浦項とのTM(短信)。

浦項とのトレーニング・マッチ(オフィシャル)のことなどをちょっと短めで。


 ちょっと注目したいのは,中盤の構成でしょうか。このゲームでも,中盤を5で構成するパターンと,4で構成するパターンを試しています。サカマガさんは,特集記事で4-4-2ボックスを想定した布陣を書いていましたが,現段階では,ボックスを主戦パッケージとするのかどうか,微妙なところではないかな,と思います。


 ごく大ざっぱな言い方をすれば。


 トップとの距離感,という要素がしっかりとクリアできるならば,5もひとつの選択肢ではないかな,と思うし,指揮官はチームとして仕掛けを強めるときのオプション,という要素を視界に収めながら,4と5を同時並行で煮詰めていくつもりではないかな,と推理しています。


 中盤の戦力を効果的に生かし,同時に「縦」へのスピードを持った前線をも生かす。となれば,5もアリだろうし,前半に使ってくるくらいですから,4も想定の範囲内でしょう。


 ともかくも。2008シーズンまでのイメージとは大きく違うフットボールを狙っていることは,間違いないところでしょう。この第2次キャンプで,どこまで戦術的なイメージを煮詰め,オートマティズムを構築できるか。浦項とのTMは悪くない第一歩,なのではないでしょうか。