短く、重いリリースに寄せて。
フットボールという競技にあって,アクシデントは不可避。
それが実戦環境であろうと,トレーニング・セッションであろうと。
そのように,理解はしています。それはあくまでも,「理」だけを取り出せば,ということ。
個人的な思いを書けば,簡単に割り切れない思いを感じてしまいます。
短いリリース(オフィシャル)だからこそ,その言葉の背景にある事実,その重さを感じてしまうわけです。
2009シーズン,ある意味ではスターターがゼロから,という形でした。指揮官が代わり,志向するフットボールも変わる。となれば,スターターとしてピッチに,という思いも強かったはずだと思います。個人的には,4と梅崎選手,というコンビネーションが,どのようにピッチで表現されるのか,という期待感も少なからずありました。
ですが,ケガが彼を襲ったことで,フォームを取り戻してきたのはシーズン中盤から終盤にかけてのこと。2009シーズンからのフットボールにフルにフィットするのはこれから,という時期だったはずです。
突然,襲った大きなアクシデント。でも,彼のブログからは「意思」を感じます。
必ず,この壁を乗り越えてくるに違いない。フットボーラーとして,このアクシデントをステップ・ボードとして。そう感じさせてくれる,エントリだと思います。