高校ラグビー展望(のようなもの)。

まずは,トーナメント表(高体連ラグビー専門部オフィシャル)をご紹介するところからはじめます。


 さて。タイトルにあえて(のようなもの)と書いたのは,戦後初の5連覇を視野に入れているだろう啓光学園(大阪第1),あるいは強豪校として知られる國學院久我山(東京)や伏見工(京都)のことを書こうというわけではないですよ,というわけでありまして。


 当然,埼玉県代表(しかも地元エリアの高校ともなれば,力の入れようも違うというものですよ!)がどうすれば勝ち上がれるか,という観点から書いていこうというわけですので,バイアスかかりまくりです。


 言ってしまえば,「希望的観測」であります。ご了承のほどを。


 さて,我らが代表の初戦は27日,若狭(福井)戦であります。恐らく,最も難しいのがこの初戦ではないでしょうか。「全国」ということにビビるのではなく,むしろ過酷な部類に入る県予選を勝ち抜いてきた,というプライドを100%相手にぶつけてほしいな,と思うのです。
 至極当然のことを言えば,「高校生」しかいないのだから,とんでもなく実力差があるなどと思わないことです。自分たちがやってきたことに対してしっかりと自信を持ってほしい。後半ロスタイムに堅い相手ディフェンスを崩し,逆転トライに持ち込んだ精神力こそ,全国という舞台で存分に見せ付けてやってほしい最大の武器だとワタシは思っています。ヘタに相手の長所を消そうなどと思わず,徹底的に自分たちのやりたいラグビーを貫いてほしいな,と思うわけです。


 どうやら今年の埼玉県代表はノーマークのようですから,初戦で勢いに乗ることができれば,結構面白い存在になってくれるのではないかな,と(当然,好意的なバイアスがかかりまくっていますけど)思っているわけです。