Derby Matchを力に。

今回は,ちょっと短めに。


 まだシーズンを振り返るには早いが,少なくとも2005〜06シーズンは加速状態を維持したまま(良いリズムに乗って)ゲームをこなせていたわけではない。むしろ,シーズン半ばにして戦力構成が変わらざるを得ないような事態に見舞われ,基本戦術を含めてチームを再び構築しながら,同時に優勝戦線に踏み止まるべくギリギリの戦いを繰り返してきた,という評価がフェアだと思う。
 トップ・スコアラーである達也が戦線離脱,ということはチームにとって大きなマイナス要素であることなど指摘されるまでもない(日刊スポーツ)。首位を現実的な射程に収められるかも知れない,というタイミングでゲームを落としてしまった時点で,すでに「総力戦」は始まっている,と個人的には感じている。また,首位との対決を単なる1/34以上のゲーム,そして勝ち点6に相当するゲームとするためにも,次節は重要な意味を持つ。


 先ほどの日刊スポーツ,そして埼玉新聞の記事を読む限りでは,各選手のモチベーションは非常に高く保たれているように感じます。確かに,これ以上ない逆風かも知れないけれど,逆風だって推進力になる。また,ダービーマッチはやはり,「特別なもの」。順位表がどうこう,ではなく,単純に「負けられないゲーム」だと思います。メンタル面で良い状態を保ちながら,土曜日に臨んでほしい。そう思います。