変わらぬ悪癖。

残念ながら,日曜日は隣町に出掛けられず。


 ゲーム・スタッツ(関東ラグビーフットボール協会)からゲームの様子をうかがうしかないな,と思って見てみました。


 ・・・ガッカリしましたね。自分が実際に秩父宮や熊谷で見たチームの悪癖をいまだに引きずっているようで。ということで,対抗戦初戦のことを手短に。


 対抗戦Aグループにおける強豪校,慶應義塾を相手とする初戦。


 ファイナル・スコアは57−5という完全なる敗戦なのだが,それ以上に問題としたいのが,前半と後半の落差だと思う。前半に限定してのスコアは14−5。つまり,後半において完全なワンサイド・ゲームを許したということになる。前半はしっかりと相手の攻撃に対して応対を続けているのだが,後半になると相手のラッシュに対して十分な対応ができず,大きくボールを展開されるとディフェンス・ラインが破綻していく。過去におけるチームの印象も後半になって大きくチームのクオリティが低下するというものだったが,開幕戦における印象も過去の印象の忠実なブルー・プリントを見ているかのような感じがする。


 次節は,優勝候補最右翼の早稲田大学が相手です。


 前後半を通じて忠実に守備応対をしない限り,アップセットを演じることなど到底不可能。いい形でボールを奪うためにも,できるだけ高い位置でボール・ホルダーに対して激しくアプローチをかけていかないと厳しいゲームになるのではないかと思います。
 守備面での修正がしっかりとできないと,対抗戦Aグループにおいて(最低)5位を確保するという目標が「大それた目標(=実現可能性が限りなくゼロ)」となってしまうように思います。