目指せ!ガンナーズ。

時に堅いことを書きたくなるのか,突然変異的に重いことを書きますが。


 いつも難しいことばかり考えているわけでは決してなく,むしろ考えていない反動が不定期間隔の間欠泉のように噴き出すという感じであります。


 ということで,いつもの路線に戻りますと。


 こちらの記事(日刊スポーツ)にもありますように,「公式戦不敗」というフレーズを結構目にします。このフレーズを見て最初に思い出したのが,ガンナーズだったわけです。


 イングランドで最も安定した成績を残しているフットボール・クラブ。


 恐らく,この評価は妥当なものでしょう。確か2003〜04シーズンだったか,1ゲームも落とすことなくプレミアシップを制覇したのではなかったかと記憶しています。スペクタクルという面では確かにアピールする部分は少ないようにも思うけれど,「安定感」は比類なきものがあります。それは,アーセナルがクラブの伝統として持ち続けてきたものでもあると聞きます。


 リーグ戦を勝ち抜いていくには,破壊力も当然重要な要素ではあるけれど,好不調の波が穏やかであり続けることもまた重要な要素かなと感じます。リザーブの選手やダッグアウトに控えている選手たちがしっかりとチームを支えてくれることで,総合力が問われるリーグ戦の高みが見えてくるのだと思います。


 そんな結果として,ガンナーズにちょっとでも近づけるレコードが残せるならば。


 記録だけに目を向けるのではなく,記録をつくれる条件にまで視野を広げてみる。そんな見方をしておきたいなと思うのです。