対北朝鮮戦(前半終了)。

静かな中にも緊張感があって,“無観客試合”ってのも悪くねェな。


 宇都宮徹壱さんは“ゲネプロ”みたいになってしまうのではないか,と懸念を表明されていたけれど,その懸念は杞憂に終わったようであります。


 ともすれば,「お祭り騒ぎ」のようなスタジアムの雰囲気とは違って,張り詰めた空気の中での「真剣勝負」が見られるのだから,存外無観客でも良いんじゃあないの?と不謹慎なことを思いながら見ておったです。


 中田英,中村を欠いてはいるが,中盤でのパス・ワークは高い連動性があったように思う。ラスト・パスまでの流れは決して悪いものではない。ただ,バランスを崩して攻撃にかかったときにどう北朝鮮をケアするか。カウンターには注意していきたい。
 問題はただ,フィニッシュだけ。とは言え,「堅守」を貫くことも「切符」をつかみ取るためには重要な要素。焦らずに,しっかりとゴールを狙う姿勢を見せ続けてほしい。