2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

対川崎戦(06−QF#2)。

「短信」とは表記しておりませんが,短めで。 やっぱり,カップ戦はリーグ戦とは違う独特の恐ろしさがあるな,という感じがします。そして,その恐ろしさを“アウェイゴール・システム”が強調したようにも。 基本的に,「主導権をどれだけ早い時間帯で掌握で…

「最強」とは。

確か,SKシュトルム・グラーツを率いていたときはFIFA技術委員会のメンバー。 2002年では,オジェックさんやベングロシュさんとともに,日本や韓国の各ベニュー,キャンプ地をチェックしながらフットボール・スタイルに関する傾向分析をしていたは…

対マルタ戦(テスト・マッチ)。

話し合いによって確立したはずの戦術的なバインドが,決してチーム全体の共通理解にまで高まっていない。 マルタ戦においてハッキリしたことは,この点に尽きるかと思います。 レギュラーを固定しながら,選手たちの話し合いによってチームを熟成させるとい…

レギュレーション。

今季から,ヤマザキナビスコ・カップは“アウェイゴール・システム”を採用しております。 となると,「3失点」が気になるかも知れません。 しかし,「恐れるに足らず!」だと思いますね。 そもそも,第1戦だけでなく第2戦においても結果を出せれば,そもそ…

対川崎戦(06−QF#1)。

浦和に真正面から勝負を挑んでくるチームは,かなり限定されているような感じがします。 ですが,川崎は昨季もそうでしたが攻撃面を抑え込んでも勝負に徹する,というアプローチはしないような感じがします。 そんな印象を忠実にトレースするかのように,第…

かつての舞台に。

独創的な外観を持つアリアンツ・アレーナが竣工した時点で,ミュンヘン市街地から程近いオリンピアシュタディオン・ミュンヘンの出番はなくなっているわけですけれど。 でもどこかで,あの当時としては革新的なルーフ・デザインを採用した競技場がベニューと…

もうひとつの最適解へ。

確かに,「話し合い」だけに多くを依存しているチーム・ビルディングに疑問を感じないではありません。 であれば,宇都宮徹壱さんのコラム(スポーツナビ)は,素直に読めます。 攻撃面にせよ,守備面にせよ必要最低限の戦術的なバインドをかけることで,も…