秩父宮にカクテルライト。
ちょっとビックリ,ですね。
数日前に「秩父宮のことなど。」なんてエントリを書いて,イングランドで言えばトゥウィッケナム,アイルランドで言えばランズダウン・ロードのように「ラグビー・フットボールの代名詞」的なスタジアムなのですから,せめて照明設備を付けてくださいませ,なんて書いてみたわけですが。
まさか,実際に計画が進行中だとは思いませんでした。
「聖地」が変わる!秩父宮ラグビー場にナイター設備(SANSPO.COM)という記事であります。
となると,どう照明設備を設置するのか,ということですが。
たとえば,秩父宮がマンチェスター・ユナイテッドの本拠地,オールド・トラフォードのようなレイアウトだったならば,照明設備は4ヶ所に立てられた照明塔に設置する形はとらず,スタンドの屋根を巧く照明の固定装置としても利用するという方向性でしょうが,秩父宮には照明設備を設置できるような屋根がなかなかない。
となれば,駒場などのように,照明塔を建てながらそこに照明設備を設置する,というアプローチを採用してくるでしょう。
ならば,JRFUのひとがお越しになっているとも思わないけど,もうひとつご提案。
多くのケースでは,照明塔の先にあるライト・ブラケットは長方形だったり台形状だったり,“スクエア”なものになっています。ですが,駒場は特徴的なデザインを持ったブラケットを採用しています。たまたま,だとは思うのですが,浦和が初期に採用していたクラブ・エンブレムを横方向に90度回転させたようなデザインになっている。
ならば,秩父宮には「楕円球」をイメージさせるようなブラケットを付けてみてもいいのではないか。もちろん,選手たちのプレー環境を確保するためのものですから,明度が確保できないのに凝った形状のブラケットを採用するなんていうのは本末転倒ですが,十分な明るさを確保できるならば,そんなシャレの効いたデザインであってもいいような気もします。