1。

今節,獲得した勝ち点です。


 ですが,すごく重みを持った勝ち点1ではないかな,と思います。


 まずは,リーグ・スタンディングに関わる部分で重みを持つ勝ち点1ではないかな,と思います。トップ・ディビジョンにとどまるためには意識していなくてはならない相手,彼らとの差を広げるにあたって,勝ち点3を積み上げられればそれは理想的ではあるけれど,リーグ戦は自力の要素と他力の要素が絡み合っているところに意味があります。彼らが勝ち点を積み上げられなかったことと合わせて,勝ち点差を広げることに成功しています。勝ち点1,であるとしても勝ち点差を勝ち試合1ゲーム分へと広げられた,というのは大きな意味を持つな,と思います。


 そして,もうひとつ。


 ひさびさに,フットボールを戦った実感をチームが持ったのではないかな,と思うのです。前節からのインターバルで,現任指揮官が狙うフットボールが相当程度,ファースト・チームに浸透したのではないかな,と感じます。ポジショニング・バランスであったりリズム・コントロールであったり。あるいは,縦に鋭く仕掛けていくタイミングをどの局面でつかんでいくか,そのきっかけとしての小さなフリーランだったりをどう連動させていくか,であったり。戦術的な話を書こうとしても,戦術的なディテールを指摘するはるか手前の根幹,ファースト・チームが描くべきフットボールとはどのようなものであるべきか,という段階で揺れ続けてしまっていて,戦術的な話をしようにもできる段階ではなかった時期がいささか長すぎた,と感じます。そんな時期をやっと脱したのだな,と実感できたゲームだったように思いますし,その手応えが(ちょっと少ないかな,という思いはあるとしても)勝ち点1ではないかな,と思うのです。


 この勝ち点1,反撃への狼煙となる1になり得るものだろう,と思いますし,そうあらねばならない,と感じます。