするとかしないとか。あまり無理をしていただきたくはないな,と思う反面で,イビツァさんのアイディアは若年層にこそ触れてほしいものだと思ったりもします。


 少なくとも,フットボールに対する情熱が,イビツァさんにとっての特効薬であり,これからもそうあり続けるだろうことは容易に想像できます。イビツァさんにとって,大事なものはピッチにあるのでしょう。ピッチサイド,と言うわけにはいかないだろうけれど,ピッチの空気を直接感じられるところで,その姿を見ることは,ともすればあり得る話なのかも知れませんね。